オホーツク高気圧が張り出してきて根室地方をすっぽり覆いました。ようやく
寒気がしっかりしてきました。雪虫が飛んだのは2日前、彼らはやはり察知して
いました。寒露の朝。
おばんです。
★ 気あらしの朝 ★
天気予報を見て冷え込むと確信して、空気が澄む夜明けと亜種ヒシクイの朝の
飛び立ちを撮るために日の出前に風蓮湖に到着。
今朝は水平線に雲がありません。上の方にすじ雲がありますが、すっきりとし
た天空です。風蓮湖の水面はさざ波が立っていますが、穏やかです。
ヒシクイの声が葦帯から聴こえ出し、太陽の光が東の雲を赤く染めだした時、
水面から霧が湧きあがってきているのに気づきました。
水面に漂うように上がってきます。気温は4℃。極端に寒くはありませんが、
10月上旬にしては珍しい「気あらし」です。
内陸から西風が吹き、湖面に流れ込んでいます。この冷たい寒気が湖面の水蒸
気を冷やし、霧を発生させているとこです。
太陽が顔を出すと霧が立ちあがってきました。上昇気流が生まれているのです。
これこそ、気あらしです。気あらしは北海道で生まれた言葉ですが、今や全国区。
各地で見られます。
光に照らされ、鮮やかに赤く染まってきました。湖面の真ん中で濃く立ち上がっ
ています。水深が深いと水温が高く、寒気に強く反応し、霧が発生しやすいよう
です。
霧が上昇し、上の方で薄くなり消えていきます。幻想的な湖面を演出して行きます。
森から降りた風よりも川から流れ込んだ空気が冷えているのか、河口の付近の
湖面にたくさん発生しています。
気象用語では「蒸気霧」と言いますが、北海道ではどこでも「気あらし」と言い
ます。漁師が当てたと言われていますが、当て字といえ、絶妙なよき言葉です。
この日はヒシクイたちの飛び立ちが遅かったのです。寒かったんかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます