久世のくらし

42年ぶりのUターン、木の香りと土のぬくもりをお伝えします。

曼珠沙華 秋

2023-09-26 15:21:42 | 日記


9月22日 近くの公園に行ってみた。
川東公園 彼岸花が群生している。
毎年この頃一度は訪れてみる。
咲いているかなあ?


それはちょうどいいタイミングだった。
見頃だった。  見事だった‼️


明日は兄の一周忌を予定している。
こんなに暑い夏だったのに、お彼岸には迷うことなく彼岸花は咲く。
一つひとつの花は芸術品のように美しい。
群れで咲くのも美しい。


少し遅れて まだまだ咲くよー♪

今日は人が少ないけど、明日はたくさんの人が観に来るだろう。


来年もまた観にこさせてね。

一年間の空白

2023-09-10 08:10:19 | 日記


酷暑の夏は過ぎ、秋へと季節は進んでいる。
「今日も 暑いですねー!」 他に言葉が見つからなかった今年の夏。
やっと、一息つけるようになった。

令和4年10月 隣に住む兄が急逝した。71歳だった。
不自由な体になっても、できる限り前へ向いて生きようとしていた。
引っ越してきて7年、老いた母との交流も楽しみだったろう。
学校を卒業して以来ずっと一人暮らしだったから。

何の前触れもなく、一人で逝ってしまった。
母に「100歳 もうすぐやなあ、がんばれー」もなく。
妹の私に「世話になったなあ、ありがとうなあ」の一言もなく。
でもきっと、いっぱい思ってくれていたと信じている。


令和5年2月、母は100歳を迎えることができた❣️
国から表書状と記念品も頂いた。
県知事さんや市長さんからもお祝いのお言葉や記念品も届いた。
市の広報にも載せていただいた。
介護施設の通所スタッフからも写真や色紙やお祝いもしていただいた。
母も戸惑いながら、嬉しそうだった。
介護のためUターンして一緒に暮らし始めて、10年を迎えた。
何度も骨折して入退院をくりかえしながら復活した、母の強さに脱帽です。
さすが、大正生まれは粘り強いですねー。

食事が楽しみで、毎食完食していた母が、5月9日の朝食を飲み込まなかった。
一旦入院したが、口からの食事はできなくなった。点滴のみになった。
在宅での看取りを決めて、訪問看護、訪問医療を始めた。

母自身が延命治療は望まないだろう、胃ろうも経管栄養もしないと決めていた。
でも、母の命を私が決めていいのかと、不安だった。
これでいいんだろうかと、焦りもあった。
一人涙があふれた。
そんな時、友人の一言に救われた。
「食事を取らなくなったのは、お母さんが選んだのよ。死ぬまでに体をキレイにして人生の終わりを迎えようとしているのよ。あなたが悩まなくていいんだから、お母さんが決めたんだから。」と。
本当に楽になった。そうなんだ。なら、わたしにできることで応援しよう。

訪問看護の週三回の点滴・清拭、かかりつけ医の診察、ケアマネの訪問に助けていただき6週間。
1日に何度も痰の吸引、おむつ変え、熱を出すので氷枕の交換、熱と酸素濃度のチェック。
YouTubeを見ながら歌を歌い、見守りながら編み物をし、足をさすり、うたた寝もした。
ずーっと母のそばにいた。
そして、100歳と4ヶ月 母は静かに逝った。
宇宙旅行に旅立った。
遺影の母は優しく微笑んで見守ってくれている。

またいつの日か会いましょう。






岡山の温泉 「小森温泉」

2023-02-20 08:59:41 | 日記
今年の冬はつらい。

毎日毎日曇り空。
「晴れの国おかやま」と言われているのに、ずーとずっと曇りか雨か雪。

今日も天気予報では「晴」だったのに、しかも岡山市内に出かけたのに、どんより曇り。
帰るころになってやっと少し日が差してきたくらい。

冷えた体を、帰り道の「小森温泉」で温めました。
http://komorionsen.web.fc2.com/
横目で見ながら、素通りしていた温泉。
あまりに目立たず、古そうで、ちょっと勇気がいりそうで、入ったことがありませんでした。
「今日は5時まで受付で、1時間入浴できます」と、電話で聞いたので、よし行ってみよう!

確かに古い。
享保17年(1732年)岡山藩主の池田継正が湯治場の経営に着手するまでさかのぼる。
当時は領内唯一の湯治場だったとか。
戦後、地元住民により復興運動がおこり、昭和28~29年に再興された。
池田隆政・厚子夫妻の出席の元、小森温泉は復興された。


夕方行ったので、館内は節電のためか薄暗く、どこに受付があるのか奥へ奥へと進む。
客室がいくつもあり、かつての賑わいの様子が伺えた。

小さな小窓の受付。入浴料610円。
男湯も女湯もそれぞれの階段を下っていく。

川のせせらぎのそばに脱衣場。
湯舟は2個。1つの湯舟に3人は入れるかな?くらいの大きさ。
やや熱いのとぬるめ。
湯と水のカランが3セット。
シャワーはない。
石鹸が備えてある。

先客が一人、地元の方だった。
入り方を教えていただく。
ひととおりシャンプー・体を洗って、湯船につかる。

何とも暖かい!
小さな窓からせせらぎが臨め、気持ちいい風が入ってくる。
あーーーーーっ 素朴な温泉に癒される。
ずーとずーと つかっていたい。

91歳を迎えたという元女将?が「寒くないですか?ストーブつけましょうか?」と声をかけてくれた。
「何でも出されたものは感謝しておいしくいただきます。」と長寿の秘訣を教えてくださった。

そして、ひなびた温泉に別れを告げた。

次はどこに行こうかな?





今年もこだまスイカ獲れました

2022-07-31 15:28:35 | 日記
家庭菜園を初めて10年
小さな菜園だから工夫してたくさん収穫を目指します。

空中スイカも10回目です。
今年も4月23日、198円の苗2本を植えました。


すくすく元気に育ちます。
園芸棒と麻紐で小さなジャングルジムを作りツルを絡ませます。
背丈ほど大きく育つ間に、雌花を見つけて、雄花を優しくキッスして受粉の日のシールを貼ります。
菜園には、蜜蜂も遊びに来ます。
小指ほどの実がいくつもなるけど、成功しないとその実は黒くなって落ちます。
それを繰り返し、今年は5個の実が大きくなりました。





ハンモックに守られて日に日に大きくなりました。

さて、収穫時期は?
受粉して50日とか、成枝のツルヒゲが枯れてからとか、実の縞模様が凸凹になってからとか諸説があります。
私には、スイカちゃんが「もういいよー、食べて食べてー」と声が聞こえる気がします。
スイカ愛です。

そしてこの通り。


ご近所のお世話になった方々に貰われていきました。

もちろん白寿の母や家族もね。

片付けて次の植え付けの準備をしたいのに、小さな実がまだ次々となっているではありませんか?




どうしよーーー!?