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クロウの旅行記2<虹の彼方へ>

2006-11-13 01:26:46 | Weblog
さて、続きです。

「何てこったい。」

とつぶやいた後のお話です。


たしかに一瞬途方に暮れました。
ただ、<蔵王エコーライン>が再び開通するのは4月と書いてあります。
すごく「お釜」を見たいとは言え、
さすがに4月までここでじっと待ってるわけにはいきません。
すぐに例の<ポジティブシンキング>が発動いたしました。

「ま、しゃあないな。」

そうつぶやくと同時に
旅行情報誌を開き、次に行く場所を探し始めました。
パラパラとページをめくっている内に
何だか腹が減ってまいりました。

「メシでも食いながら考えよう。」

とりあえずその場を離れ、食事出来そうな所を探す事にしました。
山道を下ってく内に、いつのまにか雨が止んでる事に気付きました。

紅葉に色付く峠道を味わいながらゆっくり下って行くと、
「滝見台」というどうやら滝が見れるらしいポイント(そのまんま)
があり、せっかくなんでそこに立ち寄る事にしました。
(行きの時にも気付いてはいたのですが、何せ「お釜」に夢中だったので完全スルー)

その手前の景色が開けてる橋の所でスローダウンさせ、ふと横を見たその時!

信じられない光景が目に入って来ました。

虹です。(やっと出て来ました)

しかも今まで見た事のないような虹です。

思わず叫びました。

「フォー!」(古)とね。

人間あまりに凄いものを見ると、思わず奇声を発してしまうものなんですね。
一人なのにね。

いや、でも本当に凄かったですよ。
写真でどこまで伝わるか分かりませんが、
僕は感動に打ち震え、しばらくそこから動けませんでした。

しかも時計を見ると時刻は何と

11:22!

つまり

いい夫婦!

何て素晴らしい瞬間に出会えたんでしょう!

(どうでもいい余談ですが、この日以来3日連続で11:22を目撃する事になる)

そして改めて<運命>というものを感じました。
この奇跡の瞬間に出会うまでに、色んな偶然の積み重ねがあったのです。

この日に出発した事。
日光をスルーした事。
<蔵王エコーライン>が封鎖されてた事。
このタイミングで腹が減った事。

その他色々ありますが、
その出来事の内一つでも欠けたりずれたりしてれば
この瞬間に立ち会う事はなかったのです。

逆に言えば偶然なんてないのかもしれません。
むしろ全てが必然・・・

・・・途中ですが、

この手の話をし出すと長くなるのでこの辺でやめます。<強制終了>


さて、しばらく呆けたように虹を見てたわけですが、
ふと思いました。

「虹の向こう側に行ってみたい」と。

勿論、知識としては知っておりましたよ。
虹を真下や真横からは見る事が出来ないという事は。

ただ何となく、実際に自分の目で確かめたくなってしまったのです。

再び車に乗り込み、虹がかかっている方向に向かって走り始めました。

勿論、頭の中で流れているBGMは「虹の彼方へ」(byジュディーガーランド)


けれど、行けども行けども虹は角度を変えずそこにありました。

あきらめず進みました。

やがて深い山道に入り、木々の向こうに虹は隠れてしまいました。

それでもあきらめず進みました。

そして・・・

やはり道は途中で封鎖されていて、

そこから先へは進む事が出来ませんでした。

まるで神様が、

「本当の事なんて知らない方が幸せだよ」

と言ってるような気がしました。


何だか・・・

急にメルヘンチックになってしまいました。

とりあえず今日はここまでです。

次号急展開!

予告タイトル「荒れ狂う日本海」です。
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クロウの旅行記1<北へ>

2006-11-12 00:04:02 | Weblog
この写真、C Gとかではありませんよ。
本物です。
本当にこんな虹が出ていたんです。

えーっと、突然ですが皆様、
実は私、ここしばらく旅に出ておりました。
例によって一人旅です。

年末に向かってちょいと忙しくなりそうだったので、
思い切って出かけてしまいました。
勿論、車に蒲団を積んで。

前にも書いたかもしれませんが、
僕出かける前にあまり計画をびっちり立てる方ではありません。
何となくアバウトな方向性だけ決めて、
後は流れにまかせてしまいます。

今思えば、
若い頃の僕はものすごく完璧主義者だったと思います。
自分が描いた通りに事が運ばないのは大きなストレスとなっておりました。

年を重ねるにつれ、
世の中思い通りにならない事だらけってのが段々はっきり分かってきました。
いちいちストレスに感じていたら身体が持ちません。

ではどうすれば良いのか?

