暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ゆるい仕組み

2019年10月17日 | 古民家

 便利な世の中・・・・使わなくなったモノ・・・自分には必要で無モノ・・・?

そう思ったモノを・・・比較的簡単に、必要とする人に譲る仕組み作りがあります・・・。

自分は暖簾をくぐった事はありませんが・・・昔は、質屋・・・と言う商売があって・・・

不要なモノを売る・・・と言う感覚では無くて、お金が必要なので自分の持ち物の中から・・・

売れそうなものを質屋に持ち込んで・・・店主と交渉しながら査定してもらい・・・・

品物を預け・・・お金を工面してもらう・・・

あくまでも一時預けて・・・お金を借りうけ・・・一定期間の間に、工面してもらったお金と・・・

少しの手数料をプラスした金額を返して・・・預けておいた品物を返してもらう・・・。

そんなシステムでした・・・。

刀を預けたり・・・着物を預けたり・・・時計やカメラ・・・銘のありそうな焼き物や書など・・・

一定期間で工面してもらったお金を返せないと・・・質流れ・・・と言って、預けた品物は・・・

質屋の店頭に売りに出されたり・・・古着屋さんや骨董屋さんなどに売られてしまったりします・・・。

何となくのイメージで・・・質屋に入るのはバツが悪いように思えますが・・・

〇ルカリに出店されたり・・・〇〇〇オクに出店したりするのに何の違和感も無くて・・・

ゴミになってしまうモノを・・・必要な人に使ってもらえる、再利用の良い取り組みに思えます・・・。

それでも・・・大切なモノを預け・・・一時のお金を借りるのは、良く考えられた仕組みで・・・

ただお金を借りるだけでは無い・・・程よくゆるい社会の仕組みのように思います・・・。

木造一軒家が〇ルカリに出品されていない様に・・・建物の売買を公に向けてするには・・・

免許が必要だったりしますが・・・建築基準法にかかる建物はそれで良いとして・・・

それ以前の建物は適用除外など・・・ハードルを下げられないかな・・・と思います・・・。

空き家があれば・・・家主から譲り受け・・・移築して有効利用する仕組みは以前から行われていました・・・。

情報が多くの人に伝わり・・・その利用がもう少しゆるく行われれば・・・

古民家の活用も進むような気がします・・・。

それでも・・・悪さをする人がいれば、そんな仕組みも台無しになってしまうのですが・・・

古民家の活用などは・・・お金儲け主義にならない、社会公共性のある取り組みであってほしいと想います。

 

 

 

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