マイク・ビスピングｖｓジェイコブ・ラブスタッド

マイケル・ビスピングｖｓジェイコブ・ラブスタッド

■試合前情報■
ビスピングの説明は割愛。
体が更に一回りでかくなってる。
首周りが太くなってて脂肪と筋肉がついてる感じで、
ヒョードルのよう。


たくましくなった？

対するジェイコブはチーム・スカンジナビア所属。こちらはかなりひょろりとしてて、北欧に多いタイプかな？
戦績も１０勝２敗と素晴らしいが、金魚のイルマンに１４秒殺されているという悲しい汚点も・・・。

水を飲むジェイコブ・・・おいしい?

ビスピングのメンチきりに笑顔で答えるジェイコブ、ビスピングも笑顔を返して試合前に握手。
目が笑ってない・・・。


空元気か?余裕か?

■試合内容■
互いにリズムを取って、まずローを打ってったジェイコブ。
軽く外したビスピングは、じわじわと間合いを詰めてローキック。
キャッチに来たジェイコブをがぶると、そのままガードに戻そうとするジェイコブを突き放し、中腰から下にいるジェイコブの足を払いのけると、サイドに覆いかぶさって左の鉄槌二発！
さほど力は入ってないように見えるがジェイコブの頭がバウンドする。
慌てて足を元の位置に戻し、ビスピンを中に入れんとする、ジェイコブだが、パワー差は歴然で何度も簡単に足首をつかまれコントロールされてしまう。
なんとかふりほどいたジェイコブは、下からタックルにトライするがあまりにも無謀で左右のフックを叩きつけられると、しがみついた足からひきはがされて、凄まじい右フックを肩口に叩きつけられて転倒。
その返しで空ぶった左フックに場内がどよめく。
ビスピングはさらに鉄槌で追撃するが、ジェイコブが下からしかけようとすると深追いはせずすぐに立つ。
さらに中腰の状態からグラウンドのジェイコブへボクシングのストレートのようにして鉄槌を2連打ヒットさせると、ジェイコブの足関節に素早く反応してまた立ち上がる。
ここまでの攻防でジェイコブの顔は余裕の笑みから血塗れの驚愕に変わってる。
そしてジェイコブが下から上げる足の間に飛び込むようにして左右の凄まじいパウンドを叩き込むと、完全に無防備になったジェイコブにこれまたえげつなくパワフルな左のフックパウンドを何発も叩き込み、完全に戦意を喪失してタップするジェイコブ。
しかし、レフェリーは見えておらず、ビスピングの凄まじい打撃に晒され続けて完全に伸びた所で試合終了。
ビスピングは伸びてるジェイコブに咆哮して勝利をアピール。


ビスピング咆哮

■試合結果■
○マイケル・ビスピング
（１Ｒ１分１０秒　ＴＫＯ）
●ジェイコブ・ラブスタッド

■感想■
この試合を日本のファンが見たら間違いなくイメージする選手はヒョードル。
パウンドが偉いことになってる。
当たるたびに相手の顔がスーパーボウルみたいにバウンドしておっそろしい。
体系もなんかヒョードルっぽい。こりゃあ今ディアバテがＭＭＡで闘ったら、相手にならないな・・・。
そんぐらい手がつけられなくなってる。
スタンドにムラがあるかもしれないけど、こいつのパウンドはマジでやばい。
完全に覚醒しましたな・・・・・。