雑感112
「今のすべては過去のすべて」
この言葉(認識)は、現状が苦しいシニアには、過酷な言葉だ。
「あの時、投げ出さなければよかった」などというような後悔に充ちた言葉だ。
しかし、現状が幸せそのもののシニアにとって「今のすべては過去のすべて」という言葉(認識)は、「苦しかったけど頑張ってきてよかった」とか「この境遇で生きられてきてよかった」とかいう肯定的な言葉になる。
だけど、現実は、後悔のシニアにだって一点突破全面展開ということだってある。
反対に、幸せなシニアだって、足をすくわれて地に堕ちることだってある。
大事なことは
《今のすべては過去のすべて。
だから、私は、、、、》
《今のすべては過去のすべて。
だけど、私は、、、、》
と繋げて考えることだ。
今のすべてが、死ぬまで今のすべてではないのだから。
雑感113
もう一つ言いたいこと
「いまのすべては、過去のすべて」
それ以上でもそれ以下でもない。
本当は、こんなつもりじゃなかったんだよな、なんて言い訳はいらない。
「いまのすべては、過去のすべて」
どんな悪い状況にあろうとも「今のここから」出発する以外ない。
あなたや私が何歳であってもだ。
雑感114
人間いつかは
終わりがくる。
前進しながら
終わるのだ。
(坂村真民)
私はこの言葉が好きだ。
雑感115