録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

先行きが怖い

2024-03-30 11:55:23 | Weblog
またしても金(GOLD)が高騰しています。もはやメチャクチャと言っていいくらいに。そのおかげで

客「金があがってるねぇ」
k「そうですね、もう怖いを通り越してきましたよ」
客「自分がここに金を入れたときはもっと安かったねぇ」
k「まぁ先のことは読めないから仕方ないですね」
客「その差額くれ」
k「はい? いや、そんなの無理ですよ」
客「差額で儲けただろ? それを客に還元しろよ」

えー、こんな人が最近チラホラ。冗談で言ているだけにも思えますが、「儲けたろ」止まりならともかく「差額くれ」とまで言う人はみな本気です。もちろん応じられません。そうでなくても取引量が減ってきて利益が出ないのに。昨年度の決算は相当赤字だったのでしばらく法人税ろくに払わなくてもいいくらいになっちゃいましたし。
で、ちょっと困った話。ウチの近所は大手買取専門チェーン店が三軒もあり、それなりにしのぎを削っているようです。そのうちの一軒が最近金や白金の「本日の買い取り値」を公表するようになっていまして、試しに見に行ったら思ったより高いんです。過去の例だとウチみたいな零細個人店より2割は安いのが大手チェーンの常だったんですが、少なくとも公表されている価格だとウチと1割も変わらないくらいです。こりゃ困るなぁ。相手は交通の便のいいところに店を構えているし、そのくらいの差だったらあっちで済ます、の人も出てきそうです。ひょっとしたらなんだかんだ手数料だなんだ理由を付けて多少減らすのかも知れませんが、それでもいい場所に店を借りるテナント料や本部に払うロイヤリティを考えるとあの値段じゃヘタすると足出るんじゃないか、と心配になります。それだけ似た店が集まると競争激しいのか、「看板」にしているのか。正直こっちも商売厳しいので少し金の取り値のパーセンテージを下げて利益率上げようかと思っていたのですが、見送ります。もっともウチのお客さんの一部はわたしの値段の付け方のクセを見抜いていて、裏で端数を「三捨四入」から「五捨六入」に変えただけでも見抜いて怒ってくる人もいるんで、難しいんですが。その一方で白金はそれほど上がらないし、逆にダイヤモンドは一時よりはマシになったものの価格を崩していて、業者さんに「当分はダイヤは抑えた方がいいですよ」と言われたくらいになってますなのに「金が上がってるんだから当然白金やダイヤも上がってるはずだ」と思って持ってこられたお客さんの期待の価格を用意できず、断られるケースも多々・・・。そのたびに「商売ヘタだなぁ、もっとなんとかならなかったのか」と反省はするものの、金・白金・ダイヤで損したくないんですわ。新規のお客さんは価値のあるものではなく、古くてもう使わない電化製品とか釣り道具(なぜか最近多い)だとかお土産屋で売ってる民芸品とか、持て余しているものをあわよくば金(MONEY)に換えて処分しよう、って人ばかりで、お客さんが開口一番「いくらでもいいんだけど」って言ってきたらもうそれだけで断るくらい余裕がありません。一昔前なら1/3くらいは損覚悟でやれたんですが、今は無理。どうやって利益出していいかわからなくて不安になっています。今年いっぱいはまだなんとかなる計算がありますが、正直来年、その決算が出る再来年が来るのが怖いです。もう数年先は見えません。

