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岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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モンキーズの貴重な帯

2021年02月13日 | ロック
今日は「ロック」

ザ・モンキーズの4曲入りコンパクト・レコードの紹介。
「恋の終列車」

モンキーズのデビューLPからの4曲を抜粋。

A面
1.恋の終列車
2.ダンスを続けよう
B面
1.明日の太陽
2.サタデイズ・チャイルド

コンパクト盤は、良い曲が入っているので、当時アルバムが買えない人は良く買っていたと思う。今聴いても、そう思う。

このコンパクト盤は、珍しく帯が付いている。中古で滅多に見たことがないが、帯のない盤は見たことがある。

帯のないジャケット写真
当時、日本盤のアルバムはこの写真ではなかったので、断然こちらの写真の方がカッコイイと思う。
後々4枚目、5枚目のアルバムジャケットは、日本盤の方がセンスがあったと思っている。
しかし、デビューアルバムは違ってしまった。残念!!
見開きジャケットでもなかった。

ジャケット裏面
もう53年前くらい前の物だから少し黄ばみが出てしまった。
当時、子供だったにしては扱いがいい方だと思う。
オーディオ装置も今と比べ物にならないくらい悪かった。でも、当時は良い装置とは思っていた。
オーディオは、世の中にトランジスターが出てきた時だった。
だから、ラジオで聴くことを前提としてMONOが多く、特にシングル盤はほとんどビートルズもモンキーズもMONO盤だった。
ビートルズでもコンパクト盤にだけSTEREOで入っている盤もあり、当時はこれが悩みの種でもあった。


帯は特典付になっているので、この懸賞に応募して送ってしまった人は帯がなくなってしまったことになる。
私もビートルズでこのようなことになってしまった帯なしアルバムがある。
後々、帯がこんなに大切ものでカッコイイものになるなんて考えもしなかったよ。中古市場では帯ありと帯なしでは値段がまったく違ってしまう。
日本人感覚だろうか。

「特典付」と書いてある。
たぶん、当時私はまったく興味がなかったのかもしれない?

ペットのサルかハンカチがもらえたようだ。
なかなか当たらないと思うが?
特賞は1名ですよ!


昭和42年だから53年くらい前になる。
まだ、このレコードが今でも聴けることが凄い!

内袋もしっかりしたもの。ベルマーク付き。

レコードレーベル写真

レコード番号が(SPY-586)になっているので、輸入原盤だろうか。
音は結構良いと感じた。
当然、LPよりは劣る。高音質を望むならCDの方が良いかもしれない。
たまに、アルバムとミキシングが異なる場合もあるので面白い。


余談
以前書いたモンキーズ・ブログにコメントを頂いた鈴木さんはこの前Analog雑誌に掲載されていてビートルズとモンキーズの専門家で偉い方と知ってビックリしました。
また、見てくれているといいのですがね。
なかなか、ビートルズ番組は多くてもモンキーズをいつまでも思っている方はどれだけいるのでしょうか?
いつか、モンキーズの雑誌や歌詞の全集を出版してほしいのですがね。

モンキーズについては、ビートルズのアメリカ対抗バンドとして結成されたのだが、よくメンバーで演奏はしてないからどうなの?とよく言われてるが、大人の今考えると自分たちで演奏していないバンドは沢山いてるし、曲が良くて歌もうまければ全然良いと今日は思える。メンバーたちは、ビートルズのように演奏して録音したかったみたいだが、歌がうまいが演奏がいまいちなので仕方がないところだ。
普通の歌手のように、またデビュー盤のように、プロの演奏による録音を沢山残してほしかったのが本音かな。

では、また。






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