人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

消え去らない人々

2021-10-31 19:21:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感284



1分57秒


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5分39秒


雑感285


ビリーホリデイを歌ってる


6分57秒


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4分49秒


雑感286


自分でも説明出来ないけど、エリクソンの発達段階を思い出してしまった。





雑感287


もうすぐ選挙の開票。


彼らの政治魂は、どの成長段階?

きもちを三つ四つ

2021-10-30 08:18:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感278


うーん、と。
昨日、ある人が、私の短文をほめてくれました。

だから、(調子に乗って)三つ四つ載せてみます。





雑感279


子どもが背伸びする
あのね、あのねと背伸びする

大人が屈んで耳を貸す
うん、うんとうなづいて寄っていく

背伸びとうなづき
伝えたい気持ちと分かりたい優しさ

ささいなことの積み重ね
日々の気づきの積み重ね

その積み重ねのてっぺんに共感という幸せができる

(くろほとき)






雑感280



渡部あい

3月22日生

未熟児

早生まれで学校の出席番号は最後

名字はアイウエオ順の最後

未熟児だから体もきっと一番小さい

「せめて名前だけでも一番の名前をつけてあげたい」

だから

ア行の『あ』と『い』

これが、親の願い

嬉しい

(くろほとき)






雑感281


幸せな人しか発せない言葉がある

丸くて、あたたかくて、微笑んでいる言葉

背筋の伸びている言葉


不幸せな人にしか発せない言葉がある

やるせなくて、涙の混じっている言葉

グサッとくる言葉


どちらも
視線を上げている人からしか生まれない


どちらも
心の根っこからしか出てこない

(くろほとき)






雑感282



あなたの年齢を私は知らない

あなたの苦しみを私は知らない

けれど

まだ遺書を書いてはいけない

私たちは柔軟な心を持つかぎり

何歳になっても

新しい挑戦を始めることができるのだ

前を、前を見て!

そして

逃げないで

(くろほとき)






雑感283




秋色をいっぱい並べてみると

2021-10-29 07:04:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感272

夜半に目が覚めた。

寒くてブルっとふるえた。

慌ててストーブのスイッチを入れた。

嫌な季節になってきたな。



雑感273

シニアの学習仲間が、ブログを更新した。

題名は、「秋色」

コメント欄には、

赤いマフラー?と赤い座布団素敵です。早速私も作りたい👋』と書いてあった。

さっき、嫌な季節と書いたが、晴れた日の秋色は、格別だ。

秋色の中に屹立していると、身体が秋色と秋の匂いに満たされてくる。

ブルっとふるえる寒さと秋色が混ざり合って郷里の自然をつくっている。


雑感274


『草いろいろ 
    おのおの花の 手柄かな』

 松尾芭蕉



雑感275 


『くろがねの 
    秋の風鈴 なりにけり』 

飯田蛇笏


雑感276

この歌も好き。



雑感277

この色、画用紙の上でつくれるかな。




車の中で知人を待ちながら考えたこと

2021-10-28 07:53:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感266

ドナルドキーンの好きな季節は、「梅雨」


以下、少し長くなるけど、彼のことばを引用する。



 「一番好きな季節は?」と聞かれると、ためらうことなく「梅雨」と答える。桜の咲く季節、新緑、紅葉の季節も私は大好きだ。しかしなぜか梅雨の季節に最も心を惹かれる。大災害をもたらすような雨は嫌いだが、日本の雨の風景は格別である。



 小雨の降る中を息子に手を引かれて、傘を片手に近所の寺の境内を歩くのは、なんとも言えず気持ちがよい。石畳が濡れて、ところどころ水たまりが光っていて、紫陽花が咲いていれば文句はない。私の墓がこの寺にある。雨に濡れた墓石に向かって手を合わせると、心が洗われるような気がする。馴染みの花屋さんで買った花を、自分の墓に手向けることもある。



 『徒然草』を翻訳したのは五十年ほど前の軽井沢の山荘で、やはり梅雨の季節だった。雨は、ある種の集中力と持続力を与えてくれる不思議な魔力を持っているようだ。翻訳しながら私は、自分がまさに『徒然草』を書いているかのような錯覚に陥った。あの時、私は兼好法師だったのかもしれない。



 ここ数年、毎夏一ヶ月以上、息子と軽井沢の山荘で過ごすが、書斎の前が林になっている。原稿に向かっていて、ふと雨の降る林に見入っていることがある。静かな雨音は音楽のようだ。突然、陽が射して一ヶ所だけ明るくなる。その明るさの中を小鳥が数羽、さえずりながら飛びまわる。そんな時、私たちは歓声を挙げて喜ぶ。



 年をとるにつれて雨を嫌うようになっていることも確かだが、それでも私は雨が好きだ。

(どなるど きーん・日本文学者) 



雑感267


私も雨の日は、好きだった。雪の日は、もっと好きだった。

子どもの頃は、雨の中や雪の中を、空に向かって口を開けて歩いたりしたこともあった。

雨や雪の中に立つと、子どもながら、生きている実感を感じることができた。

でも、もう雨も雪も嫌だ。年齢が自然に対する好き嫌いの相性を変えてしまった。


雑感268


雨の歌で、今でも気に入っている歌がある。




雑感269


ドナルドキーンが雨と日本人の暮らしに目を向けながら日本研究をしたのもわかる。

日本人の感性に感動しながら、日本人の気持ちの中に入っていったんだろう。




雑感270


先日(10月21日)のシニアの勉強会での委員長のことば。

『今朝は、私の村ではこの秋はじめて霜が降りました。』


二十四節気「霜降」(そうこう)というのは本当だな、と納得した。

2021年の暦要項を見ると、次のように記されている。





雑感271

雨のことを書いてみたけど、今日は快晴。

秋晴れの中を知人と歩いてくるよ。


思い出袋の中の《生きている私》

2021-10-10 00:42:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感262

ふっと考えた。

自分の中に「思い出袋」はいくつあるんだろうか。

職業の「思い出袋」

青春の「思いで袋」

喜びの「思いで袋」 

悲しみの「思いで袋」

もっともっとの「思い出袋」

自分の中に「思い出袋」は、いくつあるんだろうか。

そして、その袋の中には、何が入っているんだろう。

・・・・

これらの袋の正体を突き詰めることは、《自分で自分の正体を暴くこと》





雑感263


「思い出袋」の正体

不安

感謝

驚愕

好奇心

焦燥 

不思議 

幸運

緊張

尊敬

憧憬 

欲望 

恐怖

勇気

後悔

無念

軽蔑

罪悪感

劣等感

怨み

苦しみ 

悲しみ

切なさ

怒り

そして、愛情





雑感264

私は

すべてをオブラートで包んで飲み込んできた。

そうして

新しい風が吹くことを願って

私自身の種子を育ててきたように思う。


雑感265

谷川俊太郎の詩に、小室等がメロディをつけた。

これは、名作、名詩、名曲。

私やあなたの「思い出袋」の中にもぎゅっと詰まっているだろう

《この思い》