岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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ART BLAKEY AND THE JAZZ MESENGER BLUE NOTE 4003

2018年03月12日 | JAZZ

 今日は、久しぶりに音楽ジャンル 「JAZZ」です。

お待たせしました。

取り上げるのは、

「ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS BLUE NOTE4003」

通称「モーニン」です。

1958年10月30日録音 6曲入り

1. EMIミュージック・ジャパン(こちらをとします)

2. ユニバーサル・ミュージック(こちらをとします)

のCD2枚を比較してみます。

1960年頃のJAZZ喫茶は「ファンキー」一辺倒で、60年の安保騒動もどこやらだったみたい。

1961年の正月には、初来日で最高潮に達してたそうです。

 「MOANIN'」と「BLUES MARECH」が名曲。

特にモーニンが良い!

 こちらが、EMI()のジャケットと帯。

 

 Aの開いた状態

 

 こちらは、ユニバーサル()のジャケットと帯。

 

の開いた状態。

 

は、「RVGこと ルディ・ヴァン・ゲルダー」がデジタル・リマスターしたCD。

2008年発売

1曲目に「ウォーム・アップ・ダイアローグ」として「リー・モーガンとRVG」の会話が録音されていて、

「モーニン」がTAKE4ということが判ります。

ボーナス・トラックとして「モーニン」のTAKE2が入っています。

24bit remaster されたもので、当時はアナログ・レコードも出ていたと思います。

音ですが、RVGリマスターはSTEREOになっていますが、きわめてMONOに近い中央に音を寄せてあります。

音量を比較すると若干こちらの方が大きく感じます。

MONOに近いので音が前に出てくる感じ。

しかし、中央に寄っているのでそれぞれの楽器が少し解り難い気もします。

JAZZ喫茶で聴いたり、ラジオから流れる音楽としては、こちらが良いのでしょうね。

まだ、このころはSTEREOのオーディオがまだ普及していませんから!

 

 

は、2013年に発売された物で「ブルーノート 創立75周年記念限定発売」です。

こちらは、「モーニング」と「ブルース・マーチ」の別テイクが入っています。

こちらも、24bit ですが 192kHzで最新リマスタリングとなっています。

ハイレゾ音源用か?

CD盤は液晶パネル用ポリカーボネート樹脂(素材の透明性がある)を採用した「SHM-CD」

音質はSTEREOで、こちらは左右に音は良い感じで別れています。

ボビー・ティモンズ(p)が左より

リー・モーガン(tp)が左より

 

ベニー・ゴルゾン(ts)がやや右より

アート・ブレーキー(ds)がやや右より

ジミー・メリット(b)がやや右より

から聴こえてくる。

質感は、A盤でもB盤でも24bitのためか同じで高音質であります。

やはり、リアル・ステレオの方が楽器の質や演奏者の配置が判ってよろしいです。

アートブレーキーのレコード日本盤には、高音がきつくカッテングしてあるものがあるので、それと比べればこのCDの方が聴きやすいと思います。

 

の裏ジャケット

写真の下が写っていない!

の裏ジャケット。

の方の写真は、ドラムも写っていて大変良いデザインと思います。

 

 

の裏写真。

アートブレーキー(ds)とベニー・ゴルソン(ts)が写っているのでBより良い。

の裏写真。

写真の下がカットされていて、ドラムが写っていない!

 

のCD面。

MOANINの文字が銀色

ARET BLAKEY....の書体が細い

右に「RVGのロゴ」。

のCD拡大。

左に「BLUE NOTE」のロゴマーク。

中心下に「R.V.G.」の文字。

 

 

のCD面。

「曲目」が表示されている。

MOANINの文字が強調されているか?

書体が太い

 

のCD拡大。

CDに「SHM-CD」のマーク。

 

Aのライナー・ノートの下には 「EMI Music Japan......」と書かれている。

にはオリジナルに忠実になっている。

 

今回のアルバムに欠点として1曲目の1分41秒ぐらいのところで「ボーン」というノイズが入っています。

石井式リスニングルームで聴くと低音が良く分かるので少し気になる所ですね。

ヘッドホーンでは、左から「ポソポソ」ぐらいの音にしか聞こえない。

メーカーも

「この音源は、オリジナル・マスターに起因するノイズ等がありますが御了承下さい。」と印刷されてはいます。

以上にします。

 

凝り性なのでやりだすとついつい細かくなり、ビートルズみたいになってきた。

しかし、JAZZマニアも多く、こんなもんではないと思います。

では、また。

 

 



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