なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

スペイン・マヨルカ島へ(1/2)

2010年02月14日 | 
さて、私の欧州滞在も1月半あまりとなったこの時期、駆け込み訪問客が東京の実家からやってきました。2月のドイツにやってきたものの、暖かいところに行きたい、ということで、週末はスペイン・マヨルカ島で過ごすことにしました。
マヨルカ島は地中海に浮かぶリゾート島。日本ではあまり知られていませんが、ドイツ人の休暇先としては超メジャーで、ドイツ領ではないかと思うほどです。というわけで、ドイツからのフライトも充実、昨日土曜日の夕方の直行便でパルマ・デ・マヨルカに到着。

オフシーズンの今でも、それなりに観光客も見かけるのですが、公共交通の本数などは限られるようです。綿密なプランを立てて、今日の目的地はドラック鍾乳洞です。滞在している最大の街パルマからバスで一時間半ほどです。

車窓から。中央に見える風車みたいなものをよく見かけます。


●ドラック鍾乳洞
見学時間が決まっており、1時間おきに入場ができます。
 

時間になると入り口が開き、ぞろぞろと(主にドイツ人、スペイン人)順に洞内に入ります。特に案内はなく淡々と、一年中20度のよく整備された道を進んで行くのですが…見事!いわゆる鍾乳洞的な美しい造形がこれでもかと広がっています。
洞内はなんと撮影禁止だったため、以下はホームページから。




しばらくいくと、地底湖の前のベンチが並んだ大空間に出ます。座って待っていると…明かりが消え、短いアナウンス(スペイン語、ドイツ語、英語、フランス語)ののち、バイオリン等の音色とともに明かりのともった船が湖の奥から現れます…


不思議なコンサートを満喫。帰りはこの湖の上をちょっと船に乗ってみることもできます。
まるでディズニーランドのように別の世界に迷い込んだような感じがします。
鍾乳洞の美しさを鑑賞することに徹し、音楽と小舟を加えた見せ方は初めて。見事です。

10分ほど歩くと、ポルト・クリストの街。


パルマに戻って市内を散策。カテドラルです。今日は日曜なので中には入れません。
 

夕食は地元料理で。コロッケとヤギのチーズの温サラダ。

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