今は無い弁財天像

一時、私が祀っていたのですが、現在は都内の知人が祀っています。
その方は多くの方から頼られており、弁天様と縁のある方が何人かいると話していました。



ほこりだらけのままにしておくよりは、役立てていただこうと思いました。



お渡しする前に、ほこりを取り恥ずかしくないようにしています。

その方と共に１０人ほどが、御尊像を受け取りに来られました。
その折りに他の仏像や仏画も用意し、約１時間ほど話しもさせていただいています。
神仏に敬虔な思いの方々ばかりですので、熱心に聞いていただきました。



新型コロナウイルスの為に、その方にご相談に訪れる方も少ない状態ですが、悩み事や経営相談など、お電話で１、２時間も対応しているのだそうです。
本業ではありませんので、ボランティアのようなものと話していました。



事務所にお祀りすると、来られた方が弁天様の目が開き光ったと話していたそうです。

そのような方々に手を合わせていただける場所が出来て、弁天様も喜んでいるのだと勝手に解釈しています。

市内の曼珠沙華

市内の彼岸花です。
日高市の巾着田は、毎年混み合いますので、今年は芽のうちから刈り取られています。



ここは年々見事な花を咲かせるようになってきました。
早朝から散歩の方々が、楽しんでいます。



木の間の彼岸花を見ると巾着田と勘違いする人もいると思います。







駐車場がありませんので、注意が必要です。

骨董やオークション 多くの仏像仏画の出所は寺院

始めて骨董屋さんで仏像を買ったのが、十数年前でした。
その仏像は都内の寺院から委託されていました。どこの寺かは分かりません。



檀家が少なく、寺の修復費用の一部に充てるのだそうです。
都内には檀家数が百件以下の寺院も多くあるのです。御寄付も思うように集められなかったようです。



その仏像は、檀家さんが知らない場所に祀られていました。



骨董店の購入価格が、あまりにも低いので、御住職に「何でそんなに安いのか？」と言われたそうです。

私は、その仏像価格に躊躇していましたが、もう一点の小さな仏像と抱き合わせで、買うことにしました。
小さな仏像は、サービスでいただいたも同然でした。



ある骨董店では、仏像仏具が並んでいました。
「廃寺となった寺からですよ ! 重要文化財クラスもあります」と話しています。

そのような話しを各地の骨董屋さんから聞きました。

ネットオークションにも、仏像がたくさん出ています。
大きな寺院の山門をバックに写された画像もありました。

寺院経営は過疎地はもちろん都内でも厳しさを感じている住職の話を聞きます。
県内でも御住職がいた寺が、明らかに閉まったままになっていたこともありました。

寺院丸儲けなどは、ごく一部の所です。
私もなんとかならないかと、日々思案しています。

入定塚 埼玉県日高市

高野山の弘法大師が御入定し、大師信仰の大事な聖地となっています。

お釈迦様入滅後に56億7千万年後、弥勒菩薩がこの世界に現われ悟りを開き、多くの人々を救済するとされています。
今でもお大師様は亡くなったのではなく、それまでの間、お大師様が見守っていると信仰されているのです。

入定塚は関東を中心に多く分布しているそうです。
隣の日高市にあるとは思ってもいませんでした。
※写真は昨年１１月に撮影しています。




寛政年間ですので、この前の年･天明の飢饉など、災いから衆生の救済を祈って、生きながら即身仏となられたのでしょう。




霊巖寺は当寺と同じ、真言宗智山派に属しています。




霊巖寺 埼玉県日高市大字新堀７４０ 地図

彼岸の入り 墓参りは少ないです

毎年彼岸の入りは墓参りが多いのですが、多かったのは午前中のみでした。
土曜日でしたから多いと思っていました。



毎年集中しそうな日は、交通整理を依頼していましたが、今回は頼みませんでした。
コロナの影響でしょう、彼岸前に来られた方も、かなりいました。



雨の予報もありましたので、午後にはグンと少ない墓参りです。



各地で寺離れが、益々加速しそうです。

近くの国道などでは、墓参りや観光の渋滞もあるようですが、以前ほどではなかったと話す人もいます。
日本中が、今までの勢いを取り戻して欲しいと祈っています。