今日は早朝に、天王様送りがありました。お仮屋に移してお祭りを実施して、今度は本殿にお戻りになる儀式です。この後、直ぐにお仮屋を解体して倉庫にしまいました。これを延々と古くから繰り返して来ました。
伝統芸能を伝えることが、なかなか、難しい時代になりました。昔は、村総出でお祭りを実施して、村内の融和を図ってきました。しかし、皆さんで実施することが、大変難しいことになってきました。お祭りは、皆さんで行うものですが、浄財が集まらなくなりました。お祭りを実行委員会方式にして、自治会費をつぎ込まないと出来ません。お祭りを楽しむには、お金も出さねば楽しめません。多分、そんなにかかるならば、止めてしまえと云う方もあるでしょう。この辺も考えながら、伝統芸能の伝承も考えていきたいものです。
叔母の納骨で、従兄たちが集まりました。ただ一人残りました叔父は、欲が出てきて「東京五輪」をまた見たいと云っていました。野球が好きで、母校の決勝戦に、私が小学生の低学年のときに連れて行ってくれました。この時は、決勝戦で負けて関東大会に行けませんでした。このころは、山梨県との戦いに勝たねば、甲子園に行けないのでした。古巣の野球部のIさんの父上が、グランドに飛び込んで判定に抗議したのでしょう。審判員に球場の外に連れ出されたのを覚えています。私は子どもでしたので、天王様の方が良かったのにと思っていました。昔の話です。
お祭りが終わり、納骨も終わりましたが、田んぼがここのところおろそかになっていました。クロ草刈が遅れている田んぼがあります。少し田回りを再開しましょう。