今日は「ロック」「クラシック」
以前に寺内タケシさんが亡くなってコンパクト盤のブログを書いたが、あまりに思ったより音が良かったのでアルバムが気になっていたところ、偶々ブックオフによってみたら中古レコードを置くようになっていて、そこの中にこのLPがあった。
最近中古レコードは、盤が反っていたりノイズがあったりとストレスになるので、あまり買う気になっていなかった。
今回迷ったが、検盤してみると帯は非常にきれいだし、盤もほとんど傷らしいものはない、ラベルセンターには、擦れヒゲはない。
安いので購入することにした。

ペラ見開きジャケットなので、内側にはどうしても紙焼けが少しはある。

しかし、発売してから55年経っているのだ。
それにしては、まったく傷、破れがなくきれい。

この頃は、1500円だったようだ。
ビートルズは、1800円だったと思う。
現在は、4400円くらいで高くなった。

型番がSKK366であるが
ジャケットの側面には漢字書きになっている?
時代か?数字で縦書きができなかったか?

表面は「レッツゴー運命」

裏面は「Let's GO CLASSICS」

アルバムのジャケット写真
この写真より次のコンパクト盤の方が良いように思う。

コンパクト盤のジャケット写真
寺内タケシとバニーズのメンバー紹介

リードギター
寺内タケシ
エレキギターはモズライトがやはり良い!

リズムギター、ボーカル
鈴木義之

サイドギター、ボーカル
黒沢博

ベース
小野肇

ドラムス、尺八、ボーカル
井上正

エレクトーン
荻野達也

レコード盤は重量がある。
12曲入り
A面 17分17秒
B面 16分10秒
今回の中古レコードは、55年も前のものだが反りがなかった。

曲目

録音時間が短いわりには、かなり内側までカッティングしてあるので、
溝幅が大きいということになり、音が良い。

STREOPHONICの文字がカッコイイ

品番がSSK366なのに
なぜかSKLB1558の品番がある。
日本盤なのになぜ?このレコード以前の初回盤なんてあるの?
プレス工場の番号だろうか?
感想
やはり、音・演奏が抜群に良い。
55年も経ってからこのアルバムを手にするなんて考えもしなかった。
当時は、子供だったので4曲入りコンパクト盤しか買えなかった。
みんなレコード盤がなかなか買えなかった経験をしていたようだ。
ステレオ装置も出始めたばかりで、ビートルズでもMONOや疑似ステレオが多かった時代。
この頃の録音は、バンドのみの音が入っているので後期の寺内タケシのアルバムより生々しくていい。
グループ感が抜群!
今聴いても飽きが来ない。
アナログレコードも現在のある程度よい装置で聴くとCDより高音質で聴くことができる。
それもあって、レコード盤が復活したと思うが1つ欠点がある。
それは、レコード盤そのものの造りが全く進歩がなく、ましてや後退しているくらいだ。
製造メーカーが高級アナログプレーヤーばかりを造ってもそれを再生するソフトの品質が悪いと音に影響してしまう。
ソフトは、レコード会社が考えることではある。
反らない、ノイズが出にくい、洗浄しなくてよいなどなど。
レコードに対するストレスを少しでも無くなれば、これからも長くレコード
時代がまた続くと思う。
では、また。