Q10の「はにかみMAX!」は、『セクシーボイスアンドロボ』のMAXロボと繋がってる?そうか、ロボット繋がりか…
今夜の『Q10』は僕のツボにはまったようで、途中から涙が出っぱなしの状態になっていた。病院で山本さんがうつ伏せで倒れこんだシーンからだったろうか、それを見た久保くんがクールさを失っていくところがせつなかった。影山くんと河合さんは、ラストである結論を出したが、ドラマということを抜きにして、「それでいいのか」と心配してしまった。
前回中尾くんがQ10を手に入れようとしたのを咎めた富士野さんは、今回は平太に対しQ10を思い通りにできるというものを渡していた。だが平太は、試しに1枚使ったきりで、残りを富士野さんに返してしまった。人は誰かのことを、自分の思い通りになるから好きになるのではない。富士野さんは、自分が期待していたように平太が行動しなかったことに苛立っていた。
藤丘くんが学校を去って行った後、3年B組のみんなが彼のアパートの下で『さらば恋人』を合唱する。そのシーンが第1回の「助けて下さい」に繋がっていくところが良かったな。藤丘くんがクラスからいなくなって穴があいてしまっても、彼はそこにいる。みんなの心の中に彼はいる。彼の困窮を直接助けることはできないけど、助けに来てくれる人はいる。警察に頭を下げ、クラスのみんなに温かい飲み物を渡す校長先生の言葉と行動に、今回もぐっときた。「常識破らなきゃ伝わらないこともあるんだから。やらなかったほうが良かったか?」という言葉が僕の心をじんわりと包んだ。
平太がQ10をこれほど好きになるのが不自然という言葉もWEBを見ていると引っかかるが、恋ってそんなものなんじゃないかな。まあ、そのスイッチをオフにしている僕が言うのもなんだが… ラストの「涙」をめぐる二人の会話でとどめを刺された。
次回の予告はなかったが、同じ年の河野プロデューサーや出演者・スタッフの皆さんがこのキラキラした物語を僕らに送ろうと頑張っているそのことにありがとうを送り、そして、次回を楽しみにしている。