新生日本情報局

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新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は期間延長、長期戦に備えた外交安保と第二第三の給付金交付を!!

2020-05-02 00:00:00 | 報道/ニュース
中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大は、日本においてすら感染者数の抑止効果は見えてきている面があるものの、残念ながらお世辞でも感染が弱まったとか、終息に向かっているとは言い難い現状です。

4月30日に首相官邸HPが「令和2年度補正予算成立及び緊急事態宣言の延長についての会見」の題で次のように公開しました。

『令和2年4月30日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
 総理は、令和2年度補正予算成立及び緊急事態宣言の延長について次のように述べました。

「先ほど、事業規模117兆円、過去最大の補正予算が成立いたしました。早期成立に御協力いただいた全ての与野党の議員の皆様に本当に感謝申し上げたいと思います。
 早速、明日から中小企業・小規模事業者の皆様に最大200万円の現金をお届けする持続化給付金の受付がスタートいたします。最速で、最も早い方で、5月8日からスピード感を持って、そして使い道に制限のないこの現金をお届けいたします。

 また、実質無利子・無担保、元本返済最大5年間据置きの融資を、お近くの地方銀行や信金、信組で受けられるようになります。また、税金や社会保険料の納付が猶予されます。

 本当に今、この厳しい状況の中で歯を食いしばって頑張っておられる皆様へのこうした支援を一日も早くお届けし、事業や雇用を必ずや守り抜いていきたいと考えています。

 緊急事態宣言を発出してから、約3週間が経過いたしました。この間、国民の皆様には、外出を控えていただいたり、あるいは自宅での勤務を継続していただいたり、様々な御協力をいただいています。

 また、学校の休業により子供たちは、友達と一緒に勉強したり遊んだり、共に過ごす大切な時間を失い、また、お父さん、お母さんにも本当に御負担をお掛けしております。

 このように、本当に様々な御協力をいただいておりますことに、衷心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。

 明後日から、5連休が始まります。普通であれば、皆が楽しみにしているゴールデンウィークではありますが、今緩んでしまっては、これまでの努力が無駄になってしまいます。自分自身を守るため、愛する人を守るために、どうか外出を控えていただきたいと思います。

 5月6日までの緊急事態宣言、その後の対応につきましては、専門家の皆様に様々なデータについて見極めていただき、最終的に判断していくことになりますが、現下の大変過酷な医療現場、そして今この時も一人でも多くの命を救うために本当に尽力していただいている医療従事者の皆様の負担を考えると、現状は大変厳しいと認識をしております。

 5月7日から、かつての日常に戻ることは困難と考えます。ある程度の持久戦は、覚悟しなければならない。率直に、そう申し上げなければならないと思います。その中で、全ての国民の皆様と一体となってこの困難を乗り越えていくため、この補正予算による、一人一律10万円の給付をお届けいたします。一日も早く、お届けしていくために、地方自治体の皆様の御協力をいただきながら、全力で取り組んでまいります。

 この事業規模117兆円の補正予算をフル活用して、家計や生活を、そして事業や雇用を下支えしてこの国難とも言える困難な状況を国民の皆様と共に乗り越えていきたいと思います。そのために、あらゆる手段を尽くしていく決意であります。」

「延長の期間がどの程度になるのか、ということにつきましては、これは専門家の皆様にお話を伺いたいと考えています。」』

現時点での各種の報道等によれば、緊急事態宣言の延長は1ヶ月程度、具体的には5月末前後?を目処に期間が延長される見通しです。
長期戦の覚悟が必要になってきました。

5月1日01時29分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「新型コロナ、持続的対策1年以上は必要 専門家会議の提言案判明」の題で次のように伝えました。

『新型コロナウイルスの感染拡大防止策を検討する政府の専門家会議(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)が1日にまとめる提言案の全容が30日、判明した。今後の対策について「当面、新規感染者数がゼロにはならず、1年以上は、何らかの形で持続的な対策が必要になる」と明記した。

 提言案では新規感染者数について「辛うじてオーバーシュート(爆発的感染)を逃れ、減少傾向に転じるという一定の成果が表れ始めている」としながらも、「オーバーシュートの兆候を見せ始めた3月中旬前後の新規感染者数の水準までは下回っていない」と分析した。
 その上で「引き続き接触機会の低減、新規感染者数の減少と重症者・死亡者の増加を防ぐための医療提供体制の拡充などを進めることが必要」と強調した。

 具体的には蔓延(まんえん)(まんえん)の状況に応じ、「感染状況が厳しい地域は引き続き『厳しい行動制限』が必要」とする一方、「新規感染者数が限定的となり対策の強度を一定程度緩められるような地域であっても、再度感染が拡大する可能性があり、直ちに以前と全く同じような生活に戻れるわけではない」との厳しい見通しも示した。

 休校が続く学校の取り扱いについては、1年以上にわたり新規感染者が生じることを踏まえると、感染拡大のリスクをできるだけ低減した上で、「学校の活動を再開し、児童生徒の学習の機会を保障していくことも重要」とした。』

このように、現状では少なくとも今年度を通した新型コロナウイルス感染対策の継続が不可欠となった今、景気の下支えともなる5月より全世帯に配られる10万円の給付金も1回のみならず、2回、3回と給付を進めなければならなくなります。

そのような経済刺激策の充実や継続的な実施が必要不可欠です!!

