岸田文雄首相率いる日本の内閣が、9月13日に内閣改造で第二次岸田政権が発足しました。
その顔ぶれは、おおよそ予想範囲だ、とされていますね。
人事は、あらゆる分野でも難しいもので、永遠の課題なのでしょう。
9月13日0時11分にFNNプライムオンラインが「内閣改造...目玉は「女性活躍」 ベテランと若手「安定感」×「刷新感」」の題で次のように伝えました。
『13日に行われる内閣改造について、岸田首相は全ての閣僚の顔ぶれを固め、女性が過去最多に並ぶ5人となることがわかった。
岸田首相はどのような狙いで顔ぶれを固めたのだろうか。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・阿部桃子記者が中継でお伝えする。
政権の骨格は維持しつつ、政権浮揚にもつなげたい岸田首相が、人事の目玉として当初からこだわったのが「女性活躍」。
「過去最多タイ」を実現するため、自らの派閥の実力者・林氏をあえて外相から外し、派内のベテラン・上川氏を充てる一方、当選回数が少ない40代の加藤鮎子氏と自見英子氏を抜てきした。
いわば「安定感」と「刷新感」を同時に演出した形で、自民党内から「女性活躍と派閥のバランスがうまくとれた人事だ」との評価が聞かれる。
ただ、「政策重視ではなく女性を多くすることが目的の抜てきだ」との見方や、「無理な登用であれば不祥事のリスクも高まる」との懸念もあがっている。
一方、高市氏と河野氏を続投させたことについて、ある関係者は「ライバルをおりの中に閉じ込めた」と話していて、2024年の総裁選に向け、岸田首相の再選戦略が色濃くにじんだ人事とも言える。』
今年の夏に衆議院解散をしなかった岸田文雄首相としては、来年の通常国会後、衆参同日選挙を睨んでいると筆者は観ています。
また、記事でも触れた次の自民党総裁選挙で再選を目指すのならば、高市氏の続投を含めた今回の女性5人の閣僚入りや河野氏の閣僚続投は、ある意味で当たり前の人事ですね。
G20サミット等で実績の岸田内閣改造で政策刷新か!?
まずは、お手並み拝見!!
9月10日、インドで開催されたG20サミットにて、インドのモディー首相(左端)と夫人を交えて記念撮影を行った岸田文雄首相(左から2番目)
出典:岸田文雄首相自身のX(ツイッター)
『ASEANとG20を終え、現在帰国の途についています。
今回は重要な国際会議が重なったこともあり、様々な国のリーダー達と直接意見を交わす機会を得ることができました。
本年のG7議長国として引き続き国際社会に対してその責任をしっかり果たして参ります。
また妻の裕子も、ASEANとG20で配偶者プログラムや日本人学校訪問など様々な機会を通じ、各国首脳のパートナーたちと交流し理解を深め、また現地の皆さんと触れ合うことでその地の歴史や文化に接することができました。
お世話になった皆さん、誠にありがとうございました。』
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人事は、あらゆる分野でも難しいもので、永遠の課題なのでしょう。
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『13日に行われる内閣改造について、岸田首相は全ての閣僚の顔ぶれを固め、女性が過去最多に並ぶ5人となることがわかった。
岸田首相はどのような狙いで顔ぶれを固めたのだろうか。
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政権の骨格は維持しつつ、政権浮揚にもつなげたい岸田首相が、人事の目玉として当初からこだわったのが「女性活躍」。
「過去最多タイ」を実現するため、自らの派閥の実力者・林氏をあえて外相から外し、派内のベテラン・上川氏を充てる一方、当選回数が少ない40代の加藤鮎子氏と自見英子氏を抜てきした。
いわば「安定感」と「刷新感」を同時に演出した形で、自民党内から「女性活躍と派閥のバランスがうまくとれた人事だ」との評価が聞かれる。
ただ、「政策重視ではなく女性を多くすることが目的の抜てきだ」との見方や、「無理な登用であれば不祥事のリスクも高まる」との懸念もあがっている。
一方、高市氏と河野氏を続投させたことについて、ある関係者は「ライバルをおりの中に閉じ込めた」と話していて、2024年の総裁選に向け、岸田首相の再選戦略が色濃くにじんだ人事とも言える。』
今年の夏に衆議院解散をしなかった岸田文雄首相としては、来年の通常国会後、衆参同日選挙を睨んでいると筆者は観ています。
また、記事でも触れた次の自民党総裁選挙で再選を目指すのならば、高市氏の続投を含めた今回の女性5人の閣僚入りや河野氏の閣僚続投は、ある意味で当たり前の人事ですね。
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出典:岸田文雄首相自身のX(ツイッター)
『ASEANとG20を終え、現在帰国の途についています。
今回は重要な国際会議が重なったこともあり、様々な国のリーダー達と直接意見を交わす機会を得ることができました。
本年のG7議長国として引き続き国際社会に対してその責任をしっかり果たして参ります。
また妻の裕子も、ASEANとG20で配偶者プログラムや日本人学校訪問など様々な機会を通じ、各国首脳のパートナーたちと交流し理解を深め、また現地の皆さんと触れ合うことでその地の歴史や文化に接することができました。
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