未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

今後の未知強予定表@浪速格通協力

2006-01-22 23:13:19 | 未知強ニュース
どもども。
しばらく、ニュースという形での投稿はしてなかったんですが、
ここいらで一発投稿でもしようかと。
まぁほかのブログやニュースサイトで皆さん情報ゲットはしてると思うんですが、
一応、未知強情報一まとめってことで投稿させていただきます。
尚、この記事の全情報は浪速の格闘技通信様のご協力を頂いてます。
それでは、



ユライヤ・フェイバーvsイヴァン・メンジヴァー 1月28日 TKO 24 "Eruption"
メルヴィン・マンフーフvsビクトー・べウフォート 2月4日 CR15
ブラッド・ピケットvsロビー・オリバー 2月4日 CR15
トニー・ボネーロvsボビー・ホフマン 2月10日 KOTC Australia
ジョーイ・ヴィラセナーvsジョン・アレッシオ 2月11日 KOTC Anarchy
シーン・サーモンvsTBA 2月17日 KOTC Redemption on the River
ユノラフ・エイネモvs T B A 2月26日 PRIDE31
モハメッド・エル・アウジin FX3トーナメント
マウロ・シメントvsファビオ・ネガオ 3月11日 Showfight 4



こうやって見ると結構いるねぇ。
一発目はフェイバーvsメンジヴァー。
どちらのパワーが勝るか非常に興味深い一戦だが、将来的に日本遠征を望んでいるフェイバーは日本で強烈な印象を残してるメンジヴァーに勝利して、目標に一歩近づきたいところ。
そして、この後に何と3戦も予定を入れてるフェイバーは、この強敵相手に低いダメージでの勝利が要求される。
うーん、メンジヴァー相手にトップをキープし続けられるかがキーポイントかな?


次にCageRageで行われる、二戦。
まずはオリバーvsピケットだが、この一戦はピケットの真価が問われる一戦だと思う。
オリバーは非常に基本に忠実で、冷静かつ効果的な攻めを高い技術で仕掛けてくる選手であり、先日のCRでも勝利を収め、間違いなく地力は強豪クラスの選手。
ピケットがここで負けるようなら、正直これからも一発屋的な存在で終わってしまうが、もしオリバーをKOするような事があれば、
それこそ、一時期囁かれた打倒五味への道が拓けてくると思う。
次にマンフーフvsベウフォートの試合だが、これは未知強ファンならずともヨダレダラダラの黄金カード。
スタンドでは縦の回転が圧倒的でキックで実績のある選手も瞬殺するベウフォートか、
横の高速回転に加えて、強烈な蹴撃を持つマンフーフに如何なる戦術で挑むかが気になる。
もし、ヴィトーがグラップルでの戦いを選択した時、シュライバーにテイクダウン&パスを許したマンフーフがヴィトーのタックルと寝技を前に堪え切れるか?
若干ヴィトー有利と見るが、ハリケーンラッシュが炸裂すれば解らない。


そして遂に再始動するボネーロの対戦相手は何とボビー・ホフマン。
彼の現状を見ていないから解らないが、ヘビー級仕様に仕上がっていれば、
勝てない相手ではないと思う。
とはいえダン・スバーン戦で八百長疑惑をかけられたボネーロは、結果のほかにファンに文句を言わせない内容も求められる為、とても厳しい一戦。
2chの格ヲタを唸らせた超絶ボクテクで、徹底的に痛めつけての勝利がベストか?


その翌日に試合するのは、KOTCのミドル級チャンプのヴィラセニョーラ。
階級は違えど、確かなキャリアと実力を併せ持つジョン・アレッシオを向こうに構える。
実力不足と自分を見つめ、自らに貸した課題で、ヴィラセニョーラがどんな答えを出すか非常に楽しみ。


次に、レスリングエリートのシーン・サーモンだが、未だ相手は決まらず。
二戦目で受けた屈辱を、覆すような内容が求められる。
希望であるUFCのライトヘビー級戦線へ向けて突っ走れるか?


