なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

バラの月曜日(Rosenmontag)

2009年02月23日 | デュッセル生活
今日はRosenmontag(バラの月曜日)の祝日。カーニバルが最高潮を迎える日です。

まずはケーニヒスアレーに出ているスタンドで、念願のカレーブルスト(Currywurst)を。ソーセージにカレー味のソースがかかった、よく見かけるものですが、これはカレー粉とケチャップがかかった本場ベルリン風。


さて、目玉はパレード。大きな山車や音楽隊が2時間以上にわたり、続いていきます。山車の上からはお菓子がばらまかれ、沿道の人々がひろいます。


Duesseldorf die Japanstadt(日本の町、デュッセルドルフ)という若干不自然な日本風の山車も。


政治的風刺も多くあります。天使のオバマが「Yes, we can」というのはいいとして、それにくっついていく小さなEurope(オイローパと読みましょう)が、「We too」ていったい…(!)

(↑ニュースサイトより)

街中散らかっていますが、明日にはいつもの日々が戻ってきます。

カーニバル

2009年02月22日 | デュッセル生活
現在カーニバル期間中。
カーニバルといえば、ブラジル・リオが思い浮かびますが、ヨーロッパでもメジャーな行事のようです。
カーニバルは、謝肉祭とも呼ばれ、ローマ・カトリック諸国で復活祭に先立つ四旬節直前に行われる民族的なお祭りです。四旬節は断食と苦行が義務になるので、直前に肉を食べて楽しく遊ぼうというもので、行事は時代と地域で異なりますが、起源はゲルマン民族の農耕祭のようです。

ムードが高まってきたのは先週の木曜日。その日はWeiberfastnacht(女のカーニバル)といって女性の無礼講の日、男性のネクタイをハサミで切り、誰にでもキスをしてもよいらしいのですが(本気で)、熱で寝込んでおり無念見逃し。

今日は仕事に行かざるを得ず、外に出ると、すれ違う人がみんな変な仮装をしています。目抜き通りのケーニヒスアレーにつくと、こんなことになっていました。




ショッピングモールへの入り口も厳重に封鎖されています。(職場に入るのも困難!)


なぜ淡々と変な格好でここに集結しているのだろう…!?
でもカーニバルのコスチュームに気合いを入れている人は多いようです。(明日に続く)

今日の買い物

2009年02月17日 | デュッセル生活
近所のスーパー”REWE”にてお買い物。

上左から、
フルーツミックスジュース、ムスリ(シリアル)、
レトルトカップパスタ、チョコ、コーヒーパッド(専用機をもってます)、
エルデベリー(いちご)、パン。

買っているアイテムが東京にいたときとあまり変わらない気もしますが、
同じものをリピート買いせず、いろんなものを試す決意なのです。


ネアンデルタール博物館

2009年02月15日 | ちょっとおでかけ
午前中は職場により、午後からネアンデルタール博物館へ。
そう、あの有名なネアンデルタール人が発見されたのは、デュッセル近郊だったようなのです。

デュッセルドルフ中央駅からS28(RB)で15分ほどで到着(さりげなく遅れていた)。
わずか15分の旅だが、初めて乗るタイプの電車にすっかり旅気分。
市の中心部にはみられない落書きだらけの住宅群、工場、農地、と風景が変わり、さいごは草地、森になって、ネアンデルタール駅に到着。


山道を下ると美術館の横に出た。


中は子供連れを中心に混雑。あまり面白くない展示だが、みんなゆっくりと熱心に見ているのが新鮮。人類の誕生や進化、発展を扱っていて、ネアンデルタールならではの感慨はあまり感じられない。


らせん状にのぼっていく斬新なつくりの館内。


ここは渓谷なので周辺を散策するつもりだったが、外はいつのまにか一面の雪景色に!


おとなしくネアンデルタール駅から帰ることにする。駅も雪化粧。

オーバーカッセル散策

2009年02月14日 | ちょっとおでかけ
起きたら2時半。
遠くに行くのはあきらめて、オーバーカッセル散策へ。
オーバーカッセルはデュッセルドルフ中心部からライン川を挟んで向かい側。
高級住宅街で、日本人学校があるため、多くの日本人駐在員が住む。

市街中心部とオーバーカッセルを結ぶ橋のうち南側のRheinkie橋を上がる。


橋に上ると旧市街の風景が広がる。一本北側のオーバーカッセル橋も見える。


渡りきって、オーバーカッセル側からの市街。


オーバーカッセル橋を歩いて帰るつもりだったが、あまりに寒いので、
Uバーンに乗って戻ることにする。Uバーンといってもここでは地上、橋を渡ってから地下に潜る。

ピカソ・クレー展@東京

2009年02月13日 | その他
友達が知らせてくれたところによれば、
渋谷・Bunkamuraにて開催中の
『ピカソとクレーの生きた時代』は、
デュッセルにあるNRW州立美術館「K20」からの出展のようです。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_k20/index.html

本体の改修工事の期間を利用した開催です。
デュッセルの様子の展示もあるそうなので、よろしければぜひ。3月22日まで。
私もこちらに作品が戻ってきたら、見に行こうと思います。

※デュッセルはNRW(ノルトライン=ヴェストファーレン)州の州都です。

帰り道に

2009年02月11日 | デュッセル生活
残業後の帰り道、少し寄り道をして散策を。

ケーニヒスアレーの北側の公園内の池、Landskrone。
ネオンが反射して静かに美しく、街の中のエアスポットのように思える。


Hof Gartenの中の並木道。左奥に光輝くのは、光るベンチだった。
公園のあちこちにアート作品が点在している。


近くのデパートのウィンドウに大きいマネキンを発見。
確かにこんな感じの人、よくいる。
非現実的なホソいマネキンよりずっと役に立ちそう、と深く納得。

晴れのロンドン

2009年02月04日 | 
ロンドン最終日、隙をぬって念願のロンドン・アイへ!

いつもは混んでいるロンドン・アイも折からの積雪のためか、今日はほぼ待ち時間なし。
15.5ポンドで所要時間30分ほどの旅。

いよいよ乗り込む。近づくととても大きい。定員25名。


半分少しのぼって、北側を望む。視界が非常にクリア。


頂上付近で隣のカプセル。今日はすいていて、各カプセル10名程度でゆったりと乗せている。


少し降りてきて南側を望む。ビッグ・ベンを中心にこれぞロンドンという雰囲気。


おひるはFish&Chips。


帰りはヒースローの新しい第5ターミナルから。
出張の期間一緒だったご一行と別れて一人、デュッセルドルフに戻ります。

雪のロンドン

2009年02月02日 | 
昨日から出張でロンドンへ。
今朝起きてみると、そこは一面の銀世界!

18年ぶりの記録的大雪とのことで、テレビをつければ緊急の用事がない人は外出を控えるように呼びかけられ、学校も休校の様子。交通機関もUndergroundが半分以上止まるなど停止状態。

世界の報道にロンドンが登場する稀な日に、ここでイベントを開催する私たちはついているのか!?

Strand付近。


Savoy Pier付近からテムズ川を眺める。文句なく美しい。




それにしても室内はどこに行っても暖かいドイツと違って、ロンドンはどこにいっても寒かった。二重窓とかドイツでの当たり前なものが、あそこではLuxuryみたいなのよね、とはドイツ人の弁。欧州もいろいろ。