なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

コペンハーゲンへ(2/2)

2009年10月03日 | 
オリンピック開催都市がリオデジャネイロに決まって、明けた翌日のコペンハーゲンの街は暗く寒い雨。

東京からのご一行は、午後早く立つので午前中は市内観光を。雨なので運河ツアーはあきらめて、国立美術館とローゼンボー離宮へ(写真)。秋の趣です。
 

私は夜まで時間がありますが、雨と寒さで散策はとても無理そう。無人運転の地下鉄で少し郊外のForumという大型ショッピングセンターへ。どこの国に行っても、この手のモールの客層や利用方法や雰囲気は変わらない気がします。
 

さらに時間があるので、そうだ!と映画を見に行ってみることにしました。ドイツでは稀な吹き替えられていない英語の映画が見られるはず。空港で拾った英語タウン誌から探して、その辺の人に映画館の位置を尋ねて行った映画館はふつうのシネコンスタイル。ちょうど時間が合ったのは「The Ugly Truth(邦題:男と女の不都合な真実)」。スラング満載の英語がよく分かりませんが大した内容ではないのでまあよし…


昨日の市役所前広場も撤収が始まっています。風が強く暴風雨の様相。


帰り道はもう一つのこの旅のハイライト。ドイチェバーンのナハトツーク、夜行列車で戻ります。18:53発で12時間後の6:54にデュッセル着。いろいろなタイプの部屋がありますが、2人用の個室寝台で、少し安いチケットがあり99ユーロでした。
  

部屋は鍵や洗面台もありホテルの部屋のよう。ドイツ人のお姉さんと同室になり、2段式の寝台は上段をとりましたが、ゆっくりと横になれます。到着前の指定した時間に起こしてくれて、朝食のルームサービス?もついていました。
 

デュッセルについて降りてみると、隣の車両が出発した時と変わっており「モスクワ→アムステルダム」とありびっくり。車内はロシアムード(!)
確かコペンハーゲンでは、ミュンヘン、バーゼル(スイス)、ケルン・アムステルダム行きの電車がすべて一つだったので、どこかで3分割されるのだとは思っていましたが、違うのが付いてくるとは…さすが欧州大陸。


降りてしばらくは揺れがおさまらず、船酔いのようでしたが、最後まで面白い旅になりました。以前は、ドイツに戻ってくると少しがっかりしていましたが、今は少しほっとする感じがあります。あと半年です。