そして遂に登場のエイネモ!!!
北欧の白い大蛇が現在試合が予定されているの未知強の中で最も大きな舞台に立つ。
超速の寝技を観客が体感できるような対戦相手が望まれるが、果たして!?


エル・アウジについては以前書いたので少し割愛。
最近試合映像を見たが、すばらしく鋭い動きをするので、
ジョセ・アルドを下して是非ワールドワイドな舞台に上がってほしい。

そして最後はFighteamのマウロ!
BTTの選手から勝利を収めた前戦に景気よく繋げたいが・・・、
次の対戦相手のファビオ・ネガォンは、デビュー戦でその豪腕で壮絶なKOを演じた危険な相手。
自分も試合は見たが、パンチ力は相当なもの。
サイトー氏とともに、次の舞台へとステップアップできるか?

他にも、期待はしてないが気になる巨体対決なんかもあり、目が離せないな。
また、2chのナンバー読んだよ情報によればノゲイラの懐刀エドソン・ドラゴの年内参戦も内定したとか。
榊原さんもとい、ブッカー様も素晴らしい働きですね。
このブログに載ってるような選手もどんどん参戦してほしいもんだ。
それでは、未知強ニュースはこの辺で・・・バイテュー。

マイケル・ビスピングvsミカ・メーメット

2006-01-22 19:25:27 | 未知強試合レビュー
マイク・ビスピングvsミカ・メーメット
■試合前情報■
みんなが、ご存知ビスピング。
各団体から引っ張りダコにされ現在はTUF説が最有力ですね。
対するミカはフィンランドの選手で6戦3勝3敗、勝ち負け全て完全決着。
デビュー戦でイカ・レイノに秒殺されたり、マテーラと闘って負けたりしてますね。
まぁようは・・・・・・そういうことです!


殺気むんむんのミカ。

ビスピングはCRの頃よりかなりガッチリしてる気がする。
脂肪もついてるんだけど、一種のオーラみたいな物が出てる。


カメラに向かって笑顔のビスピング。この後シャドウも披露。

■試合内容■
まずは前の手でフェイントをかけてくビスピング、ミカは構わず前進で間合いを詰める。
膝で迎撃して、ワンツーを打つビスピングだったが、ミカの前進しながらのぶん回しの左右フックに押されて下がりながらタックルへ。
攻めの体勢だったミカはガッチリ受け止めると、首をクラッチされながら逆に倒してガード上に。
首をギラチンで捕らわれながらも、ボディへいいパウンドを当てながらビスピングを金網に押し込むミカ。
そのままボディへパウンドを当てて、ギロチンが外れると顔面へ一発叩き込む。
ペースを掴まれ、トップをキープされたビスピングだったが、下からクラッチして落ち着いた表情。
ミカは更にケージ際から離れようとするビスピングにコールマンが使うようなネックロックを仕掛けていくが極まらず、パウンドを振り下ろす。
単発のパウンドが不発に終わると、左右のパワフルなパウンドをビスピングに振り落としていくが、数発受けてビスピングはアームバーにキャッチ!


ビスピングは下になっても落ち着いてたね。

とっさにクラッチして難を逃れたミカは、体勢を立て直し単発のパウンドを振り下ろしてくが有効打にはならず。
しかし、ビスピングが三角を仕掛けたときにうまく外してサイドへパス!
ポジションをキープしにいくが、ビスピングはなんとそこから立ち上がってしまう。
クリンチが離れると、ビスピングは左右のスウィングパンチの連打で猛然と前進してミカを打ち倒す!
立ち上がりかけたミカに右フックを叩きつけグロッキーに追い込むと、
意識半ば立ち上がったミカに再び右ストレートから左ミドル、右のフックでミカを金網にワンバウンドさせてダウンを奪う!


金網にワンバン!どんなパンチやねん!!

