8月末から関わってきたイベントが昨日開催された。
それは、長い船旅の終わりのように、いつか必ずやってくる日だった。
その日を迎える気持ちは、ワクワクとした上向きなものに、寂しさを伴っている。
実際に船旅をしたことはないが、夜行列車に乗ったときの気持ちが近いだろうか?
以前も書いたが、九州までの道のりを見ず知らずの中年女性と、同じボックスで過ごした。
はじめはどんな人なのかわからず、あまり気にしないように窓の外を眺めながら、駅で買ったビールとおつまみを食していた。
しばらくして、どちらともなく話が始まり、夜遅くまで取り留めのない話を、そして初対面でこんなことまでというような話をしていた。そのきっかけは思い出せないのだが…
昨日のイベントは成功したと、自分自身では感じている。
当日欠席者が多かったのにはショックを受けたものの、参加してくれた人たちの表情を見ていたらそんなことすっかり忘れてしまった。
そして、夜遅くまでこの日までのことを準備に携わった仲間と語り合った。
顔は見たことがあるけど、話をすることなどなかった人たちがチームを組み、一つの目標を目指してきたこの4ヶ月間のことを思いながら・・・
久しぶりにぐっすりと眠り、起きてから何となく「ドリブログ」を見て愕然とした。昨日WOWOWで放送されていた「ドリカムワンダーランド」を録画し忘れていた… きっと再放送してくれるだろうことを祈る。
で、先日買った「セクシーボイスアンドロボ」の第2話「ごぼ蔵」を見ていた。
放映時に見落としたシーンは聞き漏らしたせりふなどを思いながら、やっぱり、キューんとくる。
さて、僕らの船旅は終わった。
そう、セクロボで地蔵堂が無くなった後のニコとロボのように、
僕らも自然と会う機会がなくなっていくのだろう…
それは寂しいことだけど、僕自身の明日にとってはいいことなのかもしれない。
そしてそれは、「なかったこと」にはならないのだから…