久世のくらし

42年ぶりのUターン、木の香りと土のぬくもりをお伝えします。

白寿になりました! おめでとうございます!

2022-02-13 13:45:20 | 日記
90歳の母と二人で暮らそう。
部屋の段差をなくして、いずれ車いすになっても、やりたいことはできるようにしよう。
そう思ってリフォームし、みんなが来たときはにぎやかに集まれる家に作り替えた。
その頃の母は、少し認知も進んでいて、
「まあ! やっちもねえ! 畳もねえ。こねぇなことにしてしもうて!」と不満も言われた。

そして、明日手すりがつく、という日に部屋で転倒、左大腿骨骨折、入院・手術。
退院したころには手すりが必要になった。

1年後再び転倒、右大腿骨骨折、入院・手術。
退院した時は両足に超合金のような金属が2本づつ入った丈夫な足になった。(笑)

この時から車いす生活になった。しかし、車いすの運転はかなり上手。どこにでも自走する。
ショートステイでは、いつの間にか一人トイレに行き、頻繁に行方不明になっていたらしい。

その後、3度目の転倒。右大腿骨骨幹部骨折(金属の入っていないところ)
岡山市民病院で96歳にもかかわらず手術をしていただいた。
母が今まで何度も復活してきたことを話すと、その生き方に、主治医は「手術をやりましょう!」と。
先生方に感謝です。

その後、車イズを自由に操り、外には出られないものの、通所とショートステイを利用して、私も仕事を続けている。

そして、コロナ禍の2020年11月、98歳の時、左膝をぶつけて骨折。手術はせず、安静。
面会なし。
翌年3月に退院。こんな状況でも在宅介護を選択。看護師さんは本当に大丈夫ですか?と心配顔。

食事はスベラカーゼでおかずをゼリー状に作り替えて提供する。ハンドブレンダーも買った。
アイソカルゼリーやメイバランスも使って栄養も補給した。

車いすはもう自走式ではなく、介護者任せ、ベッドでは寝返りもできない。エアーマットで、肌に負担がかからないようにしている。
ベッドから車いすへの移乗も、二人でないとできなくなった。
しかし、退院して半年後には普通に私とほぼ同じ食事をしている。
食欲は大したもの。自分で箸もスプーンも上手に使うことができる。通所やショートの食事は毎回完食です!

9年前は、せっかくリフォームしたんだから、ひと月でもこの家で楽しんでねと話したが、早9年を迎えた。
私も9歳おおきゅうなった。ほんものの老々介護になっている。

朗々介護を目標に今日からもう一年、100歳を目指そう!

60年位前、母が作ってくれたお雛様を飾った。





今夜はお誕生会をして、お祝いしましょうね。おかあさん。


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