それでも意識がまだあるミカに、中腰の状態から右の打ち下ろしのパウンドを餅つきのように叩き下ろす(はっきり言ってPRIDEでも止める状態で何発も入ってる)!
何度も顔がバウンドするミカだったが、それでもビスピングの足を蹴って突き放そうとトライする。
これに怒ったビスピングが左拳も加えてパウンドを叩きおろすと、ミカは失神。
タオルが投入されたらしいが、レフェリーストップ後にミカは立てない有様。
戦慄のパウンドでビスピングが勝利。

■試合結果■
○マイケル・ビスピング
(1R 3分1秒 TKO)
●ミカ・メーメット


■感想■
つ・・・強い!
エプステインとかとやってた頃とは訳が違う。
パウンドの威力やスタンド打撃の威力が滅茶苦茶重くなってる。
序盤、テイクダウンを許した場面で、流れに逆らってなかったので、スプロウルしようと思えばできたんでしょうね。
CWSFのストップやブレイクのタイミングはある意味PRIDE以上。
半死人状態でパウンドされてるミカが心配ですた。
ビスピングは胸毛剃れば大人気間違いなし。
リトルトムエリみたいになってる(笑)

ズールジーニョvsラファエル・ドロボウスキー

2006-01-22 17:51:21 | 未知強試合レビュー
★試合前の様子★
元々、ドロボウスキーの対戦相手はウルフスレイヤのヘッドコーチでペザォンの師匠であるマリオ・スカタ・ネートの実弟フレディ・スカタ・ネートだったが、
フレディの怪我で参戦が流れてしまい、急遽ズールジーニョに変更。


試合前のズールジーニョ・・・緊張してる?

ドーギー氏とサポートスタッフの行動力に驚愕します。
ちなみにズールジーニョは来英時にビスピングとスパーリングして極められたそう(ビスピング談)。
ドロボウスキーは英国の無名選手。


この後グローブで注意されてたドロボウスキー。

★試合内容★
1R
互いに間合いをつめるが、ドロボウスキーの右フックで再び距離があく。
更に軽いステップからミドルをヒットさせ、ペース取りに行くドロボウスキーだったが、ワンツーの相打ちで後退。パワー差が見える。
ズールジーニョはそのまま左右のストレートで詰めて両腕をクラッチしドロボウスキーをプッシュするが、振りほどかれてドロボウキーのポカポカと音がしそうなパンチに下を向いてしまう。
それでも前に出てケージ際で右フックをフルスイングするズールジーニョだったが、ドロボウスキーも負けじとショートパンチの連打で押し返し、ケージ際をフットワークで左右に動いていく。
前蹴りを出すドロボウスキーにジャブとするズールジーニョだったが、逆にジャブを食らう。
今度はドロボウスキーのジャブに逆にカウンターを当てて、ワンツーで前進するズールジーニョだったが、
右のカウンターを食らい、その後すぐに来たドロボウスキーの右ストレートで冷静さを失ったか、下をみながら左右のフックを振り回す
ドロボウスキーも負けじとアッパーやフックで打ち合い応じると、前を見てないズールジーニョを首相撲にとらえてボディへバチンと膝をたたき上げ、さらにフックを振る。
ズールジーニョが左右のフックで突き放して、両者再び距離があく。
ズールジーニョはのそのそと距離を詰めて間合いに入るとワンツーで仕掛けるが、ドロボウスキーもワンツーをヒットさせる。
更にドロボウスキーは右フックを投げつけるが、ズールジーニョはブロックからオーバーハンドライトをクリーンヒットさせる。
そして両者大振りフックの応酬となるが、互いに腕が交差するなどスレスレで当たらず、ドロボスキーがまわりこんで再び距離が開く。
先ほどと同じように歩いて距離をつめてワンツーで仕掛けるズールジーニョだったが、ドロボウスキーは右ストレートをカウンターでヒットして、更に前の手のストレートを綺麗に当てる。


