暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

かけ違い

2022年08月03日 | 古民家
 黒くて小さな風が頼りなく飛んでいる・・・始めて歩き出す一歩のように空に向かって・・・
ドアの開け閉めも・・・靴の履き方も、毎日がはじめての冒険になり・・・
小さな部屋の・・・お母さんの手から離れて・・・大きな自然との出会いは・・・
小さく生きる世界を、どんなふうに見せてくれているのだろうか・・・。

狭い空の隙間を駆けあがるような暮らしぶりに・・・広い空を舞いあがるような暮らし・・・
移住の問い合わせや、二拠点暮らしの相談・・・
生きる為の仕事を窮屈な箱に入れて・・・偽りの毎日から逃げ出す場所を探してキョロキョロしている・・・。
昔は栄えていた場所の夢を片手に・・・暮らしを残す人はいても・・・
前に進む算段はイマイチで・・・若い世代も腰を上げて違う暮らしを探している・・・。

空き家に限界集落は、温暖化のように・・・しっかりとした足取りで前に進んでいて・・・
知らない間に・・・廻りには、話し相手も持てなくなってしまう・・・。
地域が抱える苦労は目に見えないパズルの様で・・・
かけ違いや・・・勘違い、知った者同士の嫉妬が・・・いつの間にやら完成しない、無地のパズルになってしまう気がします。

コメント
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