昨年に日本案で一旦は決着するかに見えたインドネシアのジャカルタ高速鉄道の日本案を突如横取りした中国が杜撰な対応をしています。
そして、インドネシア政府から未だに建設許可が出ていないというのも、正にお笑いですね!!
1月30日19時5分に産経ニュースが「書類ずさん過ぎ…中国受注のジャカルタ高速鉄道、工事“出発進行”できず 中国語のまま「評価できぬ」」の題で次のように伝えました。
『インドネシア・ジャワ島の高速鉄道整備工事が、監督官庁の許認可が下りず、足踏みを続けている。中国が日本との受注合戦に競り勝ち、21日に着工式典が開かれたが、提出書類が中国語で担当官が理解できないなど準備不足が露呈。事業契約もまだ調印できず、工事の“出発”にすらこぎ着けられない状況だ。
■空軍基地の敷地に駅を予定
整備計画では、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンの約140キロを結び、2019年前半の開業を目指す。事業費約は55億ドル(約6420億円)で、インドネシア政府は負担や保証はしない。事業権期間は50年で、終了後は政府に引き渡される。
着工式典で、インドネシアのジョコ大統領は「インドネシア、中国の両国政府が協力して着工に至った」と胸を張った。だが、式典を欠席したジョナン運輸相は26日、議会公聴会の質疑で、「評価が終わっていない」として、建設許可はまだ出していないとした。
運輸省幹部は、地元英字紙ジャカルタ・ポストに、「5キロ区間の式典向け使用だけ許可した」と説明。必要書類が未提出なうえ、提出された書類も多くはインドネシア語や英語ではなく中国語で記載されており、「評価のしようがない」とし、事業契約も調印できない状況を明かした。
中国側の計画では、4駅が整備されることになっているが、うち1駅はジャカルタ東部にあるハリム空軍基地の敷地を予定。このため、一部政治家から、「首都防衛のための不可欠な施設だ」と、計画見直しを求める声もあがっている。
■「反対を力で排除、慣れてしまっている」
東南アジア研究所(シンガポール)の趙洪氏は、28日の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)に、中国の国有企業は母国で、反対や障害を力で排除することに慣れてしまっていると指摘。インドネシアのような民主主義下では違った対応が必要だとして「地域社会をもっと深く理解する必要がある」としている。
インドネシアの高速鉄道計画をめぐっては、日本が受注を前提に地質調査などを長年進めてきたが、昨年3月、中国が参入を発表。インドネシアは同9月、費用が安い「中速度」の鉄道にプランを変更し、日中両案を不採用としたが、その後、事業費を丸抱えする中国の新提案の採用を決定。日本は選考過程の不透明さをインドネシアに抗議するなど波紋を呼んだ。』
インドネシア政府は、日本が受注を前提に地質調査などを長年進めてきた全ての成果を、中国側に情報を漏らした上で、「中速度」の鉄道にプランを変更、中国が参入しやすくした上で事業費を丸抱えする、という「タダで安く受注」したと筆者は聞いています。
インドネシア政府にも、中国への売国奴、裏切り者がたくさんいた訳ですね。
日本のことわざ、「タダ程高いものはない」の真の意味は、タダで貰ったものなど、何の保証も無く、後日請求が高く付くという2つの意味があるのを、インドネシア政府はご存じですか??
当然の事ながら、このプロジェクトは建設許可すら下りていないので、既に建設計画は狂ってきています。
ジョナン運輸相は、今でも恐らく日本案を推しているのでしょう。
そうでなければ、中国側の書類の不備などを堂々と指摘はしないと筆者は推測します。
インドネシアのジャカルタ高速鉄道の日本案を突如横取りした中国が杜撰な対応をしている!!
果たしてまともに運用出来る鉄道システムが出来るのか、非常に疑問だ!!
中国の横取りに対抗するためにも日本の高速鉄道の技術やノウハウをしっかりと守り発展させよう!!
インドネシア政府の裏切り行為には厳しい態度と行動を!!
このプロジェクトの終着地点は近い!!
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1月30日19時5分に産経ニュースが「書類ずさん過ぎ…中国受注のジャカルタ高速鉄道、工事“出発進行”できず 中国語のまま「評価できぬ」」の題で次のように伝えました。
『インドネシア・ジャワ島の高速鉄道整備工事が、監督官庁の許認可が下りず、足踏みを続けている。中国が日本との受注合戦に競り勝ち、21日に着工式典が開かれたが、提出書類が中国語で担当官が理解できないなど準備不足が露呈。事業契約もまだ調印できず、工事の“出発”にすらこぎ着けられない状況だ。
■空軍基地の敷地に駅を予定
整備計画では、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンの約140キロを結び、2019年前半の開業を目指す。事業費約は55億ドル(約6420億円)で、インドネシア政府は負担や保証はしない。事業権期間は50年で、終了後は政府に引き渡される。
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■「反対を力で排除、慣れてしまっている」
東南アジア研究所(シンガポール)の趙洪氏は、28日の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)に、中国の国有企業は母国で、反対や障害を力で排除することに慣れてしまっていると指摘。インドネシアのような民主主義下では違った対応が必要だとして「地域社会をもっと深く理解する必要がある」としている。
インドネシアの高速鉄道計画をめぐっては、日本が受注を前提に地質調査などを長年進めてきたが、昨年3月、中国が参入を発表。インドネシアは同9月、費用が安い「中速度」の鉄道にプランを変更し、日中両案を不採用としたが、その後、事業費を丸抱えする中国の新提案の採用を決定。日本は選考過程の不透明さをインドネシアに抗議するなど波紋を呼んだ。』
インドネシア政府は、日本が受注を前提に地質調査などを長年進めてきた全ての成果を、中国側に情報を漏らした上で、「中速度」の鉄道にプランを変更、中国が参入しやすくした上で事業費を丸抱えする、という「タダで安く受注」したと筆者は聞いています。
インドネシア政府にも、中国への売国奴、裏切り者がたくさんいた訳ですね。
日本のことわざ、「タダ程高いものはない」の真の意味は、タダで貰ったものなど、何の保証も無く、後日請求が高く付くという2つの意味があるのを、インドネシア政府はご存じですか??
当然の事ながら、このプロジェクトは建設許可すら下りていないので、既に建設計画は狂ってきています。
ジョナン運輸相は、今でも恐らく日本案を推しているのでしょう。
そうでなければ、中国側の書類の不備などを堂々と指摘はしないと筆者は推測します。
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