今日は「オーディオ」
ソナス・ファベールのスピーカー「ストラディヴァリ G2」が期間限定でお店に入荷し、滅多に聴くことがないので聴きに来てくださいとXに投稿があったので聴きに行ってきた。

今回のシステム全体

いつものリスニングルームに入りスピーカーを見て、あまりに大きかったので驚いてしまった。
前面には、スリングというゴム紐がはられている。
サイズ
高さ 1374mm
幅 659mm
厚み 256mm(台座を含むと428mm)
重量 63kg
色は3種あるがこちらはレッド
ツイーター 28mmシルク・ソフトドーム
スコーカー 15cm
ウーハー 26cm2個
価格 ¥8,800,000
アマティG5が¥5,940,000になってしまったので、今となっては800万円でこのサイズはお値打ちかも??
しかし、高いことには変わらない。

今回の再生機
アンプ、SACDプレーヤーはCHなのでかなり高級機である。

横から見るとかなり薄いデザインである。
幅 256mm
上から見ると5角形のデザインになっている。

LFA(ロー・フリケンシー・アジャスター)という超低域周波数の調整システム
スピーカーターミナルの上中央に3個の端子がありそこにジャンパーを差し込み低音を調整するもの。
試聴時に低域を強くしたが、私は出過ぎていると思った。再生する曲による。
スピーカー端子は、高域側に接続してあった。
感想
まず初めに、クラシック「カールベーム指揮、ベートーヴェン田園」を聴かせてもらった。
音場が壮大で、コンサートホールの最前列で聴いている感じがした。朗々とした音源に包みこまれている。普段のスピーカーを聴くのと違い初めての経験だった。弦の音色は、想像していたより硬めであった。
あえて欠点を言うならば、リスニングルームが20畳くらいなのでスピーカー間隔をあまり広く取れてなく楽器の配置が中央に寄っているように聴こえた。
次にJAZZを聴いた。
音質が優しい感じなので、ピアノやシンバルなどの高音がもう少しハッキリ前に出てきて欲しかった。クラシック向きなのか?エージング不足かは分からない。
音場はやはり、モノラルに近い感じになり各楽器の位置が判りにくい。聴こえ方も左右だけではなく上下に聴こえた。
次に「竹内まりや」を聴いた。
左右には音源が広がっては聴こえるが、音質がフワッとした空気感があるのでいつも自分が聴いている音と異なる印象だった。自分の好みとして音像の輪郭がハッキリした方がいいかなとも思った。
部屋の大きさが30畳くらいあり、スピーカーの間隔が取れればオーケストラなんかはすごい迫力で聴くことが出来ると思う。
オーディオフェスタの「ノア」ブースで聴いたことがなかったので良い体験をさせてもらった。
では、また。