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10/18-1 : 【08総括】 守備編1 ~捕手も1塁手もいなくなった~

2008年10月18日 00時50分01秒 | 08総評
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CS2は、見事にライオンズが持ち味発揮して快勝しましたね。
固い野球をするはずのファイターズが、序盤からノーアウト1・2塁のチャンスで送りバントもせずにミスミス得点を奪う機会を失ってしまったことが、勝敗の分かれ目だったでしょうか。
アドバンテージが1つありますから、ライオンズにとってはこれで一気に楽な展開となりました。 明日、ダルビッシュから勝利を挙げることができたら、その時点で日本シリーズ進出が当確でしょうね。 どうなることでしょうか?





ずっと「攻撃編」を書いていたのですが、やはりうまくまとまらない。 これ以上悩んでいてもしょうがないので、書きやすい方から書こうかな、と頭を切り替えました。 よって、順番を変更し、先に守備編の総評をお送りさせていただきます。
守備編の第1回は、チーム全体のお話と捕手・1塁手について述べてみたいと思います。




今年に限ったことではないのですけど、マリーンズの守備はなんとかならないかなぁ~、というのが多くのマリーンズファンの願いなのではないでしょうか?

守備を数値化するっていうのは案外難しいのでしょうけれど、とりあえず簡単に見つかる数値は以下のようなもの。




ファイターズの守備率1位は想像と数値が一致している印象がありますが、マリーンズは4位なんですね、守備率という数値上だと。
あらためてパシフィック・リーグの試合を思い浮かげて見ると、守備で勝っているという印象のチームはファイターズくらいで、残りの5チームはある意味ノーガードの打ち合いみたいな感じがしました。 
特に思ったのが、ホークス。 ホークスとマリーンズの試合が、守備がボロボロの駄試合が非常に多かったというのがすごく気になっていた。 このブログで書いてきた試合観戦記で、よくホークスとの試合がこんなつまらない試合になるとは、といった表現を多く描いていたように思う。 守備も含めて強いホークスがいて、そのホークスに立ち向かってマリーンズが勝利を収める。 そういう試合をたくさん観たかったのだが、ホークスの、特に外野守備があまりにもひどい状態になっていたため、ホークスのエラーや守備ミスで勝利をもらう、という試合がどれだけあったことか。。。

そんなことを書いているものの、実際のところ、マリーンズが負けた試合でもエラーを含む多くの守備ミスがきっかけとなり得点を奪われるシーンというのが本当に多かった。
オーティズの例のグラブ投げもそうですし、内野陣の魔送球しかり、外野からの返球を内野手がカットするまではいいとして、3塁へタッチアップしているのにまったく走者を観ずに投げようともしない、とか。
ミスが発生するのはしょがないにしても、いかにミスがないように対処しようとしたか、集中していたか、という部分がマリーンズの守備全体に言えたような気がします。




では、ちょっと守備位置ごとにもみていきましょうか。



まずは、捕手。
捕手として出場した試合数としては、里崎と橋本は全く同じ試合数だったんですね。 刺殺の機会数を見た場合でも、今年は二人の守備機会がほぼ同等であったことがわかります。
でも、捕手の場合、この守備率とか捕殺数とかいう数値じゃいま一つわからないですね。
じゃあ、だからといってリード面がどうか、と言われても、それは正直なところどう良し悪しを評価すべきかはわかりません。 傾向としてみれば、里崎の方が強気の攻め(内角を使う機会が多そう、積極的に同じ球種・コースを攻める、など)で、橋本の方はオーソドックスな攻め(外角中心の攻め、セントラルの攻め方に近い?)という印象。 個人的には里崎の攻め方の方が好みだけれども、打たれる時には酷いくらいにボロボロになるからねぇ。
盗塁阻止率などのデータをまだみつけていないので、そのあたりは各個人の総評に書いていきたいと思います。

話を戻すと、里崎と橋本が故障で脱落した途端、第三捕手の田中雅彦まで骨折で脱落。 その結果、2軍で正捕手的な存在であった金澤に初の1軍昇格&スタメンマスクの出番が回り、さらにはGイーグルスから移籍してから1軍昇格機会がなかった「ユーティリティープレイヤー」新里にも捕手機会が回ってきました。
捕手としての結果が出せたか、というとなかなか厳しかったと思いますが、里崎・橋本という2人の高く大きな壁があったことで、1軍昇格さえ得られないところを千葉マリンなどの大観衆の前でマスクをかぶることができたのは大きな経験になったことでしょう。
橋本が移籍する可能性があるだけに、結果的にみれば将来に繋がる良い機会だったかもしれません。





1塁手。
ズレータの打撃絶不調、そして福浦の慢性的な故障+打撃不調が重なり、結果的には1塁手不足に陥ることになってしまったようで。。。 9人もファーストを守った選手がいたのですね。

神戸や細谷にとっては良い経験だったと思いますし、塀内や渡辺正人も2軍では守る機会がかなりあったので別に驚きはなかったですが。。。 オーティズが1塁守備になった途端、オリックス時代に逆戻りしてしまったし、堀なんて動きがセカンドのまま♪ しまいには大塚まで守りましたから、さすがにびっくりですよ。
レアな映像を見ることができた、という観点だけでみれば、非常に楽しかったことこの上ないですけどね。

今江・西岡・根元トリオの我が儘な魔送球を処理できる福浦の復調がベストではあるものの、神戸には打撃だけではなく守備も成長してもらいたい、とつくづく思った1年でもありました。 
福浦に次ぐ選手を排出することができるか、が課題でしょうか。 まあ、このポジションは外国人選手が守ることが非常に多いので、日本人選手にとっては厳しい面がありますが。。。




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