セイショウ坊のブログ

埼玉県飯能(はんのう)市 真言宗智山派・円泉寺住職です。
円泉寺ホームページにもブログがございます。

新型コロナ患者がふえています

2022-01-31 07:38:55 | いろいろ
知り合いの方から電話がありました。
何と家族がコロナに感染したそうです。




そのために家族の勤務先施設では、対応が大変となっていました。

市内では1名から10名未満の感染でしたが、21日から一気に増えています。
26日には51名でした。

ある事情通の方は、保育園が一時閉鎖になると話したいました。
お子さんを預けている方々は、当然対応に追われているのでしょう。

県内の人口割りで見る限り、平均的な数値のようです。
東京に近いところのみが多いわけではありませんでした。



オミクロン株が以前より感染力が強い割には、重篤になる方が少なく、特に若い方がに症状が出ないだけに、気軽に街中に出かけるのは注意が必要です。
私のように年齢や持病持ちとしては、安心できない展開です。

より弱毒化して、ただの風邪同様になって欲しいのですが、それでも安心できません。

コロナではありませんが、肺炎球菌ワクチンを予約しました。
65歳以上が対象です。
5年間有効、ズッと有効の二種類があるようです。
以前5年有効のワクチンを接種していますが、6年過ぎていました。

肺炎球菌ワクチン ウィキペディアlink

医師の診断にも寄りますが、今度はズッと有効のワクチンにする予定です。

面白い葬儀屋さんのブログ 葬儀紹介だけの会社に注意

2022-01-29 08:18:14 | いろいろ
以前当寺のブログ記事が、どのように検索で出て来るか見ていました。

すると他のブログですが『考える葬儀屋のブログ』を発見しました。
考える葬儀屋のブログ link
葬儀を考えるならば、役に立つ情報があります。

下の画像はイメージです。



ある葬儀紹介サイト「小○○○○式」の記事には、本当に呆れていました。
葬儀と検索すれば、必ずトップに広告として出てきます。
いくらいくらでできますが、実際には直葬(火葬のみ)でありながら、堂々とトップページにあります。

ある方が檀家さんになる前、安くお葬式ができると思って依頼すると、紹介されて来た葬儀社が、まったく異なる金額を提示したそうです。
今は追加料金なしの文字が、削除されているようです。
だったら、私が紹介する葬儀社の方が、遙かに豪華で安いです。
ただし、そのブログに当寺を悪く書かれないよう、願っています。

他の葬儀屋さんも、そのからくりを書いていました。
紹介する葬儀社からは、15%のバックマージンを取るだけが目的の会社だったようです。
消費者庁からも処分されています。

さらにブログを読んでいくと、どうも親会社は大手葬儀社です。
平気で嘘をつく会社です。遺体の自宅搬送のみといいながら、疲れ切った家族の家に居座り、なんとしても葬儀を受注するまで帰らない、合い見積もりすると実際の支払いは倍以上など、トラブル続出です。
支店のないところ以外は、その大手子会社が出向くのでしょう。

そのような会社が、たくさんありますので、気をつけてください。


「考える葬儀屋のブログ」には、面白い記事が書かれています。
為になる記事がたくさんありますので、読んでみてください。

善光寺式阿弥陀三尊の掛軸

2022-01-27 08:32:56 | 仏像
長野の善光寺さんの御尊像を模した掛軸です。
ネットで画像検索すると、同じ様なお姿をしています。





一つの光背に中心が阿弥陀如来立像。向かって右が観世音菩薩。左が勢至菩薩です。





台座の下は信者で、毘舍離国の月蓋長者と娘の如是姫だそうです。
善光寺で発行したお姿札には、この二人が描かれていました。

お姿を模写して彩色したのが、これらの掛軸だと思います。

善光寺でお参りできるのは、お前立本尊です。ご本尊様は秘仏となっており、お参りできません。

大日如来と五仏の掛軸

2022-01-25 07:53:43 | 仏像
大日如来を中心とした五仏の画像が必要となり、求めた掛軸です。
その後何かの法養で使用致しました。



金剛界の大日如来、宝幢如来、開敷華王如来、無量寿如来、天鼓雷音如来が描かれています。

本格的な仏画ではなさそうです。
全ての仏様が、正面を見てません。
檀家さん近くで見ない限り分かりませんでした。



以前掛けた金泥の掛軸は、目立ちませんでした。
この掛軸なら離れた場所で見ても、ハッキリ確認できるでしょう。

昭憲皇后の御歌-明治神宮宮司書 「睦」

2022-01-23 07:38:32 | 日記
当寺には戦前に書かれた明治神宮宮司の額があります。
熊本県の正法寺さんにも同じ書がありました。

当寺の額の画像も添付してあります。
ブログを書く前に、いろいろネットで調べてから書かれたのでしょう。

戦前の書の額であることは、間違いありません。先々代の住職の時からあります。
由来は聞いたと思うのですが、忘れてしまいました。
何かの講演を担当者として依頼したおり、書いていただいたのだと思います。





大文字は「睦」で、仲が良くて良いです。深い意味もあると思います。
小さな仮名文字は明治天皇の皇后・昭憲皇后の和歌です。

「み可〃須者 玉もか〃ミもも 奈尓可せん 学ひ乃道も 可くこ楚有 介連」(みがかずば、玉も鏡もなにかせん。学びの道も、かくこそありけれ)

下の印は、右が乾徳(けんとく)で左は?徳で、私には読めません。乾徳は天子の徳、進んでやまない立派な精神だそうです。

昭憲皇后は明治天皇の眠る伏見桃山陵隣の伏見桃山東陵に埋葬されました。
45年ほど前にお参りしたことを思い出します。

渋谷区にある明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を祀ります。


明治神宮


熊本県の正法寺さん同じ額です。ブログlink



色々な方に依頼されて書いているのでしょう。
まだ各地にあると思います。