そういえば、ふと気になったのがここまでGOLDの価格が上がっているのに、一時テレビでよくやっていた「金高騰」の報道を全然見ていません。わたしがたまたま見かけないだけかも知れませんが、減っているのは間違いないと思います。社会的な報道ではもちろんやることが多すぎて余裕はないでしょうが、もう少し砕けた、街の話題、な報道でも連日見るのは「外国人観光客に大人気の〇〇」か「値上げの中のお得に買う方法」ばかり。すでに黄金の国ジパングも金が枯渇していて、高騰しても流通量が減っていて報道にならないってことなんでしょうか。あるいはテーマとして「もっと一般人が金を使いたくなる報道」をしよう、ってところとか。いくら「日経平均株価最高値」だの「賃金アップ過去最高」だの言っていても、それが世間に具体的な景気としてくるのはまだ先・・・くらいに思える日が来るのか、くらいには多くの人に余裕はないのでしょうかねぇ。多分政府は意図的に大多数の国民を貧しくするよう・給料を上げないように全力を尽くし、その成果を上げているし(無能だったら世界的な人件費の高騰・給料アップの流れを日本の労働者だけ受けないようにする、なんて出来ません。ある程度流されます)、インボイスや増税の猛威はこれからだし、先行きはますます暗くなっていくような気がします。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽天、株主優待のpSIM変更にWEBを追加! 最初からじゃないよね

2024-03-23 11:50:20 | モバイル機器
先日楽天の株主優待を申し込んだ際、今回の優待の内容である「楽天モバイル一月30GBを一年間無料」をeSIMからpSIM(SIMカード)に変更するにはWEBサイトから登録したあと改めて株主優待問い合わせ専用電話から電話して変更の届出を必要とする旨を書きました。そして株主関連の書類が届いた当日に電話をしてなんとかつながり、変更を申し込むことができています。しかし、いつの間にかそれがWEB出来るようになってました。えらく扱いは小さいんですが、事前の登録をしたページとは別に優待問い合わせ専用サイトへのリンクが登録ページに張られてあり、そこをクリックして出たページの質問カテゴリに「カード型SIM(pSIM)への変更を希望」という選択肢が出るようになっているではないですか。これ、わたしがやった時はなかったはずなんで、多分通常の何倍も電話が殺到して業務に支障をきたすくらいになっていたんだろうなぁ・・・と思います。それで諦めてもらうのが楽天側の思惑だったんでしょうが、あきらめない人が多かったんでしょうね。それくらいならあくまで小さな扱いでWEB申し込み可能にしてしまえ、と。
入口はWEBで簡単申し込み、その先さらに得をしたり、逆に解約したりするのは電話申し込みのみで繋がらずにあきらめさせる、これは一時日本でスタンダードだったやり方ですが、人的負担が多くなりすぎてもはや使いづらい方法になってきているということなんでしょうね。今年の混乱ぶ、少なくとも来年の株主優待は今年のような通信一年間無料はないでしょうね。今年の当初の予定通り、所有株数に応じて3~6か月のeSIMのみの配布、もしくは楽天モバイル契約からの値引きに使えるキャッシュならぬポイント還元の選択くらいが関の山かと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽天優待申し込み開始! されどハードル高し

2024-03-14 13:30:30 | モバイル機器
弟B「やぁやぁ皆の衆。もう楽天の株主優待の案内は届いたかな? 届いたら例年通りわたくしにくれたまえ」
k「残念だったな、Bちゃん。今年の楽天株主優待は楽天キャッシュなしじゃ。例年とは別のものなので今回はわたしがもらう」
B「だからもらいに来たんじゃないか。楽天モバイル一年間無料利用権をわたしにわたしなさい」
k「ふっふっふ。だからこそわたしがもらって使うのだよ」
B「ふざけんな。オレは某お散歩ゲームのおかげでパケが足りないんだ。アテにしてるんだよ」
k「貴様は有名会社に勤めていていい給料もらってるんだから大容量プランに入ればいいじゃないか」
B「オレはビンボーだ! お前なんか楽天の株買って自分で特典をもらえばいいじゃないか」(ガシッ!)
k「お前こそ投資を楽天証券でやってるくらいなんだから楽天の株を買えばいいじゃないか。むしろ楽天モバイルに入ってポイントを稼ぐべきだ」(ガシッ!)
B「ぐぬぬぬぬ」
k「むぬぬぬぬ」