ものすごく答えを探しました。
今も探し続けているのかもしれません。
いや、多分一生探し続けて行くのでしょうね。

とりあえず今現在においては、こう思うようにしています。

思い通りにいかない事も含め
自分に起こる事全てを受け入れ
そしてむしろそれを楽しもうと。

ちょっとだけ気が楽になったんで、
以来それを実践してるつもりではいます。

旅なんて正に人生の縮図のようです。
ハプニングだらけです。
なのであまりカッチリ予定を決めず、
その時々に起こる現象、
それによって湧き上がる自分の感情に身をまかせてみたいのです。

何だか柄にもなくしおらしい文章になってしまいすいません。

そんなわけで今回の旅は始まりました。
これから何回かに分けて、旅の模様をお伝えしたいと思います。

「トウカの旅行記」ならぬ

「クロウの旅行記」です。

さて、まずはどこに向かうかを考えました。

「北だ。」

直感的に思いました。

何となく「紅葉が見たい」と思ったら
即座に「日光」が頭に浮かびました。

「なら北だな。」

そんな実にアバウトな感じのスタートでした。
朝7時に起き、(こういう時はちゃんと早起き出来る)
東北道をひたすら北上し始めました。

宇都宮手前のサービスエリアで休憩を取り、
旅行情報誌をパラパラ眺めていたら
一枚の写真に目が留まりました。

蔵王にある「お釜」という名前の湖の写真です。

水の色がものすごくエメラルドグリーンなんです。
しかも天気によって色が変わるそうです。
勿論ネーミングにも惹かれました。

急遽予定を変更し、そこに向かう事にしました。

東北道を更に北上し、白石インターで降り、蔵王山へと向かいました。
途中雨が降ったり止んだりしてます。
そんな事にはおかまいなく(おやじギャグ)峠道を進みました。

もうそろそろ着くかというその刹那、
何と道に柵があるではありませんか。

「この先行けません。」

何と<蔵王エコーライン>というその道は途中で閉鎖されてました。
しかも僕が行った日の前日に!
どうやら冬季は閉鎖してるようです。

いきなりのハプニングです。
僕は苦笑いしながらつぶやきました。

「何てこったい。」


さて・・・

途中ですが・・・

長くなってしまったので今日はこのへんで終わります。

この後いったいどうなってしまうのか?

そして・・・

虹の話は一体いつ出てくるんでしょうか?

冒頭でかましておきながらすんません。
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エンディング

2006-11-06 04:33:53 | Weblog
「うたわれるもの」<散りゆく者への子守唄>
たった今終わりました。

この連休中、むさぼるようにやりました。
こんなにやったのは生まれて初めてかもしれません。
39才にして記録更新です。
随分遅咲きのゲーマーの誕生です。

何だかのめり込んでしまって、
やめ時がみつかりませんでした。

カムチャタール編ではクロウがやたらカッコ良く描かれていたし、(スナイパー、ありがとう!)
○○が○○であるという解釈の仕方は改めて面白い発想だと思ったし、
○○が○○する時なんて涙が止まりませんでした。

スタッフそしてキャストの皆さんが魂込めて作ったのが伝わってきて、
何だか感動しっぱなしでした。(自分も出てるくせに)
この「うたわれるもの」という壮大な世界に関われた事を
改めて感謝したい気持ちでいっぱいです。

エンドロールの皆の名前を見てるだけで、何だか色んなものがこみ上げてきました。
本当に<奇跡の現場>だったと思います。

昨日までは僕も、
「続編」とか出来たら良いのになどと勝手に思っておりましたが、
それも難しいのかなと思えたりもしました。
このまま終わらせた方のが良いのかもなどと、実に複雑な気持ちになりました。
それだけ完成度の高さを感じました。

でも出来ればやって欲しいなあ。
「続編」

とか

「外伝」

どうですか?アクアプラスさん!(猪木風)
期待してるよ!スナイパー!



