長野軽井沢でのスキーツアーバス転落事故は必然的な事故 国土交通省は徹底監査体制を確立せよ！！

１月１５日の未明に発生した長野軽井沢でのスキーツアーバス転落事故は、１４人が亡くなる悲惨な事故となりました。
この事故をおこしたバス運行会社のデタラメ極まりない管理体制が明らかになり、必然的な事故と言えましょう。
正に、怒りを禁じ得ません！！

１月１６日１４時２９分最終更新のニュースにてＦＮＮが次のように伝えました。
『大学生など14人が死亡した長野・軽井沢町のスキーバス事故で、バスの運行会社・イーエスピーでは、事故を起こしたバスが、無事に目的地へ到着したとする運行記録を作成するなど、運行管理のずさんな実態が、次々と明らかになっている。
バスの運行会社・イーエスピーでは、午前11時すぎから、国交省が2日目の特別監査に入っている。
これに先立って、取材に応じた会社の関係者は、書類の虚偽の記載を行っていることを認めた。
イーエスピーの山本崇人営業本部長は「20行以上はある用紙です。上から5行くらいは、ちゃんと書いてあって。空白なのに印鑑があるところが、10行以上あった」と話した。
イーエスピーの関係者は、出発前の点呼を確認する書類に、あらかじめ、点呼が済んだことを示す印鑑が押されていたことを認めた。
このほか、イーエスピーは、運行ルートを示す運行指示書について、白紙同然のものを運転手に手渡していたり、運転手の健康診断の書類が見つからないなど、ずさんな運行管理や書類管理の実態が、次々と明らかになっている。
イーエスピーはまた、運転手が今回、変更されたルートを度々使っていたことを認識していたことも明らかにしており、安全対策を軽視した経営が行われていた可能性が高まっている。』


格安旅行ツアーの競争激化もあるのでしょうが、バス会社の人身事故も一向に減りません！！
特別監査で明らかになったように、長野軽井沢でのスキーツアーバス転落事故は必然的な事故でした。

国土交通省は、警察から交通関係、出入国や輸出入管理まで管理監督する強力な国の機関であるならば、人員や組織を増やしても、このような悪質な運行会社などを徹底監査出来る体制を確立せよ！！
それが、私達社会が今回犠牲になられた方々へ唯一の供養になるはずです！！


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