両者部屋の真ん中で四つに組んでの力比べが延々と続く中、我が母ことマイマザーM登場。

M「お前ら・・・。そもそも株主はわたしだってこと忘れるなよ。今回はkにやる。Bにはやらない」
B「なぜだ~!?」
M「だっておまえ、こういう時しか家に来なくて普段まったくわたしを気にもかけないじゃないか」

そう、弟Bは自動車を我が家の敷地内に停めており、どうせ頻繁に我が家の近くまで来る。にも拘わらず家まで来るのはトイレを借りる時か今回のようにねだる時くらいで親の顔色を窺いにも来ない。ようするに「日頃ノ行ヒガ悪イノ罪」によってわたくしkrmmk3が欲しい特典があるのならわたし優先、という判断が下ったのでありました。
かくして遺産相続の時よりもはるかに醜い骨肉の争いの結果、わたしが楽天モバイルの株主優待の権利を使えることになりました。まぁ同居人でない弟Bは譲ってもらうにしてもちょっと具合が悪い可能性もありますし、わたしの方が後で揉める可能性は低いでしょう。
さて、無事利用権を確保したわたし、ウキウキしながら楽天からの案内が届くのを待っておりました。すでに株主優待の受付サイトは存在しているのですが、そこに入るのは当然株主番号とパスワードが必要。それは3月12日に発送されて随時送られてくるとのこと。なのでそれが届くのは今か今かと一日千秋の思いで待っていたところ、本日3月14日のお昼過ぎ、株主への案内が! さすがに勝手に開くわけにはいかず、母Mに開けてもらい、中の番号とパスワードの書かれた用紙をゲット。蝶が舞うかのごとく用紙をひらひらさせながらPCの前へ飛んでいきます。ただその用紙、ほとんど株主総会のライブ配信のことしか書いてないかの印象を受けるものになってます。よく見ると裏の方にゴチャゴチャした字でちょっとだけ株主優待のことについて書いてあります。
それによると今年の株主優待は"楽天モバイル特別ご優待"のみ。例年だと配当金の代わりの楽天キャッシュや各種サービス利用権があるのですが、今年は楽天モバイル一年間利用無料、ただそれだけです。わたしや弟Bのようなデジタルもの大好きな人種や通信系マニアなら目を輝かせる話ですが、おそらく大半の株主は「要らない」って思うじゃないですかね。今使っている通話通信契約で十分、切り替えて使うのも自分で設定するのも面倒、使い道がないって我が母Mみたいな人の方がどう考えても多数でしょう。要らないからって他のコースを選ぶことも出来ませんから使わない。したがって一見太っ腹な楽天モバイル一年間無料の話ですが、楽天側の金銭的負担を考えたら例年並みかそれ以下、って可能性が高いんです。しかもネットで楽天の株主優待について書き込むのは今年の優待に喜ぶような人種ばかり、結果ネット上では「楽天の株主優待がすごい」の声があふれ、楽天グループや楽天モバイルの宣伝につながる、結果株価が上がった・・・。って計算ずくじゃないですかね。そしてそれにまんまと釣られるわたし。いいです、使えさえすれば。多分来年は株主優待ももとに戻ってモバイル利用権じゃなくなるだろうし、今のうち。

