なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

ライン川下り&ケルン再び

2009年07月31日 | ちょっとおでかけ
さて、友人がデュッセルに来てくれたので、本日は標記のデュッセルから日帰り旅のベストコース?へお出かけ。

以前5月に訪れたコースなので安心、とデュッセル中央駅からライン川下りの始点、リューデスハイムを目指しましたが、さりげなく電車が遅れ、コブレンツでの乗り換えが成らず。コブレンツから先はローカル電車で一時間に一本なので、思わぬコブレンツ散策となりました。

※ドイツではよくあることなので、気を長く持たねばいけません>来訪予定の方。

リューデスハイムからのゴンドラから見た見事なブドウ畑。左手がライン川。


ローレライ。船上ではローレライの歌が流れます。ちなみに船上の放送は、ドイツ語→英語→日本語→中国語の順で流れ、日本人観光客のプレゼンスが伺えます。


サンクト・ゴアールで船を降ります。パン屋さんで、ローレライチョコ発見。うん、似てる(!?)


先ほどとは逆のライン川左岸を電車で走り、再びコブレンツ乗り換え。今度は写真のように後ろの黄色い電車から前の赤い電車へ、スムーズに乗り換え。ケルンへ向かいます。
駅前の大聖堂(世界一便利な世界遺産ではないでしょうか)は今日も大盛況。
 

夜のケルンはまた別の顔。


 

写真では静寂ですが、実は駅前の側の聖堂前は夜も大賑わい。音楽をかけて、頭でくるくる回って踊ってる人たちもいて、そうか、世界遺産の前でヒップポップ?の練習してもいいんだ…でも日本ではないよね、と妙に感心しました。

デュッセルおさらい

2009年07月30日 | デュッセル生活
東京から友人が遊びに来てくれました。
夕方ついてあまり時間はありませんが、デュッセルの街へ。
気づかないうちに失ってしまった、新鮮な視点を思い出させてくれます。なのでちょっとプライマリーな復習を。

そういえば私が住んでいるのはこんな建物です。日本的4階(ドイツでは3階と呼ぶ)で、この写真では一番上の部分ですが、屋上にもう一段あるので最上階ではありません。


反対側から。一番右側の建物になります。大通りから一本入っていて、デパートからもインマーマンどおりからも徒歩3分かかりませんが、閑静です。


デパートやお店が並ぶシャドウ通りを抜けて旧市街へ向かいます。


賑わう旧市街。ユーリゲという醸造所の前は冬でも昼間でも、立ってビール飲んでいる人たちで混雑。


Zum Schiffchenというナポレオンも訪れたという名店?でドイツ料理を。シュバイネハクセ(豚のスネ肉のロースト)です。上手に切り分けるのが駐在員の主要な仕事らしいです。もちろんビールはデュッセルの地ビールアルト。


ライン川沿いに出ると、夏の賑わいでした。


改めてデュッセルを見られて、いつもの景色も違って見えました。

キルメス(移動式遊園地)

2009年07月22日 | デュッセル生活
先週の土曜日、7月18日から26日までの1週間あまり、デュッセルのライン川の河原に、「キルメス」と呼ばれる移動式遊園地が出現!とりあえず見学に行ってみました。

ライン川に出てみると、遊園地が!ふだんはない渡し船も出ています。これに乗って上陸です。


市内のビール醸造所なども出店、そこらじゅうに飲食店が並んでいます。カリーブルストで腹ごしらえ。


乗り物はそれぞれに支払う形式です。観覧車に乗ってみました。計5周位できて満足。乗り物はどれも結構空いていてすぐ乗れます。すごい人出ですが、多くの人は飲んだり、うろうろしたりして楽しんでいるいる様子。


