江少剣ブログ

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55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百十九本目!

2024年01月21日 | 一刀貫の剣究室

昨夜も基本の男の子二人と、一緒に面打ちの稽古など致しました。二人の大きな「メン!」という澄んだ声を聞くと、私も改めて気が引き締まりました。一刀貫です、おはようございます!

その後Y崎先生とT川先生に稽古を頂きました。考えていたのは、左足と左手で打つこと。これはもう、全然ダメでした。ここぞ、となると右手に力が入る。力が入ると、肩が上がる。となると全然遅いし居付くし、そういう自分に気が付いてしまうので、心も負けて来てしまう。まさにな気分でした。
また技の面では、小手技や胴。打ってはみるものの、まるで手ごたえがありません。打っていて全く「よし!」というような気がしないのです。先生が打ってこられるのをただ待って当てただけ、冴えも無ければ、理合いも意味も無いからだと思います。小手は悪い癖、打った後に左手が体の中心からズレるのも自分でわかってしまってまた。そうなると最近一番悪い癖だと思っている「気持ちが切れる」が出てきます。まだまだ真剣みが足りない。反省ばかりの昨夜となりました。

最近こんな本を読み始めました。剣道をする者にとっては「神様」のようなお二方、小川範士九段が持田範士十段と百回稽古をして、その内容をつぶさに記録して分析したものです。
技の面では、やはり左手左足がとても重要だと説かれています。また呼吸を下げる、とあり、一般の人は口やのどで呼吸するが、これを丹田まで下げる、くらいはまだ分かるのですが、さらにくるぶしまで下げるとか書かれていて???でした。そんな感じで、技の面でも気持ちの面でも、分かったり分からなかったりもありますが、非常に面白く読んでいます。すごいなと思ったのは、持田範士は十段のお免状を持ってきた使いの人に、ぽいとお免状を返して「こんなものもらえない」と言ったそうです。十段は完成された剣士だとすれば、自分はまだまだそこに到達は出来ていない、値しないと。四段ごときで浮かれている場合では、ないのです。

また小川範士の凄まじい真剣み、がひしひしと伝わってきました。小川範士をして「天才」と書かれている持田範士から、毎回何かを得ようという強い気持ちが文章の間から感じられます。大体自分の稽古をここまで細かく記述して分析できるって、どれだけこの稽古を大事にされていたかが伺えました。

そう、私に一番足りないのはここなのではと思わされました。剣道に対する、また先生から頂戴する稽古への、真剣み。私は元来ぬるい人間ですが、竹刀を交えている間だけは、一撃必殺の斬り合いをしていること、一瞬たりとも忘れてはいけないと思わされます。

改めて気を引き締め、今後の稽古に臨みたいと思います。

ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!

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