で、株主優待サイトを開きます。申し込みには楽天のIDが必要、すぐに作ることもできますが、ここは昔楽天モバイルを契約していた時に使っていたIDでログインすることにしましょう。これですぐpSIM(物理SIM・SIMカード)に申し込めるかと思いきや、申し込んだあと電話で株主優待専用ダイヤルに申し込む必要がある、ではありませんか。この時点でイヤーな予感。とりあえずかけてはみましたが案の定混んでいて全くつながりません。フリーダイヤルで携帯電話からも電話できますのでこのまま延々と待ってもいいのですが、仕事中なので長時間掛けるわけにもいきませんので適当で切ってしまいました。
うーん、わざわざ電話させる点が、さらに利用可能な人を減らす作戦なんでしょうね。その場合はeSIMのみの発行となりますので、eSIMが使えないスマホしか持っていない人やすでにeSIMで別のが登録されていて書き込むスペースがない、って人が篩にかけられてしまいますから。わたしはeSIMでも使えるモバイルルーターを確保してあるので最悪それでも使えるのですが、できれば予備機のスマホにも時折差し替えて使ったりしたいのでSIMカードの方がありがたいのですよ。
ちなみに申し込みをしなくてもeSIMでいいのなら発行されて楽天から送られてくるみたいです。予め申し込みをすると
・pSIMに申し込める、ただし要電話。それも受付は3月いっぱい
・何もしないより早くeSIMが発行される(QRコードが送られてくるようです)
の二点が有利になります。申し込んだ日にちに関係なく今回の優待は2025年4月30日をもって利用停止となるため、開始日時が早いに越したことはないので、余裕があればeSIM派でも申し込んだ方がいいでしょう。
わたしはもう少しpSIMを目指して電話を掛けるつもりです。直後ならむしろ電話も空いているか、と思ったのですが、ちょっと甘かったかも。

追記:粘った末、電話が通じて申し込みを行うことができました! 何回かかけなおしましたが、通じたときの時間は午後3時半で待ち時間3分くらい。最初の電話は午後1時半に15分くらいかけっぱなしでもつながらなかったので、思ったほど待たされない印象です。株主優待専用回線ですしね。電話する際には株主の名前や連絡先の電話番号に加え、株主番号とWEBでの事前手続きの日にちを聞かれるので、用意しておきましょう。
申し込みはしたものの、あちらの手続きが数日かかり、かつ不備が出る可能性もある、とのことです。申し込んだのが本人じゃないので、そこは仕方ないですね。また、SIMの到着は四月下旬からとのことです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Windows11の目玉機能だったはずのSubsystem for Android終了とAmazonストア大丈夫か? の懸念

2024-03-11 10:40:06 | Weblog
発表があってから少し時間がたったので今更書くのもなんだかと思っていますが、一応一筆しておきましょう。
Windows11発表直後は目玉機能の一つのような扱いだったWindows11でAnrdoidのソフトを動かす機能、Subsystem for Android(以下WSA)がすでに更新を終了、2025年3月をもって利用も出来なくなる、となりました。


理由はいろいろあるでしょう。Google自体がGoogle Play GamesでGoogleのPlayストアが提供するソフトウェアが使えるようになってきた(一部ですが)のに対し、WSAではAmazonの提供するもの(これまた一部のみ)しか使えなかったこと、そもそもPCでAnroidのソフトが動くことに興味を持つことが思った以上に少なかったことなんかもあると思います。
わたしなんかはむしろソシャゲはスマホやタブレットよりPCで遊ぶ派なので本来WSAなんかは使う層なんですが、その立場で言わせてもらうと「WSAは邪魔」だったんです。WSAが入るとCPUの仮想化機能であるHyper-Vが強制的にWSAの方に割り当てられてしまってそれまで使っていたAndroidエミュレーター、わたしの場合愛用しているのはBlueStacksですけど、それが動作しなくなってしまう現象が起きるんですよ。完全にWSAがBlueStacksの代用品になればまだ良かったんですが、そこまで品ぞろえも良くなくてわたしが遊ぶソフトは対象外。それじゃ話にならないのですが、WSAは一度入れてしまうとアンインストールしてもHyper-Vが解放されないのでOSごとバックアップでインストール以前に戻すしかありませんでした。もっと悪いのはWindows11を一からインストールするとき。WSAが使えるようになってからはインストールするWindows11自体にWSAが組み込まれてしまっていてエミュレーターがシングルコアの激遅でしか初期状態でも動作しないため、一からOSを入れるときは11ではなく10を入れてそこでBlueStacksをインストールするなど環境を一通り整備してからアップグレードで11を上書きインストールする手間が必要でした。そういう環境のせいでBluesStacksのエミュレーターの方は開発が止まってしまい、クラウド方式のXを今後の主力としようという空気さえ漂い始めていました。なのでWSAには全く興味がないどころか若干嫌悪さえ持っていたので終了によって強制インストールされなくなることはむしろいいことだと思っています。WindowsPCを使ってAndroidソフトを開発していた人なんかも邪魔に感じていたんじゃないでしょうかね。

