人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

美しいのは、その人の生き方。その人の人生。

2021-03-31 11:19:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感129

養老静江「ひとりでは生きられない〜ある女医の95年」の文章の中に次のようなくだりがある。

『こちらをふりむいた人はお多福のような下ぶくれのおっとりした顔の人でした。目があうと心が洗われるような笑顔で軽く会釈するのです。美しいのは多分その人の人生なのでしょう。だから若い人にはその味わいがまだにじみでてこないのです。』


《美しいのは、その人の生き方》と言っている。

《その美しさは、若い人にはまだにじみ出てこない》と言っている。




雑感130

美しく老いる

美しさは、日々の生活の中にあったり、労働の中にあったり、さまざまな活動や思考の中にあったりする。

難しいけれど、美しく老いていきたい。




雑感131

雑草には雑草のいのち

鳥には鳥のいのち

迷いはあっても鳥は飛ぶ

踏まれても雑草は伸びる

あなたと私が

抱えきれない迷いの中にいても

いのちは進む

人は、いつも渦の中

いつも不安

けれど

あなたも私も気高いいのち

迷いはあっても

踏まれることばかりでも

いのちは進む

今も、明日も
(くろ)




雑感132

ヨイトマケの唄

美輪明宏 1964年



老人は自分を老人だとは思っていない

2021-03-30 19:40:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感125

『老人は自分を老人だとは思っていない』
佐藤眞一




雑感126

いつの新聞だかわからないが、(きっとここ数ヶ月のものだろうが)次のような週刊誌の広告があった。

この週刊誌の特集記事は、『自分じまい 準備をしよう』だった。

実際に読んだわけではないので、内容はわからないが、こんなタイトルの記事で埋まっていた。


○人生100年時代、家族がいても、最後はおひとりさま


○週刊誌といっしょ考える4K
・介護 ・お金 ・健康 ・孤独


○支援サービス一覧付き
・介護施設の入居 ・入院の身元保証から付き添い ・看取り ・死後の手続き ・遺言 ・お墓まで


○帰省自粛で増えるシニア「孤食」対策


○親子で使える手軽なリモート見守り


○年末年始に狙われる独居(アポ電空き巣の防衛術


○PCR「自主検査」&病院ガイド



すごいね。どう思いますか?




雑感127

老活

終活

エンディングノート

自分じまい


あなたは、何をどう取り組んでいる?




雑感128

自分に負けるな!


メロディ



ふーん、そうなんだ。で、最近のおすすめは何?

2021-03-29 09:48:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感121

YouTubeを開いて検索窓に、「ごま油料理」と書いて検索する。
そうすると、ごま油を使った料理が次々と出てくる。 

「卵料理」「キャベツ料理」など何でも入れて検索すると、面白くて料理の不得手な私でも、つい作ってしまう。

とにかく、料理の仕方がザクザク出てくる。

食生活にちょっとした変化も生まれる。

YouTubeで遊んでみると面白い。




雑感122

「我が家の料理」
「ふるさとの料理」
「私(自分)の料理」


最近のおすすめは何?





雑感123

従姉妹が来たので料理の話をしたら、「料理のさしすせそ」の話を始めた。

料理のさしすせそとは、

さ→砂糖
し→塩
す→酢
せ→醤油
そ→味噌だそうだ。

そして、料理の味付けをする時にはこの順番に入れると美味しく仕上がるのだと言っていた。


「ふーん。そうなんだ。」





雑感124

今日の料理 テーマ曲

冨田勲作曲

43秒



春 木の芽風 サクラ色

2021-03-28 19:54:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感116

『木の芽風』という言葉を知った。春の季語だそうだ。 

木の芽時に吹く風。 
木の芽を吹き渡る風。

どんな風だろう。


木の芽風漆黒の膳拭き清め 桂信子


木の芽風人に会ふ目の生き生きと 前田倫子


春になって草木の芽吹く匂いや彩りは、知っていたが、風の様子をしっかり体感してこなかったな。(反省)




雑感117

木の芽風は知らなかったが、『風死す』という夏の季語は知っていた。(まだ夏ではないけど)


以前、こんな短文を書いたことがある。


『風死す、という季語がある

真夏、吹いていた風がピタリと止み、なんとも堪え難い暑さの中で閉口してしまうという意味

少しでも風が吹けば心地良いのだが
もうどうしてよいか分からないくらいの暑さだった

梅雨は明けてないが、風が死んだようだ

陽が落ちれば風がそっと吹いてくれるのだろうか』         
(くろ)




雑感118

春という漢字をインターネットで拾ってみた。








雑感119

今まで何ともなかったのに、最近急に涙が出たり、くしゃみが連続して何回もでて困ってる。

これは、フェキソフェナジン(アレグラのジェネリック)に頼るしかないか。




雑感120 

アンジェラ・アキ。

この人のつくる曲は、いいね。

アンジェラ・アキのつくった『手紙〜拝啓十五の君へ』は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲になったよね。

今日は春の曲

『サクラ色』



前進しながら終わるのだ

2021-03-27 13:31:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感112

「今のすべては過去のすべて」

この言葉(認識)は、現状が苦しいシニアには、過酷な言葉だ。

「あの時、投げ出さなければよかった」などというような後悔に充ちた言葉だ。


しかし、現状が幸せそのもののシニアにとって「今のすべては過去のすべて」という言葉(認識)は、「苦しかったけど頑張ってきてよかった」とか「この境遇で生きられてきてよかった」とかいう肯定的な言葉になる。


だけど、現実は、後悔のシニアにだって一点突破全面展開ということだってある。


反対に、幸せなシニアだって、足をすくわれて地に堕ちることだってある。


大事なことは


今のすべては過去のすべて。
     だから、私は、、、、》

《今のすべては過去のすべて。
     だけど、私は、、、、》

と繋げて考えることだ。


今のすべてが、死ぬまで今のすべてではないのだから。




雑感113

もう一つ言いたいこと

「いまのすべては、過去のすべて」

それ以上でもそれ以下でもない。

本当は、こんなつもりじゃなかったんだよな、なんて言い訳はいらない。

「いまのすべては、過去のすべて」

どんな悪い状況にあろうとも「今のここから」出発する以外ない。

あなたや私が何歳であってもだ。




雑感114

人間いつかは
終わりがくる。

前進しながら
終わるのだ。
     (坂村真民)


私はこの言葉が好きだ。



雑感115

世界各国で新型コロナウイルスが感染拡大した4月。イタリア北部クレモナを拠点に活動する日本人バイオリニスト・横山令奈は、患者の治療最前線である病院の屋上から演奏を披露した。医療従事者への感謝の気持ち、そして患者たちが再び音楽を楽しめる日が来ることを祈って披露された演奏の模様は、配信も実施され、世界中の人々を元気づけることになった。(web上から引用)

その時の演奏が、この演奏。⬇️