ドロボウスキーのパンチは何度もズールジーニョを捕らえていた。

ここでムカついたのか、ズールジーニョはノシノシと歩きながら拳を振り、ドロボウスキーもボディにパンチを叩き込んだとこで両者大振りフックの打ち合いに。
ここで打ち勝ったのがドロボウスキー、ケージ際で右をヒットさせると、反撃に出てきたズールジーニョの出鼻に右ストレートを叩き込み、下を向くズールジーニョにチークエ並のアッパを突き上げる。
しかし、ズールジーニョは左フックでクラッチを振りほどくと返しの右をクリーンヒット!!ドロボウスキーを金網に吹き飛ばし、仕留めにかかるがドロボウスキーのマウスピースが落ちてブレイク。
再開後右ストレートで入ってきたドロボウスキーに右から左のフックを顔面に叩き込み、
それでも下がりながらローを打つドロボスキーの胸元にワンツーを叩き込み、一気にケージ際に追い詰める。
更に、左ジャブで追ってくるズールジーニョに遂に圧を感じ始めたドロボウスキーはケージを廻るように後退を始める。
不用意に入ってきたズールに右ストレートを突き刺し、リング中央に戻ったはいいが、ワンツーで飛び込んだところを左右のフックで迎撃され千鳥足でケージ際に逆戻り。
更にジャブやワンツーで仕掛けていくが、ズールジーニョも慣れてきて打ち終わりをジャブやフックで打ち込んで、すぐにケージ際に追いやる。
その後は、ズールジーニョが追いかけながら、互いにジャブやワンツーを単発で狙うもクリーンヒットがないまま時間だけが過ぎる。
痺れを切らしたドロボウスキーがワンツー裏拳、右ストレートと飛び込むが全然ヒットせず、その後にフックの打ち合いでも両者有効打無し。
更に同じよう突っつき合いの展開になるが、ドロボウスキーが右ストレートから左ミドルを出すとクリーンヒット(パッチーンといい音がする(笑)。
更にパンチで仕掛けたドロボウスキーにズールジーニョが応じて両者、ショートレンジで打ち合いになるが、スタミナとパワーで勝るズールジーニョがフックを叩き込み、ドロボウスキーはあわてて逃げる。
ノーガードでズカズカ歩いて距離を詰めたズールジーニョだったが要所要所でドロボウスキーの右ストレートを食らい、ジャブやフックをヒットはするものの単発で終わり、攻めきれず1R終了。

2R
休憩時は披露の色が濃かったドロボウスキーだったが、再開後はすぐにジャブで仕掛ける、ズールジーニョもジャブを出すが両者ヒットなし。
ドロボウスキーがワンツーで飛び込みアッパー、フックを決めると、後退したズールジーニョに一気にクリンチアッパーとフックで勝負に出るが、右フック一発で戻される。
ズールジーニョが逆にクリンチにくるが、ドロボウスキーはめげずにクリンチアッパーとフックを決め、フックで反撃に出るズールジーニョにさらにアッパーを決めて距離を取る。
両者ジャブのニアミスの後、更にジャブのニアミス。
しかしここで打ち終わった手でズールジーニョがドロボウスキーを捕まえて右フックを叩きつける!
時間を置いて動きがいきなり落ちたドロボウスキーは手打ちのジャブを伸ばす、格好のカウンターの的にズールジーニョは最初のジャブにジャブをあわせ、次のジャブにワンツー、そして更にワンツーをヒット!
ドロボウスキーが立ってるのが不思議なくらいのパンチが計五発も入る。
更に左ストレートで吹き飛ばされたドロボウスキーだったがそれでもサークリングを続け脱出。追うズールジーニョもかなり疲れてそう。
ここでドロボウスキーが機転をきかせてインロー、アウトローを出すがこれが綺麗に入ってズールジーニョの動きが止まる。
ここでパンチで勝負に出たドロボウスキーだったが,もはや立ってるのがやっとだったようでズールジーニョの左右のフックにグロッキーになる。
ここで一気に決めに来たズールの左右のオーバーハンドに魂だけで立ってグラグラになりながらも反撃しようとしたドロボウスキーだったが、首相撲から凄まじいアッパーを食らうと、対戦相手を見失うようにケージ際に歩き始めそこを左右の連打で畳み掛けたズールジーニョについに倒れる。
壮絶な幕切れで試合終了。


