暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

リアル

2020年09月13日 | 古民家
 見上げる視線の先に・・・自分の顔ほどもあるだろう、蔵の鬼瓦がぶつかると・・・
年々低くなるその頂に・・・自分の成長を感じながら、他愛もない町の暮らしにほとほと嫌気がさした自分がいて・・・
暮しに迷い・・・仕事に追われて町を後にするのは今でも変わらず・・・
背丈が変わらない年になると・・・また町に舞い戻りたくなる・・・

職人のにない手が年々減り始める代わりに・・・働き方改革と言われながら、地方に人が舞い戻りはしても・・・
もの造りに求めるリアルな関わり合いは・・・そんなに変わりが無く・・・
これからも求められながら・・・増える事は無いもかも知れない・・・。

プラモデルのような住まいが組み立てられ続ければ・・・
伝統の技術は必要なく・・・古民家が見直されることなど無いはずだったのに・・・
建築物の省エネ法として・・・断熱や節電ばかりを大切にするが考え方が重要視されるなら・・・
自然との関り合いはとりあえず置いといて・・・数字だけで解決するようになり・・・
伝統工法と在来工法の関係と良く似ている道のりを・・・また同じように繰り返しているように思う・・・。
良いお手本が、先人から繋がれて来ていても・・・その時間を経験しないと気付かないのが、人なのかも知れません。






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