まぁそれは良しとしましょう。気になるのはAmazonの動向。WSAでサポートされていたのは基本Amazonのストアアプリだったんですが、ここで気になったのが先日発表されたAmazonコインのサービス終了。ほとんど同時にAmazonアプリストアのマイナス材料が二つも発表されたことにちょっと違和感を覚えます。どうしてもサービス縮小→終了の気配を感じざるを得ません。いろいろ理由は書きましたがAmazonがアプリストアのサービスを縮小・やがて廃止に持っていこうとしているからMicrosoftはWSAを終了したんじゃないか、と考えてしまうのです。わたしはソシャゲの課金は滅多にしないものの、Amazon経由でしかしないし、良く遊んでいるゲームがなぜかAmazonアプリストア版しかBlueStacksで動作しないのでサービス終了されると困るんですけどねぇ。これが素人の浅はかな予想に終わることを切に願います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FS050WはWiFiを切ることでより快適に!

2024-03-06 22:15:40 | モバイル機器
前にモバイルルーター、FS050Wのレビュー記事を書いたときに改善して欲しい点として「USBテザリングの際にWiFiが切れたら良かった」と書いておりました。しかし、これは間違い。実はFS050WはWiFiを切ってUSBテザリングのみで使うことができたのです。ルーター側の設定じゃなくて専用ソフトを立ち上げるかPCのブラウザ(一部動作がとがったものはうまくいかないことがあるのでEdgeがおすすめ)から192.168.100.1からアクセスして行う設定項目からSSIDを無効にすることでWiFiを切り、USBテザリングのみで動作させることが出来ました。検証不足なことを書いてしまって申し訳ありません。
なお、WiFiを切ってしまうと当然スマホの専用ソフトから設定することが出来なくなってしまうので、基本PCのブラウザから設定するのが良いでしょう。

WiFiを切ることでルーター機能はなくなってしまい、モデム化してしまいますが、代わりに消費電力が下がることでFS050Wの発熱が少なくなる効果もあります。なによりバッテリーレスUSBテザリングの動作が安定します。WiFi有効の時はPoweredUSBのコネクタに搭載したときのみバッテリーレスで動作しましたが、WiFiを切ってモデム化するとPoweredUSBではない通常のUSB3.1 Gen1コネクタでもバッテリーレス動作させることが出来ました。USBケーブルは例のXiaomi用急速充電USBケーブルじゃないと起動しないので必ずできる、というほどではないですが、最近のPCならUSB3.1くらいついていると思いますので、バッテリーレスUSBテザリングのハードルは下がったと思います。PC一台でFS050Wを使うときはWiFiを切った方がテストもしやすいし快適でしょう。どうしてもWiFiを使って他機をつなげたい場合はPCにWiFi機能があればWindowsの機能でモバイルホットスポット(テザリング)を使うのも手です。その場合でも通常USB3.1からのバッテリーレス運用で、わたしの環境では落ちることはありませんでした。Windowsのモバイルホットスポットは放っておくとと切れてしまうこともあって安定性も外部への速度も専用ルーターにはかないませんが、バッテリーレスと併用できる、FS050Wの消費電力が下がって安定する、の二点は大きな利点です。

いやー、FS050Wは本当に買ってよかった。スマホテザリングがあればモバイルルーター要らない、モバイルルーターは処分品でいいという人がいます。が、一時間程度ならともかく丸一日と言った長時間運用を安心して行えるのは利点ですし、本当にいいモバイルルーターと処分価格のモバイルルーターを一緒にしないほうがいいですよ、とは言っておきましょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする