昨日、アメリカの姉から貰ったご飯の残りのご馳走をきれいに食べて、ジェニーは元気を取り戻したかに見えたが、今朝朝食を持って行ってみたら静かに頭を西に向け、南側の入り口に身体を向けて覚悟していたかのように横たわっていた。そんなかたちで寝ていた事もあるのでじっと見つめたら確かに死んでいた。ドアを開けて入ったら、目は開かず蝿が1匹飛んでいた。夏の頃から何時死んでもおかしくないような様子だった。暑さに耐えかねてか、コンクリートの上を這いつくばって動いている時もあった。これで終りかと思うと翌朝は元気に立っていた。けれど私とどっちが先かという位だったが、先に逝ってくれよと心からそう願っていた。ジェニーはその通りに一足先に逝ってしまった。これ以上おとなしい犬はいないくらいで電気や水道の検針の人に小屋の10センチくらいの間からいつも頭を撫でて貰っていた。私の悩みがひとつ消えた。もうひとつは3階にひとり住むミーコである。これも必ず先に・・・と願っている。