年末にイノリンからもらった「甲州地鶏」。骨抜きにして調理しやすくしてあるものだよ、といってもらった。
生まれて初めてだよ。甲州地鶏。
いや地鶏を食するってこと自体が初めてだよ、オイラ。
さて、一番おいしく食べるには・・・
と裏を読めば「しゃぶしゃぶ」と。
ほうほう、しゃぶしゃぶね、これなら、オイラでもできるわい。
と思ったが・・・
家族の足並みがそろわず、面倒くさいことの嫌いな我が家の申2匹。
結局、しゃぶしゃぶから「水炊き」になり。。。
・・・
ま、形はどうであれ、どんなもんだい、ということで、
ポン酢で甲州地鶏を食してみたところ、とっても歯ごたえがあって、
味が濃い。
鶏肉ってもっとぱさぱさしていて、味もあるんだかないんだか・・・
というくらいの淡白なイメージがあったので、余りの違いに驚いた。
で、お肉はかなり食べたのだけれど、お汁やらお野菜が残ったので、
2日目に何か作ろうとなべをそのままにしておいた。
翌日、なべをみて驚いた。
なんと、なべが黄色く固まっているではないか。
ゆうべは水炊きだったのに・・・
そ、地鶏の持つ脂分がなべに染み出て、それが凝固したものだったのだ。
鶏がらスープを取ったかのような、なんとも濃厚なスープがいとも簡単にできていたのである。
さて、この白菜いっぱいのおなべの残り物でどうするか？
と思っていたら、たんぽぽがサラーッと、
「カレー」
ま、白菜だけど長ネギだけど、いいかぁ。。。
で、2日目はチキンカレーになった。
これがまた美味。
ものすごいお出しが効いているので、いつものカレーが数倍にもおいしい。
「ドロッとしたカレーはいやだ」と言ってたダンナも、このときばかりは「おいしい」と。
で、今度は本当に残り少なく、これは捨てるか？という量になったのだけど、
なんかきれいに食わないとイノリンにも申し訳がたたないし、
なによりモッタイナイ。
ということで、3日目に突入。
この日はかすかに残ったカレーにうどんのつゆを足して、いわゆる「カレーうどん」を作った。
そしたら、これがまたミラクルヒット！
「このカレーうどん、最高」と申2匹。
とにかく、元がいいから何をどうアレンジしてもおいしくできるのである。
こんなにおいしい甲州地鶏。
山梨県内では有名なんだけどね。
前にも話したけど、全国区ではまだまだ無名もいいとこ。
どうしても「どげんかせんといかん」っていった宮崎とか名古屋とかにお株を取られているのが、やっぱりかなしい。
山梨にもうまいもんはたくさんあるんだから、
もっともっとたくさんの人に食べてもらうためにはどうしたらいいのか？
と思う。
ただいま学習センターで受付仕事中。
