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今回のパリ五輪は世界の混沌とした状況を体現!!

2024-07-31 00:00:00 | 報道/ニュース
動乱と新たなる歴史の始まり、と後世言われるであろう、2024年の今年も、早いもので7ヶ月が経過しようとしています。


そして、そのような混沌とした中で、7月27日にパリ五輪が開会式を迎えました!!




世間では報道番組、スポーツ番組や同類のWEB等で、相当な盛り上がりを見せるパリ五輪。


フランスは、気球、瓶詰め、メートル法、電気やコンピューターの基礎理論を確立。様々な前衛的なファッション等のブランドを立ち上げたり、TGVなどのフランス版新幹線を確立させたりするなど、現代社会の基礎の様々な分野で貢献してきた誇りと実績があります。


ですから、パリ五輪は開会式から、セーヌ側を船で選手団を紹介するなど、波乱含みになっているのもうなずけます。




7月28日09時32分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「パリ五輪のメダルはエッフェル塔の鉄片使用 デザインは仏ブランド「ショーメ」のこだわり」の題で次のように伝えました。


『(前略)


パリ五輪の競技が本格的に始まった27日、柔道女子48キロ級の角田夏実(31)=SBC湘南美容クリニック=が金メダルに輝き、日本勢の今大会メダル第1号となった。東京五輪のメダルには使い終わった携帯電話や家電などから取り出した金属が再利用されたが、今大会のメダルは、パリの象徴であるエッフェル塔の改修作業で発生した鉄片の一部を使用。フランスのジュエリーブランド「ショーメ」がデザインするなど、フランスのこだわりが凝縮されている。





(中略)


パリの代表的な観光名所であるエッフェル塔は、これまでに数多くの改修作業が行われてきた。大会公式サイトによると、改修作業で生じた鉄片の一部を使用。メダルの中央部分に、フランスの国土の形を表す六角形の形状となって埋め込まれている。


また、授与式で各選手に渡されるメダルを収容するトレーのデザインは、高級ブランドであるモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が担当した。メダルに加え、メダルを収容するトレーにも、フランスならではのセンスが光っている。』





また、7月26日11時22分に同メディアが「ヴィトンにショーメ…パリ五輪は高級ブランド満載 メダル授与式制服は100年前に着想」の題で次のようにブランド力の凄さを伝えました。


『(前略)


26日午後7時半(日本時間27日午前2時半)から開会式が行われ開幕するパリ五輪は、ファッションの国フランスが誇る高級ブランドの魅力を披露する場にもなる。選手のユニホームはもちろん、メダルやボランティアのユニホームに至るまで、老舗の伝統と技術が息づいている。


メダル授与式を支えるボランティアのユニホームは、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が手がける。オフホワイトのポロシャツにゆったりしたベージュのパンツ、帽子という構成で、男女共通のユニセックススタイル。パリでの五輪開催が100年ぶりであることを踏まえ、1920年代のデザインに着想を得たという。


(中略)


LVMHは大会のスポンサー企業で、傘下ブランドの技が大会の各所に生かされる。メダルを製作する宝飾ブランド、ショーメは、19世紀の皇帝ナポレオンと妻のジョゼフィーヌ皇后が顧客だったという老舗だ。


(中略)


開会式で仏選手団が着用するユニホームは、ベルルッティがデザインした。19世紀末、イタリアの皮革職人がパリに開いた老舗で、画家のピカソが愛したブランド。現在はLVMHの傘下にある。フランス国旗を連想させる青、ピンク、白の3色を使ったデザインで、グラデーションの微妙な染色に老舗の技術が発揮されている。』


ここまで様々なブランドが一同に会するとは、ねえ。


ロシアによるウクライナ侵略をはじめ戦争や紛争を五輪期間中は停戦する、というかつての五輪停戦すら守られない昨今の国際情勢でも、フランスは自国のブランドをここまで押し出すとは、さすがはフランスですな!!




今回のパリ五輪は世界の混沌とした状況を体現!!





パリ五輪の開会式の点火シーン
出典;パリ五輪公式 X




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