さて・・・

そんなわけで皆様、

「うたわれるもの」をより色んな角度から楽しんでもらえたらと続けてきたこのブログ。
この2ヶ月弱、怒涛のように更新してきたこのブログ。
何回か閉鎖危機に見舞われた(笑)このブログ。

「うたわれるもの」に関しての話は、
この辺でちょいとお休みさせてもらおうかなぁなどと思っております。

別にゲームをクリアしたからではありませんよ。

いや、もしかしたらそれもあるのかもしれませんね。
何か、些細な達成感のようなものがあるのかもしれません。

このブログ、僕の文才が乏しいせいか
適当な事を書いてるようで結構時間かかってて、(何気に2、3時間かかってるかも)
確かに労力はかなりのもんです。
でもそれはそんなには苦ではないのですよ。
何だかんだ自分も楽しんで書いてるし。
そして良い反応をいただけるとそれが励みにもなるし。

ただちょっとハイペース過ぎたのかもしれませんね。
期待に応えなくちゃと頑張り過ぎたのかも。(「浪川、頑張り過ぎちゃったよ、俺。」)

何となく

もうちょっとマッタリしたペースで、
それでいて「うたわれ」以外の他のくだらない事も書けたらな
と思ってしまった次第であります。

勿論、
今後「うたわれ」に関しては何も書かないとかではないですよ。
何か面白イベントがあった時は間違いなく書かせていただくと思います。(鍋会とか)
ここを訪問してくださってる方の殆どが
「うたわれるもの」のファンの方だと思いますし、

何より僕、あの「うたわれ連中達」の事
大好きですから。


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スナイパーとダンプカー

2006-11-04 02:28:51 | Weblog
速攻削除どころか
チョイブレイク中です、スナイパー。

ラジオのゲストに是非スナイパーを!
というメールが殺到したらしいです。

何が何だか・・・。
いやはや恐ろしい時代です。

スナイパー、引きで見ると確かに怖いですが、
近くで見るとそうでもありません。
サングラスの奥にある目は実に可愛らしい。
いや、お目目と呼ぶべきでしょうな。
熊さんみたいです。
あ、だからハチミツの話がよく出てくるんですね!(完全に憶測)

お目目もそうですが、存在自体がすごく可愛らしい人なんです、スナイパー。
隣のダンプ姐さんの方がよっぽど怖・・(身の危険を感じた為自粛)。

スナイパーの可愛いエピソード色々ありまして、
この間もですねえ・・・

えっと・・・

なんかスナイパーネタ、あんまり引っぱるのもアレなんで
この辺でやめます。<強制終了>

ところで皆さん、ゲームやってますか?
PS2版「うたわれるもの」<散りゆく者への子守唄>を。
僕は先日のすあらちゃんライブの日に入手致しました。
(アクアプラスさん、ありがとう!)
その日以来暇を見つけては、やり進めちゃっております。

僕今まで自分の出演したゲームって
あまりやった事がないのですが、(何かこっ恥ずかしいので)
これは何だかやっちゃってます。
ネタバレするといけないのであまり詳しい事は書けませんが、
とりあえず今「ナ・トゥンク編」あたりまで進んでおります。
デリホウライとか出てきた所ですかね。

いやあ、みんないい仕事してますね。
キャストもスタッフも。
自分が関わってるとか関係なく、
実に面白い作品になってると思います。
(宣伝頼まれておりませんよ

あ、若干クロウをひいき目に育ててる事に関しては
何卒ご容赦ください。

温かい目で見守ってやってください。

それでは今日はこのへんで。(ゲームするんで)


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スナイパー

2006-11-01 00:59:22 | Weblog
先日のすあらちゃんのライブの後、
うたわれ関係者10人ぐらいで高田馬場の焼肉屋に行きました。
 
そこには力也さん、柚木さんを始めとするキャスト陣の他に
スタッフの方も何名かいらっしゃいました。

さすがにスタッフの方をブログに登場させてしまうのは
どうかとは思いましたが、
この人の写真だけはいつか載せたいと考えておりました。

それがこの写真の人、菅さんです。
僕は勝手にスナイパーと呼ばせてもらっております。
この人何と「うたわれるもの」のシナリオを書いてる人です。

全国の「うたわれるもの」ファンの皆さ~ん!

夢を壊してしまってすんませ~ん!

この人、年中この格好です。
夏も「暑いっすね。」とか言いながらこの格好でした。

そして常にジェラルミンケースを持ち歩いています。

一度聞いた事があります。

「その中には何が入ってるんですか?」

と。

「おもに下着とかっすね。」

にこやかに答えてくれました。

そんな彼は35才だそうです。
僕より4つ下です。

一体世の中どうなってるのでしょう?

再び聞いてみました。

「今度ブログに写真載せたいん・・・」
「いいっすよ!」

即答でした。
かぶりぎみでした。
むしろ出たい感じが漂っておりました。

その証拠が上の写真。
完全にノリノリです。

ただこの今回の記事、
もしかしたら速攻削除するかもしれません。

何故なら

全国の「うたわれるもの」のファンの方から

「夢を壊すな!」

という声が殺到する恐れがありますので。

もしかすると<期間限定>かもしれません。

お早めに。

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