ドイツでこんなに明るいネオンを見るのは初めてです。よくみると通りは人でぎっしり。とても仮設とは思えません。


美しい絵ですが、歩いていると重低音が荒々しく?響き渡り、けっこう疲れます。ドイツ人は遊ぶ時は遊ぶんだなあ、という印象です。

ニュルンベルグへ

2009年07月20日 | 
今日は出張でニュルンベルグへ。ニュルンベルグは南部バイエルン州第2の都市ですが、クリスマスマルクト、ニュルンベルガーソーセージが反射的に思い浮かぶ街です。
車で向かいますが、片道450キロ程度。アウトバーンで時に200キロを出しても工事区間等もあり、4~5時間はかかります。途中ドイツで初の運転に挑戦(同乗してくれた同僚に感謝)、といってもアウトバーンだけ運転してみました。

本日の仕事を片づけて、街へ出てみます。昔の街並みが残った小さい町をイメージしていたら、人口50万の都市だけあって、街には現代的なものも一通りのものがそろうかんじで、とても賑わっています。


その中でも、周囲を城壁に囲まれており(金沢のお堀を思い出します)旧市街には素敵なお店も多く、お買い物しながらお散歩するのに本当によいところ。

市庁舎周辺(左)、中央広場の美しの泉(右)。
 

カイザーブルグというお城は高台になっていて、市内が見下ろせます。


ドイツらしい木組みの家。画家デュラーの家。


そしてもちろん、Bratwurst!小さくて直火で焼かれているもの。ニュルンベルグ在住の知り合いから、それ以外にもSmokedとSour Cooked(サワーにボイルしてある感じ)があると聞き試してみました。ガイドブックには載っていませんが、それぞれに美味しく。





ロマンチックな街並、と聞いて、今まであまり注目していなかったニュルンベルグですが(?)、もしかしてドイツの街は面白いかもしれない、と今更ながら気づいた訪問でした。一泊して、翌日深夜にデュッセルドルフに戻りました。

コブレンツ/マインツ(ライン川ドライブ)

2009年07月19日 | ちょっとおでかけ
友人の車でマインツを目的地にライン川ドライブへ。

コブレンツ。ドイチェスエック(「ドイツの角」)といって、ライン川とモーゼル川の合流点です(川の色がくっきりと分かれています。手前がライン川)。
対岸の丘の上にある要塞にリフトで上ると、雨雲が。雨が近づいてくる前と、通り過ぎた後の2枚です。





さらに上流の街、マインツへ。このマインツからコブレンツ間がいわゆる「ライン川下り」の区間になります。

お目当ての聖シュテファン教会。シャガールの青いステンドグラスがあります。教会内は青く、これまでにない雰囲気があります。
 

マインツ大聖堂。
 

帰りはライン川沿いを走り、ローレライ再び。今日は平和な、大きな岩です。
 

これで8時頃でしょうか。すでに日が暮れるのは徐々に早くなってきていますが、この時期は日が長いので、でかけるのにはとてもよい季節です。

週末ベルリン旅(3/3)

2009年07月12日 | 
本日はなんといっても首都ベルリンの目玉、Bundestag(連邦議会)へ。
ベルリン中央駅のロッカーに荷物を預けようと寄ったのですが、なぜかこの駅にはコインロッカーがほんのちょっとしかなく(理解不能)、あえなく荷物をしょったまま訪問する羽目になりました。

連邦議会。いつも長蛇の列のようです。この日は1時間強の待ち時間でした。


見学できるのは斬新なデザインのガラスドームの部分です。らせん階段をのぼっていきます。上りと下りが交差しない構造なのですが、よく見ると、上りと下りの通路が交互になっていることがわかります。(…福島会津の「さざえ堂」はこのような構造だったのか!とひとり納得。)
 

上るにつれて、ベルリンの観光名所、歴史名所が見えてきます。入口で無料で借りる各国語のオーディオガイド(残念ながら日本語はありませんでしたが、非常にわかりやすい英語でした)は各スポットで自動的に風景にあった解説が流れ、秀逸です。聞きながら周囲を見ていると、ドラマチックなベルリンの歴史や連邦政府の仕組みなども楽しく学べます。

