その象徴が、昨年11月に発生したパリでの連続銃撃テロ事件や、昨年の大晦日にドイツのケルンで大量発生した女性襲撃事件でしょう。
1月11日17時51分にロシアの「スプートニク」が、「ドイツ警察、移民の性的いやがらせに関する訴えを600件あまり受理」の題で次のように伝えました。
『ケルン警察に対する大晦日の夜の襲撃事件に関する届出が516件に上っている。4割が性的いやがらせについて訴えている。AFPが伝えた。また、少なくとも2件の強姦が判明している。
スイスのメディアでも、やはり難民が女性を襲うケースが多数報告されている。フィンランド政府も性犯罪の急増を訴えている。ヘルシンキ市警察のイルッキ・コスケミャキ次長によれば、3万2000人の難民が流入した昨年以前は、公園や街路での性的暴行は未知のものだった。
しかしドイツの実状は、見かけより深刻である可能性さえある。主要タブロイド紙ビルトによれば、社会的な抗議を抑制するために、移民らの犯罪は大々的に発表しないよう、地元警察は命令されているという。
フランクフルト・アム・マイン警察の高官はビルトのインタビューで、「難民の犯した犯罪については報じないよう指導部から厳命を受けている」と述べた。
ケルンでは大晦日の夜、およそ1000人の若者(主に「アラブ系、北アフリカ系の外見をもつ」人々)がケルン大聖堂および中央駅付近の広場に集まり、のち少人数のグループに分散して女性を襲撃したという。』
このケルンの事件に関しては、スイスの女性アーティストがケルンで抗議行動を行うなど、当局の消極的姿勢に抗議や批判が殺到しています。
既に、昨年で100万人を超える難民が押し寄せた欧州で、偽造旅券による入国やテロリスロの侵入などが指摘されています。
そして残念ながら、難民の暴動や事件なども欧州各地で多発しているのも事実です。
このような悲劇や軋轢を生んだ背景には、ドイツのメルケル首相などが、受け入れ体制も整わず、経済的な余裕も無いにも関わらず「難民受け入れ」を大々的に宣伝した大きな失策にあります。
シリア情勢の悪化などで、難民の問題は非常に深刻化しているのは事実です。
しかし、同時に深刻化している難民の暴行事件などを解決しなければ、難民の受け入れをする訳にはいきません。
ケルンでの事件の教訓は、難民受け入れ体制の不備は悲劇と軋轢を生むことを教えてくれたことなのです!!
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