最後のラッシュ。

★試合結果★
○ズールジーニョ
(2R2分4秒 KO)
●ハファエル・ドロボウスキー


★感想★
ずーるじーにょのオフィシャルデビュー戦。
見る前からあちらの方から「いい試合だったけど・・・」みたいな雰囲気が出てたので何となくはわかってましたが、レベルが高いとはいえないと思います。
まず良い点を挙げるとすれば、当て勘がいいというところか。
相手が攻勢に出てくるとあわてて相手を見なくなる悪い点があるのですが「あわわわわ」といって振った一撃が不思議とヒットしてました。
パンチ力に関しては実はそれほどないのではと思っています。
あとは、タフネス。
右ストレートを何度もクリーンヒットされてましたが、よく立ってられたなと思いました。
相手が下がりながら萎縮してたって事もあるんですが、打たれ強さは半端じゃねぇなと思いました。
悪い店といえば体格を考えればしゃあないんですが、フットワークがなく、ミルコやアレキなど的を絞ればすぐに試合を決められる選手と戦えばあっというまにやられてしまいそう。
アレキなんかとはパンチ連打に来たアレキにフックをヒットさせるなんていうマグレがありそうですが、ミルコとやったらハイ一撃で沈みそう。
とにかくガードを上げるか相手を見るかしてほしいです。
あくまで個人的な意見を言わせてもらえば・・・・・・ペザォンと交換してきて!

メルヴィン・マンフーフvsマティアス・リッシオ

2006-01-22 16:35:51 | 未知強試合レビュー
★試合前の様子★
リッシオは服を着てると凄い強そうだが、脱ぐとプヨプヨでもう凄く弱そう
来日経験はK-1でvs藤本戦の時に一回、勿論結果はKO負け。


脱ぐとプヨプヨ。

マンフーフはやはり黒い鉄の鎧のような体で、絶対に喧嘩は売りたくない風体だ。


ファイティングポーズをとっただけで威圧感があるマンフーフ。

試合前から「何かの公開処刑か」と思うような見てくれの違いの二人。
果たして試合は?

★試合内容★
開始からお互いキックの間合いから、リッシオが鋭いインロー。
マンフーフもお返しとばかりにズバシィッと重く鋭いインローを返し、すぐに反撃したリッシオのアウトローを軽く流す。
更に、ジャブのフェイントからマンフーフもアウトローにいくが、これはリッシオも軽く流す。
再び間合いに戻った両者、リッシオが右のローをまた打つが、マンフーフは流し、左のインローと右のアウトローでリッシオの足を泳がせる。


マンフーフのローは鋭い。

これに痺れを切らしたリッシオは、ジャブのフェイントでマンフーフを誘うとから左右のフック!
右フックがまともにマンフーフを捕らえて一瞬、マンフーフがバランスを崩す。
マンフーフは落ち着いて離れて体制を立て直すと、ローを打つリッシオに右左のワンツーから左フックを強振!ヒットはないが観客がどよめく。
しかしリッシオも「当たってないよーん」というような挑発からアウトローを叩き込み、マンフーフを
中央に押し返し、反撃の右左のワンツーも完全に見切ってる。
さらにワンツーフックからマンフーフをケージに押し込んで見せるが、膝を叩き込んでケージ際で組みを切ったマンフーフは右左のフックをブォンブォンと振り回す!
左フックに被弾したリッシオはあわてて胴タックルに行くが、腰の強いマンフーフは簡単に切りかえしてガード上を奪取。
ガッチリクロスを取ってたリッシオに凄まじい右パウンドを何度も叩き込み、自ら立ち上がってスタンドを要求。
その割には立ち上がろうとしたリッシオに襲い掛かろうとしてたが(笑)
レフェリーが分けてスタンドから再開。
出会い頭、マンフーフはサウスポーにスイッチしたリッシオにいきなり右ハイキック!
更に右フックから組み付くと、首相撲に抱え変え強烈な膝をボディに突き上げる。
リッシオも負けじとマンフーフをコーナーに押し付けて左右のフックを見舞い、両足を狩りテイクダウンに行くが、
マンフーフはケージを掴んで(反則)それを阻止して、ギロチンの体制に。
そこから首相撲に持ち替えて凄まじい膝を顔面に叩き込むと、リッシオは反撃のフックを振るが、膝のダメージでダウン。
亀になって倒れこむリッシオに凄い左右のパウンドで滅多うちにするマンフーフ。
なんとか仰向けに戻ってからもパウンドを叩き込むが、ここで中断してスタンドを要求。
再開後、足取り覚束ないリッシオだが、すぐにワンツーハイで仕掛ける根性。
さらにマンフーフのフックに合わせてタックルで押し込んでみせるが、ここまで。
マンフーフは首相撲に組み替えると強烈な膝から左右のフックと膝のタイフーンのようなラッシュを展開!!
反撃に来たリッシオのフックを台風が飲み込むかの如く、左右のフックで叩き伏せ。
リッシオはそのままゆっくりと、崩れ落ちるように昏倒。


