コヤマリンスタジアムまで徒歩15分

完全終了しました!!
記事もすこしずつ消していきます。
マリーンズファンは辞めてませんし、辞めませんよ♪

10/20-1 : 【08総括】 守備編2 ~投げるところはどこですか?~

2008年10月20日 00時15分01秒 | 08総評
にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ


CSシリーズのライオンズとファイターズは、ダルビッシュで予定通りの1勝目を挙げたファイターズが今日も勝利し連勝。 これで一応は振り出しに戻りました。 初戦はライオンズらしい勝利でしたが、2・3戦目はまさにファイターズの野球。 ならば、一気にファイターズが?と言いたくなるところですが、1戦1戦とうなるかまだわかりませんね。 ファイターズ側から言えば、相変わらずマイケルの劇場癖があるので、そろそろ2005年のコバマサナイトよろしく、マイケルナイトがいつ起こるかわからない。 ライオンズの一発狙い打線だったら、十分にあり得ますからねぇ。 どうなることでしょうか?

セントラルの方は、初戦為すすべもなくタイガースが完敗したかと思ったら、今日は見事に勝ったようで。 ちょっと気になるのは、タイガースは勝ってようが負けてようが出す投手は、先発→アッチソン、ウィリアムス、久保田、藤川、なんですね。 短期決戦とはいいながら、なんでもかんでも同じパターンの継投とはねぇ。。。 まあ、今に始まったことではないのでしょうけれど。






ということで、土日のCSを振り返った上で、話を先に進めましょう。 守備編の第2回は、ファーストを除いた内野手編です。 外野手は最後に書きますね。


最初は、セカンドから。



いろいろ言われながらも、最もセカンドの守備に就いていたのは根元32
オーティズ4と併用か、と言われていましたが、さまざまな要因もありましたので、結局はオーティズのほぼ2倍の守備機会。 根元にもっと守備機会を増やさせろ、という意見もありましたが、他の守備位置の選手との差をみても、実は西岡(ショート)の次に多い守備機会数。 少なくとも今年は十分な守備機会を得ることができた、ということでしょう。
ただ、今年は根元に限らずセカンドの守備が穴になっていたのも事実。 オーティズのグラブ投げは別格としても、セカンドの位置にいるにも関わらず魔送球炸裂するし、ライトへの打球で中継に入ったセカンドが全く2塁から3塁へのタッチアップへの対応を行っていない、など記録に残らないミスが多かったことも。 失策にはならなかったけれども限りなく失策っぽい内野安打もたくさんありました。
ファイターズとスワローズのW田中までの守備力、とまでは言わないけれども、せめてもう少し丁寧な守備をして欲しい。 理想で言えば、2007年のオーティズの守備力に今年の根元の打撃力、そして今年の田中雅彦の積極性があれば、十分に素晴らしい戦力になるのですけどね。





続いてショート。



ここは西岡7の独壇場。
今年のマリーンズでは、サードの今江とショートの西岡だけは基本的に守備固定でした。
ちょっと他の守備位置とは変えて、パシフィックリーグの他球団のショートと比較してみましょうか。

1位 金子(ファイターズ) .995
参考 大引(バファローズ) .982  (※規定数より少ないため除外)
2位 中島(ライオンズ)  .9791
3位 西岡(マリーンズ)  .9789
4位 川崎(ホークス)   .975
5位 渡辺(Gイーグルス) .972


数値的に圧倒的なのはファイターズの金子だけです。 他の選手は2分近く離されての数値。 まあ、この数値が高いからといって必ずしも名手というわけではないですが、金子の数値はさすがです。
逆に残りの選手を観てみると、若い選手ばかりというのがよくわかります。 積極的なプレーも多く、その結果好プレーを連発することもあれば、まったく逆に凡プレーが多いというのも特徴なのでは。
ちゃんと調べたわけではないですが、西岡の失策の多くは平凡な内野ゴロの方が多かったのではないか、という気がします。

ただちょっと気になるのは、西岡以外の4選手はほぼ同程度の守備機会があった。
ですが、その守備率の低さ。 早坂68以外の3選手はすべて西岡を下回っています。 西岡がいなくなったとき、ショートの守備を任せられる選手がいない、ともいえますね。 今シーズン2試合の消化試合ありましたが、センターラインが非常に不安だったことを思い出します。

ただ、その2試合の中、シーズン最終戦の最後のシーン(になるはずだった!?)。 セカンド・根元とショート・早坂の連携プレーは感激ものでした。 早坂がもう少し打撃レベルがまともになれば、西岡が故障などで若干試合から離れることになっても、もう少し安心できるようになると思うのですけどね。。。





そして、最後はサード。



ショートのところで書いたように、サードの位置は基本的には今江8が固定。
特に今年は打撃が好調で、ほとんど不振になる時期がありませんでしたからね。 夏までに2・3回、身体のどこかしらを痛めて2・3試合出場しない、ということはありましたが、安定していた守備をしていたと思います。
他のパシフィックリーグのサードをみても、今江より守備率が高いのはGイーグルスの草野(.979)くらい。 ホークスの松田は.950ですし、ライオンズの中村に至っては.939で失策22個ですからねぇ。 相当まともなサードですよ。

その今江のありがたさを実感をしたのが、ホークス戦のデッドボールによる骨折で今季の残り試合出場ができなくなってから。
これが数値上も出てしまってますからねぇ。 オーティズなんて守備率.881、失策も5個。 守備機会が今江の7分の1なのに、失策数が1個差でしたからね。 股関節でしたっけ?オーティズが痛めていたのは? その影響もあったのでしょうが、大きな内野の穴になってしまいました。 幸か不幸か、チームの成績上ではあまり影響がなかったですが。(1試合単位でみたら大きなミスはありました)
じゃあ、2軍で好プレー連発していた細谷58だったら替わりになったか、といえば、数値に表れないミスが多かった。 打者ごとの守備位置や打球が飛んだ時の移動場所、中継やカバーに入る場所。 細谷に対する寸評は個別のところで書きますのでこれ以上は書きませんが、今江の次にサードの位置を確保するためには、まだまだやらなければならない事が多いことがわかった1年だったことでしょう。





こうして内野手全体で観てみると、レギュラーがいなくなると守備固めで出場できる選手がいない、ということが痛いところ。
各ポジションとも2番手がいないんですよね。 敢えて言うなれば、と言われたセカンドが一番充実しているのかもしれません。 どちらかといえば守備力軽視の傾向があるボビーですが、来期に向けて少しは梃子入れしてもらいたいところです。





今日もお読みいただきありがとうございました。 
   をクリックしてやってくださいませ。
にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