goo blog サービス終了のお知らせ 

九里 【九里】を探して三千里

姉妹編【九里一族】に出会う旅に出かけよう!http://blog.goo.ne.jp/kunorikunori2
  

新羅三郎源義光の娘は佐々木経方の妻となる。 源国政の娘は佐竹義重の母となる。  

2020-08-31 | 土岐氏

源頼光の弟に「頼信」がいる。
父は源満仲・母は藤原南家の藤原元方か致忠の娘という。

頼信の息に頼義がいる。
その息には源義家をはじめ義綱、義光、親清?、快誉、平正済室、徳姫(平則道=岩城則道(岩城氏の祖)の正室 or 清原成衡(平成衡)=岩城成衡?の正室と諸説ある)がいる。

この義家からは源頼朝などに続いていく系である。
義光からは佐竹氏、小笠原氏などに続いていく系である。

今は、この義光の系に注目する。
佐々木荘下司となった経方の妻に源義光の娘が嫁ぎ、為俊(季定)が生まれ、秀義とつながっていく。
秀義の母は、義家の息である源義親の娘、秀義の外祖母は源義光の娘となる。

つまり、佐々木氏にとっては義家も義光も関係があったという事になる。
その義光から佐竹氏が出る。
義光の長男の義業の息が佐竹昌義である。

昌義ー隆義ー秀義ー義重
義重の母は佐竹義宗と書かれているが、他の説がある。それが、以下で、源国政(山縣先生)の娘という説である。


さらに、前の情報 国政の母は「宇多源氏木村定道の娘」を加えてみる。

佐竹と佐々木氏、佐竹氏と山縣氏、山縣氏と佐々木氏、が繋がるではないか。
緩く、時代も様々ではあるが…関係はあった。

時代順には
①佐々木為俊の母が義光の娘
②国政の母が(佐々木)木村定道の娘
③佐竹義重の母が国政の娘

となる。

とすると、1186年に重義が生まれているのだが、頼政(1104年生まれ)と同時代を生きた国政の娘が母親で年代は合うのだろうか?
ちょっと無理があるのではないだろうか?とも思う。

しかし、関係性としては面白く、東国とのつながりを見ていく際にも佐竹氏がキーマンになるかもしれないと思う。

九里氏に関して言えば、片岡経春が佐竹氏の婿であることから頼朝に嫌がられ、ついには義経派となっていくことから、もしかすると関係があるかもしれないと思う。
この片岡かどうかはわからないのだが「片岡桂嫩」と書き立て法名でよばれているのである。片岡という地名かも知れないが何等かある。

富木常忍(日常)も土岐播磨守とよばれていた文書があったが、そのこともいまだに気になっている。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土岐氏と山縣氏  | トップ | 美濃福島氏(山縣氏の庶家) »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (木方)
2020-09-01 16:09:19
楽しみです。
頼政と頼信がどうも探求系統のようです。
私自信か依存している探求はどうも頼政だったのがやっと分かりました、多分も祖母の方も風の方かな?
で父の探求のキーワードは頼信さんのようでこっちは水かな?源氏で有名なのは頼朝だけどこっち二人のが魅力あるんですよね。義経の周りもこの二人の関係が居るんじゃないかな?と。八幡太郎義家も好きですが、義光にハマっていた時期は一番最初で新羅三郎に惹かれました。で佐竹さんにも大変お世話になっております。頼光は映画観て嫌いになっちゃったんですけどお役目があったろうとも好きになってきてます。
源氏は複雑で分からないと思っていたんですけど、好きな部分を軸にやっと興味が出始めてやところです。
女系で辿ると平直方さんの娘さんで葛原親王に繋がるんですよね。この系統が好みみたいです。父の桓武さんはあまり好きではないので奥様の系統を辿りたいんですよね。多治比長野さんの娘さんとの説なのでやっぱり多治比氏の女系を追っているようです、どうやら。多治比氏ってもっと研究してもらわないといけないんですよね。で赤い古墳とか装飾古墳とか探っています。
奥州藤原氏も遡っていくと接点出てくるのでしょうね。
返信する
義家のお母様 (kunorikunori)
2020-09-03 20:21:23
木方様

源義家、義綱、義光のお母様ですよね。
快誉は違うのかもしれません。
結構怖ろしい兄弟たちですよね。

元木先生が書かれたpdf
頼義と直方娘のなれそめ?も書かれていて、面白いデス。http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/624/624PDF/motoki.pdf
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

土岐氏」カテゴリの最新記事