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クロウの旅行記6<陽はまた昇る?>

2006-11-19 01:36:17 | Weblog
皆様の応援のおかげで
ネロの甘い囁きにも屈する事無く
再びパソコンに向かう事が出来ました。

この旅行記、

いつになるか、

何話までかかるか分かりませんが、

最終話まで書き続ける事を約束致します。

何卒気長にお待ちいただければ幸いです。



さて・・・、

一度書き上げた記事を一から書き直すという
実に恐ろしい作業が待ち構えております。

まず、これを越えて行かねばなりません。

奇しくも一話の所で書いた言葉、

「思い通りにいかない事も含め
自分に起こる事全てを受け入れ
そしてむしろそれを楽しもうと。」

これを実践するチャンスに恵まれたと

そう思い込むようにします。


さて、旅の続きです。

暗闇の中、
嵐のような天候の中、
空腹と戦い、
ガス欠寸前の車で日本海へとひた走る僕に

明日は訪れたのでしょうか?!

写真のような
美しい日の出を拝む事は出来たのでしょうか?
(ちなみにこの写真、この日の翌朝の写真ではありません。)

とんでもない状況ではありましたが、
自分でも不思議なほど冷静でしたね。

先が見えないという状況って
不安もありますが、楽しみであったりもする訳で。

「一体どうなっちゃうんだろう俺?」って思うと
逆にちょっと楽しくなってきちゃいました。

「もうどうにでもなれ。」ってね。

ポジティブと言ってしまえば聞こえは良いけれど、

これって・・・

もしかして・・・

僕・・・

Mって事ですか?

教えてください、五十嵐先生!(高校の時の担任)


さてそんな中、はい来ました。

試練がもう一つ増えました。

・・・ナビが壊れました。

CDを入れ替えようとしたら壊れました。
画面が上向いたまま戻ってきません。

覗き込めば見えない事もないんですけども、
逆にそっちのが危ない。

まさに・・・

あの世にナビされてしまうわけで!

幸い一本道だったんで迷う事はなかったんですけどね。

なにがつらいってあーた!
CD聞けなくなった事が1番つらいっすよ。

BGMは

雨、ときどき雷(晴れ、ときどき殺人)ですよ!

まあ、次から次へと色んな事が起こるもんだと
半ば感心しながら進んで行くと、
遠くの方に

明かりが見えました!

「湯殿山」の料金所です。

一人のおじさんがいました。
40年前はさぞかしモテたであろうと思われる優しげなおじさんです。

久しぶりに人に出会えた喜びもあり、
僕は思わずおじさんに話しかけました。

ひげ「この辺にスタンドありますか?」(ジョジョの方ではないとは言えなかった)

おじさん「ないねえ。」

ひげ「どこまで行けばありますか?」

おじさん「鶴岡まで行けばあるっちゃね。」(こんな方言だったかどうか定かではない)

ひげ「何キロぐらい先ですか?」

おじさん「30キロくらい先っちゃね。」

30キロ!

結構あります。

でも行くしかありません。

動揺を悟られないよう、笑顔でおじさんに別れを告げました。

さて、ガス欠との勝負も大詰めです。

下っ腹にも俄然力が入ってきました。

それと同時に

思わぬ伏兵もやってまいりました。

尿意です!

またヤツが現れました!

聖戦再びです!

第二次世界聖戦です!

多分、裸にコーヒー牛乳が効いてきたんでしょう。

そしてやっぱり・・・

意識すればする程、加速度的に増すんですね!尿意って!

ありとあらゆる戦いが、僕の中で行われております。

僕の中、今まさに<戦いのワンダーランド>(by古館)です。

しかし不思議な事に、
その中においても優先順位ってついてくものなんですね。

さしずめ、

夜道<嵐<空腹<ナビ故障<ガス欠<尿意

といった所でしょうか。

正直、

「BGMが雨、ときどき雷」とかどうでもよくなってきました。

仮に、

仮にですよ。

僕がMだとしてもですよ!

さすがにヤバイです。

下手をすると、

嵐の中、

高速道路の途中で止まってしまうかもしれません。

しかも

失禁した状態でね!


残念ながら、今日はここまでです。

相変わらず・・・

何一つ解決されておりません。

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