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荻野貴司日記 その1・2

2010年04月12日 21時50分00秒 | Marines10R-Season

開幕1軍、開幕スタメンを獲得しただけならまだしも、連日の大活躍。 ヒーローにならなくても、その存在感は毎試合のように増していく。 そんな感じさえ受ける荻野貴司。
その荻野の実兄が毎日新聞で記者をやっているらしく、4月から毎週土曜日に連載が始まっています。 せっかくですので、そのまま載せてみますね。





疾走!:千葉ロッテ荻野貴司日記 プロ初のシーズン /千葉 <スポーツちば 4/3>

◇足使い相手に重圧を

 「開幕行くぞ」。開幕2日前、西武ドームでの練習中に西村徳文監督から先発出場を言い渡された。3月20日の開幕戦。朝、目を覚ました時はいつもと変わらなかった。しかし、球場に足を運んでくれたたくさんの観客を見て緊張した。プロ野球の舞台に立っているんだなという実感が初めてわいた。

 プロ初出塁となったセーフティーバントは、相手投手を揺さぶろうと狙った。成功して「僕らしいな。いやらしい選手だから初安打もこういう感じなのかな」と思った。が、涌井秀章投手のけん制でタッチアウト。これまでで一番の反省点だ。あの時は捕手の動きに気を取られて投手をまったく見ていなかった。プロはスキを見せたらやられる。開幕戦は1-2で敗れた。無死満塁のチャンスで打席が回ってきた時、思い切って振っていこうと考えていたのに、一塁ゴロで流れを切ってしまった。相手が上だった。一番うれしかったのは第3戦の初盗塁。まず1個決めることで自信にもつながった。

 本拠地開幕戦の1回裏、無死3塁。「最低でも犠牲フライ」と臨んだ打席だった。直球を振り切ると、左翼席に飛び込んだ。逆転のプロ初本塁打。歓声を聞きながらベースを一周した時は本当に気持ち良かった。でも、自分に求められているのは大きな一発じゃない。その後の2打席が大事だった。遊ゴロと中飛。本塁打の感触を覚えていて体が開かないよう心掛けたが修正できなかった。

 キャンプでは、テレビで見ていた選手のオーラに圧倒された。西岡剛さんなんか雰囲気が違う。練習も厳しかったが「新人は調整なんかしてる場合じゃない。常にアピールしなければ」と過ごしてきた。開幕前、実は結構疲れがたまっていた。
 プロ初めてのシーズンが始まった。足を使って相手にプレッシャーを与える野球をしていきたい。ロッテの応援は一体感があるし、心強い。けがをせず、一日一日しっかり戦っていこうと思う。

    ◇

 絶好のスタートを切った千葉ロッテ。トヨタ自動車からドラフト1位で入団した新人・荻野貴司選手の奮闘ぶりを、実兄の毎日新聞記者がお伝えします。【まとめ・荻野公一】





疾走!:千葉ロッテ荻野貴司日記 木村拓也さんの教え胸に /千葉 <スポーツちば 4/10>

◇「あきらめずにやる」

 7度目の挑戦で初めて失敗した。3日のオリックス戦で試みた盗塁。完全に読まれていた。「ああ、アウトになったか」と思った。相手バッテリーがうまかった。点差は開いていたが何が何でも盗塁を阻止してやろうという気持ちが伝わってきた。僕の持ち味は足。トップスピードになるまでが早いと自負しているが、スタートのタイミングが課題だ。

 打撃面ではキャンプから取り組んできたことが徐々に身に着いてきたと感じる。金森栄治コーチの指導で、下半身を生かして打つ練習をしてきた。バットを拳一つ空けて短く持つのも下半身の力を伝えやすくするためだ。打球がセンター方向中心になり、練習してきたことを意識しなくても体が覚えていて自然にできるようになってきた。

 巨人の木村拓也コーチが7日、くも膜下出血で37歳の若さで亡くなった。小さいころからテレビで見て「いい選手だな」とあこがれていた。どこでも守れて相手に嫌がられるような選手だった。身長173センチで体重75キロ。僕も体格が同じでタイプが似ているので、あのような渋い選手になりたいと思っていた。3月のプロ野球新人研修会で、講師の木村コーチが「あきらめずにやる」と語った言葉を忘れられない。大切に心に留めて野球に取り組んでいきたい。【まとめ・荻野公一】






そういえば、最初にお立ち台に立ち、球場正面のステージにも立った時、さかんに金森コーチのことを話していました。 今のバッティングについては、徹底して金森コーチの指示に従って練習し、実施しているみたいですね。
脚が売り物である荻野貴司。 その脚を活かすための金森コーチの指導方法が、ちょうど合っていたのかもしれませんね。 他にも大学や社会人卒の新人選手が数名開幕1軍を勝ち取り、スタメン出場なども果たしていますが、ジャイアンツの長野以外は皆、2軍落ちになってしまいました。 
日に日にマークがきつくなってくるでしょうけど、T-荻野はその壁を次々と打ち破り、シーズン通して活躍してくれたらいいですね。




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