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あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

観戦

2007-10-23 13:32:35 | つれづれ
特急に乗って、次の停車駅で途中下車した。フリーきっぷだからこそできる贅沢?だ。その目的は…

太平洋の波を受ける、延々と続く砂浜を見るために、松林を抜けてきた。
目の前に広がる砂浜の美しさにに、「あっ」目を奪われた。
波打ち際に寄って写真を撮り終えたら、次の列車の時間まで、ここで本でも読もうと思った。カメラをしまおうとしていると、脇で中学生たちが砂浜にバレーのコートを作り始めていた。

やがてゲームが始まり、しばらくは遠目で眺めていたが、楽しそうなので近くに寄ってみた。
校長先生(と思う)に尋ねると、隣町の中学校から、全校生徒で遠足に来ているそうだ。最盛期には200名ほどの生徒がいたが、今は30名程までに減ってしまったそうだ。

空と海と、そしてバレーを楽しむ生徒たちの構図がおもしろかったので、校長先生に写真を撮っていいか尋ねると、「いいですよ」と言ってくれたので、遠慮がちに、引きで撮った。

そのうち、試合の方に関心が向き、結局全てのゲームを、さらにその後のドッジボールまで、一緒に見ていた。

昼食の時間になり、食事場所に引き上げる彼らとともに、僕も浜辺を後にした。
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行きずり

2007-10-23 12:24:47 | つれづれ
昨日民宿でいただいたお米と、その他いろいろを宅配便で家へと送った。荷物がだいぶ軽くなったが、まだ重い。旅の共に持ってきたあの本があった…
あと少しで2章を読み終えるので、朝食をとってから、部屋に備え付けのコーヒーを飲みながらページをめくっていった。
駅に向かう前にもう一度川を見たいと思い、反対方向に向かった。
ふとわき道を覗くと、子犬を散歩させる…というか、子犬に引っ張られているようなこどもがいた。気になって近づいてみると、犬は右足をかばいながら歩いている。理由を尋ねると、彼女は犬の足の裏を見せてくれた。どうやら伸びた爪の影響らしい。

「これから公園に散歩に行く」と言っていたが、一人寂しく駅に向かう僕に哀れみを感じたのか、しばらくつきあってくれた。手綱をもつれさせながら歩く犬に「こいつ、バカやから」と言いつつ、その言葉には犬に対する愛情が感じ取れた。

この本を持ってこなかったら、もしかしたらなかったであろう出会いを、しばし楽しんだ。
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