頂上の様子。


ブランデンブルグ門の向こう側に見えるクリーム色の建物は米国大使館(!)です。



おみやげやさんでは、壁、売っています。


ベルリンはよく言われるように、ドイツの他の街とは全く違う雰囲気がありました。ドラマチックな歴史を活かした街の面白さに、そしてモダンでインターナショナルな都会の持つ魅力という違うドイツの一面に、とても惹かれます。また来られますように。

週末ベルリン旅(2/3)

2009年07月11日 | 
本日は一日ベルリンを満喫。

まずはミッテ地区へ。東ベルリンで手つかずだった地区で、今ではベルリンの流行発信地と言われています。ヘーフェ(中庭の意)という、かつて職人がくらしていた建物を活用したおしゃれなショッピングモールがあります。旧住居をアートや店舗として活用している点も、雰囲気も、非常に青山の同潤会に似ているように感じられました。右はへックマン・ヘーフェ内の「アンペルマン」ショップ。
 

アンペルマンとは旧東ベルリンで使われていた歩行者用信号マーク(写真左)。なんともかわいいくて、歩くのがいっそう楽しくなります。西ベルリンに入ると味気ない普通の信号です(写真右)。
 

テレビ塔に上ります。テレビ塔を見ると12年ほど前にベルリンに来た際の記憶が唯一蘇ります(記憶が失われたのではなく、それ以外はすっかり変わったのだと信じたい)。景色は西側。左手手前の緑色のドームはベルリン大聖堂。奥の緑地はティアガルテンです。
 

クーダム周辺でショッピング。デパートKDWはとてもおしゃれで、都会のデパートです。
 

ポツダム広場周辺。ソニーセンターやダイムラー・クライスラービルなど近代的なビルがビルが立ち並ぶその広場には、ベルリンの壁跡が。
 

チェックポイント・チャーリー。かつての国境検問所(レプリカ)。


そして、ブランデンブルグ門。


ちなみにこれで10時20分です。気づけば今日も3万歩。

週末ベルリン旅(1/3)

2009年07月10日 | 
ふと思いついて、週末にベルリンに行ってみることにしました。
金曜の夕方に職場をダッシュで出発、デュッセルドルフからICE(イーツェーエーと読みましょう)という新幹線のような特急に乗って、ベルリンまで4時間半弱です。(飛行機の方が一般的ですが、今回は安い便が見つかりませんでした。)

いつもながら快適なICEの車内。座席の脇にイヤホンを指すと、音楽番組が聴けます(この写真は前回シュツッツガルトに出張した時のもののため、よく見ると座席の柄が違います)。
 

ベルリン中央駅に到着。


宿の最寄り駅、中央駅の隣のフリードリヒシュトラーセ駅を出ると、報道で見たことのある旗が目に飛び込んできました。はためく旗は赤字に鍵十字はご法度のナチスの旗…でもよく見ると真中にあるのは黒いプレッツェル。


こんな旗はけしからんと、警察官が注意勧告をしたりもめていたようですが、これは「プロデューサーズ-春の日のヒットラー-」というヒトラーを扱ったコメディ・ミュージカルの旗です。ヒットラーについて笑っていいものか、という論争がありベルリンでの公演までには紆余曲折があったようですが、蓋を開けてみれば結構好評のようです。

関連記事(SPIEGEL、英語)オフィシャルサイト

花束(der Strauss)

2009年07月04日 | デュッセル生活
マルクト(市場)のお花屋さんなどでは花がとても安くてきれい。誰かの家に行く時が買うチャンス、とチャレンジしてみました。

先週末。雨だったので、紫陽花を3本色違いで選んで花束にしてもらいました。
といってもこちらに梅雨はないので、雨の花、ではないのでしょうけれど。
 

今日はバラ。全部で3ユーロ(これでも大きめなので高い方です)。朝採りたてだそうです。
 

<おまけ>
平べったい桃。
最近、桃類が旬のようでいろいろな種類がでていますが、これは日本であまり見かけない平桃。フランス産でした。1キロ3.9ユーロ=これで2ユーロ。
(こちらはマルクトではもちろん、スーパーでも野菜や果物は量り売りが多いので、好きな量が買えて助かります。)
そのままかじると白桃の味!