録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

予定していたB級映画予想外だったのでスマートウォッチを新しくしてみた OUKITEL BT20

2023-12-27 16:28:32 | モバイル機器
基本クリスマスのころは大好きなB級の怪獣ものや怪物ものの円盤を買ってそれを書く、というのを習慣としていたのですが、予想外のことが起こってしまいました。

それ用として取り寄せたBD「キラーコンドーム」が想定外につまらなかったのです! ネタ的にシモの方にいくんだろうなぁというのはタイトルだけで分かったので油断すればつまらなくない映画になるのは当然ですが、同様にシモのネタを使っておきながら「ブレインダメージ」は面白かったのと、「キラーコンドーム」はあの映画「エイリアン」でエイリアンをデザインしたH.R.ギーガーデザインのモンスターが登場することをウリの一つとしているので、期待しすぎたせいかも知れません。
ところが、ネタがコンドームだけにいくらギーガーと言ってもデザインパターンに限界があるのかクライマックスに出てきたやつも序盤から登場する小型の延長程度で大したことはなく、さほど見る価値を感じませんでした。もっとでかく作ればいいのに・・・。とは思ったのですがギーガーに頼んだ時点で予算がなくなったんでしょうか。この作品、舞台はニューヨークなのにドイツ映画なのでどうもノリがなじまず、オマケにディレクターズカット版のせいか長い。B級はさらっと短めで見るのがいいのにこの手ので2時間は長すぎでした。やはりヘネンロッター監督くらいの実力がないとシモな映画はなかなか面白くならないんだなぁと。

さて困った。いくらわたしでもこれでクリスマスを楽しくするのは自分でも無理があるなと思い、所謂「自分へのご褒美」で全く別のものを買ってみました。今年初めて使ってみたスマートウォッチの2台目です。
中古品でなんとなく使い始めたny17はまぁまぁ良く、通信もメッセージの受信もまず時計でで見てからとする習慣が付き、スマートフォンをポケットから出さないことが多くなってしまいました。ただ、ny17は「アラームが3つしか登録できない」「タイマーがない」「パネルを含めて見た目がイマイチ」という不満点が一応あったので、なんとなく買い替えようかな・・・と前から思っていたのですよ。やはりもうちょっとごつい見た目と存在感のが好みなので。
もちろんだからと言って高価なのを買う気はないです。健康管理とかオマケでいいんですよ。と、言うわけで悩んだ末、選んだのはOUKITELのBT20という時計です。Amazonだとクーポンが付いているのでそこにチェックを入れればそこそこ安くなっていい感じ。



見た目がゴツイのならある程度丈夫さも欲しいもの。軍用規格だの防水防塵規格だの対応を謳っていてもハッタリにしかなってないメーカー製品もありそうですが、OULITEKはタフネススマホも開発販売しているメーカーなので丈夫さに関してはある程度信頼してもいいかな? と思いまして。実際1.96インチのディスプレイに結構な厚みとなかなか存在感があっていい感じ。個人的にはもう少し重い方が存在感があって好みなんですが、スマートウォッチという性質上重みを出すのはよろしくないんでしょう。
予想通りタイマーがある上にアラームの追加も可能でパネルの種類も豊富、もちろん通話もできるのでわたしが欲しい機能は全部あり。ベルトがシリコンなのが残念ですが、穴は結構空いているので夏でもなければ蒸れて汗疹ができる危険性は少ないでしょう。22mmの汎用ベルトなので夏が来たらナイロン素材と交換すれば良さそうです。
わたしはどちらかと言えばバイブレーションによるアラーム目当てでスマートウォッチをつけっぱなしで寝ています。BT20ももちろんバイブレーションが効くのですが、アラームの音を切ることが出来ません。ny17はアラームは振動だけで音を付けることが出来ず、それが逆に良かったので、音を切れないBT20はちょっと残念。目を覚ますのが目的なら音が鳴ってもいいんですがそれ以外はバイブレーションだけしてくれればいいので。
センサーは少なくともny17よりは優秀。ny17は睡眠感知がいい加減で、実際起きた時間の2時間も前に起床したことになっていたんですが、BT20はちゃんとわたしが起きたと覚えている時間まで寝ていたことになっており、まずまず正確です。ny17もそうでしたがBT20も血圧測定機能があります。まぁ圧力も無しで血圧が測れるとは思えず、血圧測定機能があるだけでその時計は信用できない、とか思っている人も多いはず。実際ny17は血圧計と同時測定すると+10くらいになってました。このBT20でも同時測定してみたんですが

血圧計 124/84
BT20 124/74

おお、上が同じだ! だからと言ってBT20の血圧測定が正確で信用できる、とまでは言いませんが、安物のわりにセンサー類は頑張ってるな、と思います。ただ、歩数測定機能においてはちゃんと腕を振らないと取りこぼしが多い印象。これはny17も同じでしたけどね。ズボンのポケットに突っ込んであるスマートフォンV30Tの測定機能とBT20で同時かつ自分でも歩数を数えながら計測してみたところ、手を振って歩いた場合は取り逃しはほとんどありませんでしたが、手を振らないと2割くらい少なくカウントされてました。まぁしょうがないし、V30Tの内蔵の方が信頼できるのでそちらで数えればいいです。
それ以外に今やお約束の心拍数と血中酸素の値も出ます。が、なぜか表面温度のセンサーがBT20には搭載されていないのか、体温の計測結果を収集することはできないみたいです。まぁ皮膚の表面温度と体温はイコールになりませんから表面温度を持って体温と考えられると困る、ということなんでしょうか。それでも残念な点その2ではあります。
バッテリーの持ちはさすがです。家に届いたときの充電容量は60%とありましたが、それから20%まで下がって充電が必要だと思うまでちょうど1週間かかりました。充電して80%に充電率になるまで1時間少々で、十分優秀だと思います。わたしは充電回数は少ないに越したことはないと考える人間なので、腕時計くらいで毎日充電とかとても耐えられないです。

機能面ではあくまで安物なり。SIMを搭載することは出来ませんし、GPSもついてません、なんとかpay決済の機能もありません。ですが、何万円も出してそれらの機能を持った腕時計を買う必要をわたしは感じません。そんな万単位のお金を使うのなら機械式のいい腕時計を買うか、新しいスマートフォンや8インチタブレットを買って複数台活用をした方が満足いくと思います。しょせんデジタルウォッチなんだから1万円以下でそこそこの機能と満足度の高い見た目をしたやつを買い、気が向いたら買い替え。わたしはそんな使い方が自己満足度が高くて幸せですね。BT20は現状、その条件を十分満たす腕時計でした。

追記:
充電ケーブルを追加する場合、本機の端子は2.8mm~2.84mmタイプを使うことになりますが、適当な2.84mmケーブルを購入すると充電出来ませんでした。どうも極性が逆らしいです。自分でケーブルを分解して直せる人以外は逆極の異なる二本組のものをおすすめします。以下のもので少なくとも片方は使えました。もちろん片方は無駄になってしまいますが、確実を求めるならこちらをお使いください。

 
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