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久世のくらし

42年ぶりのUターン、木の香りと土のぬくもりをお伝えします。

1月17日。

2014-01-28 22:32:02 | 日記
1月17日、阪神大震災から19年が経った。

我が家は、前年の12月に家を購入したばかり、子どもたちは小学生だった。
半壊だったが、その後も住む事が出来た。幸いだった。

その後、全国各地で今まで経験したことのない様な災害が起こり、
挙句の果ては、目に見えぬ放射能の災害だ。

今日、阪神高速を走りながら、今地震が起きたらどんな行動をしたらいいのかと
思いながら運転をした。
災害、それは、今かもしれない、明日かもしれない。


1月17日金曜日 午前9時
夫の手術が始まった。4回目の顎の手術だ。

2008年8月、1回目の手術。
左顎歯肉癌 左顎の骨を取り、チタンでつなぐ。
左首に15センチの傷。

抗がん治療は一応勧められたが、してもしなくてもリスクはあると聞き、
信仰を持っている強みで、抗がん治療は受けないと決めた。

その後経過が良かったので、次々と治療を勧めることが出来た。

2度目は、右足のひこつを取って、チタンに替える手術。
3度目は、その骨にインプラントのための土台作り。
そして4度目は、土台に、いよいよ歯を埋め込むための基礎作り。
さらに、おなかの脂肪を取って、ほほに移植手術。
右わき腹に20センチの切腹の痕。

左首には、4回も15センチの傷があることになる。

昨年11月には、ペースメーカーも埋め込んだ。

本人は、ケロリとしていて、「フランケンシュタインや」と笑い飛ばす。
今回も、抜糸の二日目に出勤した。
赤く残る傷痕はマスクをすると全く見えない。
今の時、マスクは全く違和感はない季節だ。

それにしても、弱音を吐かない強さに、びっくりだ。
もしかして、痛みに鈍感なのかと思うくらい。

私は随分助かっている。ありがとう。


そんな、夫を残し、今日2週間ぶりに久世に帰ってきた。


さあ、今度は再び母の介護だ。