なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

スロベニア(シュコツァン鍾乳洞)

2010年02月27日 | 
この旅の最大のヤマ場であるシュコツァン鍾乳洞を目指します。
なにしろオフシーズンなので、現地の見学ツアーの時間も、電車の本数も限られており、プランを考え抜いたけれど一日がかり。

リュブリャナから電車に乗り込みます。車窓からの風景。昨日がうそのようなお天気です。


100キロ、1時間半あまりでディヴァチャ駅に到着。シュコツァン鍾乳洞はここから5キロ程度のところにあるようで、徒歩も覚悟していましたが、昨日の聞き込みによればバスがあるとのこと、ダッシュで探して駅前にバスを発見。貸切無料で鍾乳洞まで送り届けてくれました。


ツアーが始まる時間まで、周辺の遊歩道を散策。左写真の陥没している周囲を一周するのですが、雄大な地形に、向こう側に見える小さな村もあって、これだけでも価値があるくらいによくできたルートです。はるか下に見える滝の音が大迫力、この下に鍾乳洞があるのだろうか…
 

いよいよ13時からのツアー開始。お姉さんはスロベニア語、英語で解説をしてくれます。


約5キロのコースを約1時間半のツアーで見学します。洞内は撮影禁止ということで残念ですが、見学に専念。
前半は鍾乳洞の美しい造形が連なるつづく大規模洞を進んでいきます。そして後半、違う洞に入ってからがびっくり、地底に大渓谷が出現します。なんとなくグーニーズを思い出してしまうけれど、それ以上の大迫力。筆舌に尽くしがたく、写真ではわからないのですが、列の最後でこっそり一枚。左手が川で流れの速さがわかるでしょうか。右手のライトが歩道、道中つり橋もあります。この間は急流で声が聞こえないので、解説はこの洞窟に入る前に行われます。


出口です。この洞窟は1986年にユネスコ世界遺産に登録されています。
 

…来てよかった。帰りはバスの運転手さんが待っていてくれて、駅まで送ってくれました。
今日のうちに、次の目的地ポストイナまで移動して、滞在します。電車で30分ほど。


ポストイナはとても小さな街で特にこの時期は閑散としていますが、少し歩くと町外れに大ショッピングモールを発見。


夕食はなぜかピザ。だって町でこの時期ほとんど唯一のレストランがピザメインでおいしそうだったので。イタリアも近いし。


田舎町もよいものです。よく歩いた一日、よく眠れそうです。

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