Not doing,but being ~在宅緩和ケアの普及を目指して~

より良い在宅訪問診療、在宅緩和ケアを目指す医師のブログ

旅立ちー死を看取る

2010-05-30 13:37:09 | 旅立ちー死を看取る
ホスピスに勤務したての時期、2002年頃であったと思いますが、
病棟でこの、「旅立ちー死を看取る」という小冊子に出会いました。
(以前のブログでも簡単に紹介させて頂きました)
これは、アメリカの元看護師のバーバラ・カーンズ(Barbara Karnes)
という方が書いた"Gone From My Sight: The Dying Experience"
という冊子で、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団から翻訳された
ものが配布されていました。

これは、人が弱り、死に向かう過程を、一般の方々に分かりやすく
簡潔に、そして優しい言葉で書かれた冊子です。
簡潔ですが、残される家族が知りたい内容が、実にしっかりと
書かれた本だと思います。

残念なことに、既に配布が終了しており、手に入らなくなっていますが
良い内容なので、これから何回かに分けてここで紹介させて頂こうと
思います。この冊子は無料で配られたものですが、著者のカーンズさん
とは面識ありませんし、許可を得ている訳ではありません。
著作権等で問題になるようであれば、速やかに削除させて頂きます。