セイショウ坊のブログ

埼玉県飯能(はんのう)市 真言宗智山派・円泉寺住職です。
円泉寺ホームページにもブログがございます。

西蔵院 埼玉県伊奈町

2021-10-21 07:12:34 | 法要
西蔵院は当寺(円泉寺)と同じ真言宗智山派の寺院です。
寶鑁(慶長三年六月十一日寂)により中興開山されました。
今年6月に参拝しています。



かなり以前来たときには、銀杏がいっぱいなっていました。

ご本堂



御本尊様は阿弥陀如来だったと思います。

六地蔵




宝篋印塔が二基あります。






四国・坂東・秩父の供養塔です。



上部に弘法大師が彫られていました。
文化7年(1810年)の建立です。

寺の近くに埼玉新都市交通伊奈線の羽貫駅ができ、一気に人口が増えました。

境内北側に接して、伊奈町のバラ園があります。
県内一番の規模のバラ園ですので、花の頃に併せて参拝すると良いでしょう。
私が行ったときには終わりの頃でしたので、入園せずに帰りました。



空恵寺 白井城主長尾家菩提寺

2021-10-19 07:33:09 | 法要
群馬県渋川市の臨済宗空恵寺を参拝致しました。
今から9年前の写真です。



伝教大師最澄の創建と伝えられています。
白井城主長尾家が復興し、臨済宗となりました。




大勢の修行僧がいたのでしょう。
大きな釜がありました。




県の重要文化財である山門の上には、釈迦如来像・十六羅漢像などが祀られているそうです。






中門




不動明王



高遠石工の像です。


地蔵菩薩・閻魔・奪衣婆が一緒に祀られていました。




雨が強くなり、白井城主長尾家の墓は参拝せず帰りました。
後で気がついたのですが、蚕養神の石仏もあったようです。



天台宗 光明寺

2021-10-17 07:42:29 | 他の寺社
近くの小剣神社が、1919年10月16日に都幾川の土手が決壊し、神社があったことさえ分からない状態になっていました。
小剣神社ブログlink

光明寺もGoogleマップの写真を見ると、濁流の中にあったことが分かります。
しかし光明寺を訪れると、私の見る限り被害があったことを感じませんでした。
Googleマップの写真link

都幾川、越辺川流域では被害が甚大でした。

ある老人ホームの一階が水浸しになり、二階にどうにか避難しました。
一階で使用していた器具類、車などは使用不能になりました。
他の施設への移動も大変だったようです。

数万羽の鶏が、激流の飲み込まれた場所などもありました。


さて、光明寺です。

山門



御本堂御本尊は阿弥陀さまです。



鎌倉時代の開山です。


御堂



光明寺はお薬師さまの札所になっていますので、薬師堂かも知れません。

宝篋印塔


南無阿弥陀仏石塔


不明な石仏


石仏と板碑


板碑

梵字キリークですから阿弥陀さんです。

庚申塔



御住職、檀家さん方共々復旧のため大変な努力をされたと思います。


小剣神社がない ! 幟織姫石仏 東松山市

2021-10-16 08:00:27 | 他の寺社
幟織姫の石仏があることを知り、小剣神社(こつるぎじんじゃ)に向かいました。
しかし、カーナビでは小剣神社と表示されていましたが、お社がありません。





調べてみると、朝日デジタルに記事が掲載されてありました。記事リンク

2019年10月16日に都幾川の土手が決壊し、本殿や鳥居が流されてしまったのです。
Googleマップの写真には、民家までも飲み込まれてしまった画像がありました。Googleマップ写真link

この時、大雨のために各地で堤防の決壊が起こり、甚大な被害が起こっています。
今後このような事にならないように、各地で遊水池が計画されていますが、農家への補償などがハッキリせず、なかなか進まない所もあるようです。

入間川流域緊急治水対策プロジェクトlink

PDFには小剣神社の近くの堤防完成写真がありました。



廃神社となってしまうのでしょうか。
氏子さん達だけでなく、多くの人他達に失望を与えてしまいました。
幟織姫の石仏が、どこかに移されていると良いのですが。




明治10年建立の馬頭観音は堤の上でしたので、残されていました。
ここの北側の部分が決壊しました。



小剣神社のすぐ近くです。

仏像は以前から氏子さんが預かっており、無事のようです。


まだ存在していたときのブログ「はるんの気ままにぶらり」(アメブロ)があります。ブログlink


小剣神社 埼玉県東松山市早俣423 地図link

近くの正代運動公園は、高い壁で覆われています。



中で工事をする音がしていました。

Googleマップの上空より視た様子。 リンク

国土交通省による河川復旧工事の資材置き場として使用していました。
およそ運動公園とは思われない場所となっています。

近くの光明寺も被害を受けています。
ここは復興していました。
次回に書こうと思います。

光明寺ブログlink



コール・ノートン展 青梅市

2021-10-14 08:10:07 | 他の寺社
10月7日(木)から10月10日(日)まで、青梅市の聞修院で、コール・ノートンさんの個展が開かれました。





四曲屏風「生命流転」 太古・人間・涅槃・心

鮮やかな金泥などを使用した水墨画でした。
私には目にしても感じることの出来ない長い歴史、内面などを豊かな色彩とともに描ききっているのだと思います。

コール・ノートンさんのfacebook

頂相



掛軸も墨彩にわずかの色を載せたヌードや舞妓さんの図です。





御本堂にヌードなど、よく許可していると思いましたた。
しかし、作品には人を引きつける魅力が、あふれています。
画廊では、その良さも半減していたに違いありません。

ノートン夫妻は、地元に住み5年の年月を歴ています。
御住職との信頼があってのことと、住職の普段の活動が認められているからでしょう。


聞修院



作品を見学後に、境内を散策しました。




ここでは以前より座禅やいろいろな催しを積極的に行っています。

曹洞宗 聞修院 東京都青梅市黒沢3-1578 聞修院ホームページlink