暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

古い町

2023年05月22日 | 古民家
 肩も触れ合う路地裏の・・・転がりすり抜け横切って・・・
見上げる細い空を細目で仰げば・・・調子よく響く町の声に・・・
ガラガラと、雑な噂話しと井戸端会議が踊ってる・・・。

時間は止まり・・・儚く歩いて・・・夢見る姿のカタチは変わるけれど・・・
暮らしに漂う人達は・・・歩幅を緩めながら、自然の繰り返しと重なり・・・
古ぼけた時間の残り香を受けながら・・・この先も歩いて行くのだろう・・・。

自分の親の親が生まれた町を想い・・・またその親の親が暮らした町に還って
行く・・・
人の集まりは好き勝手に空回り・・・新しい町は何度も生まれて変わって造られて・・・
大きな街の人が集まる場所も・・・パラパラ日めくりカレンダーは薄くなり・・・
地域で生まれ変わろうと足踏みして見ても・・・一度寂しさを覚えると・・・
記憶で遊ぶ楽しさに震えてしまい・・・作られた町なのか、仕上がった町なのか解らなくなる・・・。
程よい距離感の・・・ひしめき合いが懐かしいと、手ごろな暮らしを求めても・・・
見渡す町に・・・迷路と雑談は見つけられない。


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