倒れたリッシオに止めを刺しにいくマンフーフ。


★試合結果★
○メルヴィン・マンフーフ
(1R3分1秒 KO)
●マティアス・リッシオ


★感想★
つ・・・つえぇー。
ていうかカッコイイ、男が憧れる闘い方ですね。
相手のリッシオもスタンド打撃が割とよく、途中マンフーフがちょっぺり効いた攻撃なんかもありましたが、最後のラッシュは圧巻。
HEROsに来ればLYOTOぐらいしか敵はいなそう。
大山さんが戦えば間違いなくポンコツになってしまいそうだ・・・。
ちなみにこの試合後にマンフーフは会場にきてたシウバを挑発。
シウバはそのときサイボーグの控え室にいたのかな?
今度アリスターと闘うそうですが、ギロチンに気をつけてアリスターのカラータイマーがなるまで粘れば十分勝機があると思います。
ただ膝くらってスコーンとかいう展開もありそうなので心配。

ガブリエル・サントスvsマーク・ウィアー

2006-01-22 03:30:43 | 未知強試合レビュー
★試合前の様子★
試合前にキリシタンみたいな事を言うサントス。
腕のタトゥーはよく見ると『決意、粘り、力』。
後にこの人にぴったりなタトゥーだという事がわかる。


素晴らしい肉体のサントス。あこがれるぜ。

対するウィアーは、なんかB級映画のお化けみたい。
善戦マンとして有名。
最近の試合では小路をハイキックで瞬殺。


いやに輝いて見えるアンデウ…じゃなくてウィアー。

★試合内容★
1R
開始早々からカウンタータックルでウィアーを金網に押し込むサントス。
切ろうとするウィアーを驚異的なパワーで崩して金網に磔ると、金網を掴むウィアーをお構い無しに抱え上げてスラム!それでも立ち上がろうとするウィアーを金網に再び押し込み、またまた金網を掴むウィアーを持ち上げてちょいスラム。
それでも立ち上がり差し返そうとするウィアーを今度は完全に持ち上げ横に叩き落す。ウィアーはそれでも立ち上がろうとするが、粘りに断念してギロチンに移行。
体勢がハーフでうまく極まらず、頭を抜いたサントスはははーフからボディへパンチをポコポコ入れ、サイドに移行。
ウィアーがサントスの腕を足でクラッチすると、サントスは上四方へ。
サイドにうつったりしながらパンチをボディへ落としてく。
ウィアーもなんとか立ち上がろうとするが、サントスのレスリング力に潰され長い時間上四方に捕らわれる。
しかし、二度目のトライでなんとか立ち上がりかける。
それでもしつこくタックルに来るサントスにハーフ上を取られるが、なんとかクラッチして完全に立ち上がる。
細かい膝と肘をウィアーが落としたところで1R終了。