その一方で、新型コロナウイルス感染拡大により外交安全保障面での急激な変化にも対応しなければなりません。

同日8時11分にロイターが「新型コロナ、武漢の研究所が発生源の可能性確信=トランプ米大統領」の題で次のように伝えました。

『[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、新型コロナウイルスが中国武漢の研究所が発生源となっている可能性を確信していると述べた。ただ、証拠については言及を避けた。
トランプ氏はホワイトハウスのイベントで、新型コロナが武漢のウイルス研究所から発生したかとの質問に対して、そうであるとかなり確信していると述べた。
一方、証拠については「話すことはできないし、許されない」と語った。』

中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大そのものの原因については、様々な情報等が飛び交っています。
客観的に観れば、中国発であることは間違いなさそうです。
しかしながら、既に感染力の強い変異体等の存在も指摘されており、治療薬や治療ワクチン等の開発と共に、この問題は政治問題化しています。


新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は期間延長、長期戦に備えた外交安保と第二第三の給付金交付を!!


4月30日、官邸にて令和2年度補正予算成立及び緊急事態宣言の延長について会見をおこなう安倍首相
出典:首相官邸HP



3月31日、新型コロナウイルス感染対策の医療機関(病院船)を訪問した米国トランプ大統領夫妻
出典:ホワイトハウス並びにメラニア夫人ツイッター


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三島由紀夫の有名作品「潮騒」に込められた想いは新型コロナウイルス感染拡大の現代に通じる!!

2020-05-01 00:00:00 | 報道/ニュース
今年のGWは昨年までの浮かれた思いとは真逆の「外出自粛」「行楽地・観光地営業閉鎖」等が相次ぎ、「来ないで下さい」の連発がSNSや報道等で飛び交っています。

映画、動画、書籍を視聴したり読んだりしている方も多いかと存じます。

多くの方々が、今現在、時代の、そして歴史の大きな流れの分岐点に来ていると薄々感じているかとお察し申し上げます。
そのような中において、筆者は没後50年の節目で再ブームになっている三島由紀夫の有名作品「潮騒」と、その作品に込められた想いは現代に通じるものである、と感じずにはいられません。

「潮騒」は5回も映画化され、作品も翻訳され世界中で広く認知されています。
文藝評論等は専門家等にお任せして、筆者としてはその着眼点に注目したいと存じます。

以下、ウィキペディアでの「潮騒」に関する数々の記述です。

『(前略)

マルグリット・ユルスナールは(中略)有名な焚火のシーンを、男女混浴が根づいている日本では突飛なシーンではなく、その戯れは神道の火の儀式に近いとしている。また、荒海と闘う新治をレアンドロスより逞しい若者、初江をヘーローよりも慎ましい娘だとし、「動物の世界の一対がそうであるように、最後には詩人のために、二つの存在に分裂した一種の両性具有のイメージを実現しているかのようだ」と解説している。』

『柴田勝二は、新治と初江を結ばせる「他動的な力」の一つとして新治の信仰している八代神社に祀られた綿津見命に触れ、八代神社が伊勢神宮と深い縁を持ち、両者を媒介している「太陽」への崇敬と、三島が主人公に造形したギリシャ的な要素の共通性を鑑み、「その信仰の実体性が『ギリシャ―神島―伊勢』の連関によって、伊勢神宮に祀られる天照大神に向かう方向性を帯びることが、この作品に密かに込められた企図であった」とし、最終的に新治と初江の結婚を許可する「宮田照吉」の名前も2、伊勢神宮の「宮」と天照大神の「照」から取られていると考察している。

(中略)

三島が戦中戦後に持ちつづけていた対米関係の意識や、日本の民族・文化の同一性に対する意識が三島の中に一貫してあることがうかがえるのを柴田は鑑み、『潮騒』で新治が向かった沖縄の運天を、「戦時中米軍が最初に上陸した地点である」と三島が記し、〈打ちひしがれて〉と表現しているところから、「沖縄の民衆の存在がほのめかされている」とし、その場所で新治が船を救う活躍を見せる行動に着目している。

荒波にもてあそばれる船とは、「アメリカ」によって脅かされる「日本」の謂にほかならず、それを繋ぎとめる「浮漂」とは、「日本」の同一性を託しうる小さな拠点、つまり「歌島」を暗示している。それを新治は日頃信仰する海神の加護によって達成するのだといえよう。さらにこの海神と伊勢神宮の神とが連携する文脈によって、「日本」の同一性の在り処を浮上させようとする側面を『潮騒』ははらんでいる。
— 柴田勝二「二つの〈太陽〉――『潮騒』の深層へ――」』

『佐藤秀明は、「新治」と「初江」という名前について、恋愛という行動に対して2人が未経験であり、そこに「新しく」あるいは「初めて」足を踏み入れる人間であることを物語るとし、羽鳥徹哉は、2人が初めて抱き合うのが廃墟となった観的哨であるという設定から、「敗戦による廃墟の日本から、どのような新生日本を作り上げていくべきであるか」という課題が示唆されているとして、それが「国生み」の寓意となると解説している。
(以下、略)』

最後の佐藤秀明氏の論評が、筆者には、日本神話に出てくる日本列島の「国生み」の話に通じているものがあるかと感じています。

翻って今、私達を取り巻く環境は、お世辞でも中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎感染拡大が続く「ウイルス戦争」の渦中にあります。

今、私達に何ができるのか。
どうすれば良いのか。
正に、どのように新生日本を作り上げていく、新生世界を作り上げていくべきであるのか想いを三島由紀夫の作品と共に考えていくべきでしょう!!


三島由紀夫の有名作品「潮騒」に込められた想いは新型コロナウイルス感染拡大の現代に通じる!!



「潮騒」の有名シーンをカバーにしたブルーレイ
出典:amazon.com
勿論、この作品は「潮騒」の映画化第四作目で、主演は有名な三浦友和氏(画像左)と山口百恵氏(右)


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