人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

人間の晩年 人間の臨終

2021-03-19 11:09:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感96

『人間臨終図巻』(山田風太郎)という本がある。タイトルを読んだだけで目の玉がぐるんと一回転しそうになる。



亡くなった年齢順に死に様が書いてある「死に様列伝」ともいうべき名著である。



短い文章でその人の死の背景=生き方の背景を鮮明に活写している。全四巻の力作。



これは、必読書になるくらい価値ある本だと思う。




雑感97 


『人間晩年図巻』という本がある。 

関川夏央が山田風太郎『人間臨終図巻』の衣鉢を継ごうとした「図巻」である。



山田風太郎との違いは、山田風太郎は、『臨終』、関川夏央は、『晩年』である。関川は、1990年代の人々の晩年を感情豊かに描いている。



人生100年時代の晩年は長い。日本の歴史上最長に長い。あっちを見ても、こっちを見ても、晩年だらけだ。


 


雑感98


さて、私自身は、どうなのか?


人生の生病老死の『老』という人生の真っ只中。



やることややりたいことがあり過ぎてまだまだ死ねない。



だから、まだまだ人生を語らず、だ。




雑感99


吉田拓郎、若かった。


人生を語らず。



コメント
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