2R
すぐに間合いをつめたサントスにハイキックを打つウィアーだったが、当たらず。
しかし、これでプレッシャーを感じたサントスに左右のパンチで一気に前進するウィアー。
この攻めに数発被弾して、思わずかがみこむサントスだったが、そこからタックルに行きウィアーを金網に押し付ける。
サントスが押し付けた状態で膠着するも、サントスが再びタックルに行きなおすと、ウィアーが完全にがぶる。
しかし、サントスは驚異的な上体の力で上体を起こし、再びタックルからテイクダウン。
ハーフ上になったサントスに、下から腕がらみを狙うウィアー。
サントスがディフェンスしてる状態で膠着するが、再び上四方へパスしたサントスは一気に腕十字!
しかし、早く反応したウィアーは、スイープを決めてサイド上!
肘とパウンドで痛めつけるウィアーだったが、サントスもすぐにハーフからクロスガードに戻す。
今度はウィアーが金網に押し込みながら、
ウィアーはサントスのリストコントロールを物ともせずに、パウンドを何度もヒットする


ウィアーの攻めは厳しく効果的。

更に打ち付けの肘からパウンドを打ち込み、金網際から方向転換を図るサントスに。
途中サントスの蹴り上げが思い切りウィアーの顔面を捉えるが、ウィアーがせ上で優勢なまま2R終了。

3R
互いにジャブなどフェイントの掛け合いから絶妙のタイミングでサントスがタックル。
しかし、ウィアーも反応していて、今度はフルでガッチリギロチンに捕らえる。
ここでサントスは下のウィアーを抱え上げてふるい落とし脱出!
ウィアーを金網に押し付け、パスしてハーフガードを奪取。
サントスは細かいパンチを顔面とボディに打ち分けてウィアーに打っていき、中腰になりさらに展開を広げようとしてくが、ここでウィアーが蹴り上げて立ち上がろうとするものの、
再びタックルにいって、脱出を許さず。しかしクロスガードに戻されてしまう。
上のサントスは、結構な時間、下からクラッチするウィアーを上からポカポカと殴りまくるが、迫力がなく観客は沸かず、ブレイク。


ここからの効果的な攻めがなかったサントス。

再開後、すぐに行ったウィアーのワンツーがヒットしてサントスが『シウヴェイラvs桜庭』のようにタックルにいくが、潰されて上を取られる。
サントスがクラッチしたところで試合終了

★試合結果★
○ガブリエル・サントス
(判定3-0)
●マーク・ウィアー


★感想★
この試合を一言で表わすなら・・・。
激塩。
もう中村カズやコールマンなんか目じゃない。
サントスの決め手の無さは世界一といっても過言ではないかもしれません。
パウンドが本当にポスポスといった感じで、ウィアーも負けた気がしなさそうです。
しかし、そのパワーとスタミナと粘り強さといったら、これまた世界一かも(笑)
四点膝のあるルールなら彼は大化けしそうな予感がします。
二度とCageRageには呼ばれそうにないな・・・。
長南の相手にいかがですか佐伯さん!?

ブラッド・ピケットvsクリス・フリーボーン

2006-01-22 02:57:40 | 未知強試合レビュー
★試合前の様子★
事前インタビューでは、お互いにそれなりにお互いあう。
フリーボンはフリークという異名を持つ選手だが、レコードには敗戦が多い。
見た目はなんか戦う骸骨っぽくてきもかわいい


ハンセン以上にヘルボーイってあだ名が似合うねクリス。

ピケットはいつも通りのルックスにonePunchトランクスで試合。


余裕をぶっこくピケット。

★試合内容★
1R
互いに軽い様子見からフリーボーンが低空タックルでピケットを押し込む。
ピケットがギロチンを狙うが、外れて互いに一本差した状態から回転して離れる。
ピケットはすぐにプレッシャーをかけて、ワンツーから一撃左フックをヒットさせ、右のフォローで追い立てるが、左の当たりが浅くフリーボーンはクリンチして突き放し逃れる。
いったん間を置いてピケットは凄まじいバックハンドフィストを見せるが、よく見ていたフリーボーンはタックルから美しくテイクダウン、下のピケットはしっかりガード内にフリーボーンを入れる。
暴れるピケットからリードを取るべく強引に中腰になるフリーボーンだったが、ピケットはフリーボーンの足を掴んで蹴り上げると、立ち上がる。
それでもしつこくタックルに来るフリーボーンを右アッパーの空振りで突き放すと、再びパンチに行くが、
フリーボーンは簡単に両足をすくい上げ叩きつけてテイクダウンして、暴れるピケットからサイドを奪う。
さらにマウントへとトライするが、一度目のトライを阻んだピケットは二度目のトライの隙をついてリバーサル。
フリーボーンも首をキャッチにいくが、ピケットは強引に抜いて右パウンドを叩きつけると、下のフリーボーンを抱え上げて叩きつけながら右パウンド!
打ち終わり一瞬こけて、立たれかけるがそのまま押し倒して下からポコポコパンチするフリーボーンにパウンドを一発食らわせ、
更に先ほどの抱え上げからのパウンドで突き放してスタンドに戻る。
再開後、近づいてくるピケットにフックで仕掛けるフリーボーン。
ブロックしたピケットは、首相撲から飛び膝を打つが、当たらずコケて、立ち上がり際にミドルキックを受ける。
それでもパンチで反撃に行くピケットだったが、フリーボーンは簡単にテイクダウンからサイド、そしてマウントを奪う。
更にゴエスの肩パンチを見舞うフリーボーンだったが、ピケットはここでもリバーサル。
ガードから立ち上がり打ち下ろしのパンチを狙うが、足を掴まれて綺麗に後方に倒される。
フリーボーンは転んだピケットの足を取るとかなり厳しい角度でアキレスを極めるが、すんでの所で逃し、マウントへ移行。
クラッチに来るピケットを左右のパウンドと肘で、マウスピースが飛び出すほどに徹底的にボッコボッコにする。


ピケット最初のピンチ。

さらにハリトーノフマウントに行こうとするが、ここで後ろを向いたピケットにスリーパー!
しかし、焦ったフリーボーンをピケットがリバーサル!
再びガードから立って打ち下ろしを狙うピケットだったが、また足を掴んでこかされてバックを奪われかける、すんでの所でガード上に戻る。
ようやく上からパウンドを狙うピケットだったが、フリーボーンの下からの三角に捕まる。
極まりそうだったが、場所がケージ際と悪く、ピケットは立ち上がって脱出。
スタンドから再開後、不用意に近づいてきたピケットをフリーボーンがテイクダウンしたところで1R終了。

2R
開始早々からテイクダウン&サイドを取られるピケット。
側頭部にキツい肘なんかも貰うが、何とかガードに戻し、下から肘などを狙うピケット。
しかし、フリーボーンはジャンピングフィストを食らわせるなどコントロールし、あれよあれよとパスガードで再びサイド。
更に肘を食らわせてサイドからマウントを奪うも、ピケットが下で暴れてポジションが二転三転してピケットがガード上を奪取。
ピケットは今度は立つことなくパウンドを狙っていったが、フリーボーンは下からポコポコと弱い弱いパンチで苛立たせ、狙いすました三角でガッチリキャッチ。
それでもスラムにいくピケットだったが、フリーボーンは離さず下からのパンチで三角に捕まってるピケットをやたらめった打ちまくる。
恐らく殴られてるから意識が失えず、見る見るうちに血まみれになっていくピケット。それでもタップせずにもがくピケットだったが、公開処刑の様に周辺が血まみれになったところでレェリーが試合をストップ。
これは正しい。


さながらスプラッター映画。南無。

★試合結果★
○クリス・フリーボーン
(2R3分20秒 三角絞めからパウンド乱打でTKO)
●ブラッド・ピケット


★感想★
今回はピケットの敗戦をお伝えしたわけですが、まさに公開処刑。
絶対に食らいたくないフィニッシュで戦慄さえ覚えました。
フリーボーン自体は凄い金魚で、ベネットとやっても秒殺されるでしょうが・・・。
というか何度も同じパターンで捕まっていたし、下からの対処などが今のピケットよりひどかった。
この試合がピケットの転機だったのでしょう。