バラ色の人生 第10話

■第10話

ソンムンを呼び出したスニ。
「一緒に病院へ来て」と言うのですが、
ソンムンは相手にしてくれません。
「もしも私がいなくなったら、子供たちのこと育ててくれるわよね？
子供たちに寂しい思いをさせないって約束してくれるわよね？」
とスニは言うのですが、スニが離婚を決意してくれたと期待して
やって来たソンムンは、
「益々お前のことが嫌いになったよ。
もう顔も見たくないし、声も聞きたくない！
もう電話してくるな！離婚もしなくていい！
顔さえ見なければそれでいい！」と言って去って行ってしまうのでした

ヨンイのもとへ行ったスニ。
「あなたの花嫁姿が見たいの！
だから、早く結婚しなさい！」と深刻な顔をして話すスニに
ヨンイは、「どうしたの？突然 いなくなるみたいに。
あんなヤツのために死ぬなんて考えちゃダメよ！
姉さんの命がもったいない！」と言うのでした。

スニがチョルスが頼りにならないし、
夫ソンムンも浮気をしたから、
父の面倒をみてくれるしっかりした義弟が欲しくて
ヨンイに結婚するように説得しようとしたのか？と考えたヨンイは、
交際中のジョンドに「本当にムカつくわ～」と話すのでした。
その日、ヨンイは ジョンドに誕生日プレゼントとして
ネクタイピンをプレゼントしました

ジョンドの執務室で2人っきりで話していたのですが、
そこに ジャンミがノックもせずに突然 入ってきました
「挨拶に来ただけだから」とヨンイはすぐに帰って行ったのですが、
ヨンイがネクタイピンをプレゼントしたことを察したジャンミは、
「趣味悪いわね・・・」と言ってネクタイピンを投げ捨てるのでした

家族にミジャを紹介することにしたソンムンは、
焼肉店に母親と妹夫妻を呼び出しました。
ミス・ポンとソンへの子供は留守番
子供の世話を押し付けられたミス・ポンは、スニにそのことを話しちゃった

微妙な空気が漂う中、ソンムンは家族にミジャを紹介しました。
「子供は誰が育てるんだ？
そちらさんの息子とうちの娘たちを一緒に育てる気はないのか？」
とソンムン母はミジャに尋ね、ミジャは答えをためらうのですが、
一生 ソンムンに添い遂げることを約束し、
ソンムン母にカーディガンをプレゼント
可愛らしいカーディガンをもらったソンムン母は、
ご機嫌になり、今までケチな嫁スニで苦労したことを話すのでした～。
家族を味方につけて、ソンムンとミジャは安心するのでした

家に帰ったソンムン母とソンへ夫妻。
楽しそうに帰って来る様子をスニは待ち構えていたのですが、
スニは 3人を睨み付けるだけで何も言わずに去って行くのでした・・・

ご近所さんから「ヨンイのお見合い相手にいい人がいる」
と勧められたスニは、早速 ヨンイの家へ行ったのですが、
マンションの入り口からヨンイはジョンドと一緒に出てきました！
別れ際、抱き合う2人
スニは少々驚きながらも 隠れて様子を覗っていました。

ヨンイに恋人がいることに安心したスニは、
「彼に会わせて！早く結婚しなさい！」と急かし、
ヨンイは、交際2年でジョンドは独身とウソをついて
スニと一緒に食事をしました
「式は今月中に！」としつこく迫るスニに
「私の人生にいちいち干渉しないで！
姉さんなんか結婚しても不幸なくせに！
姉さんみたいになりたくない」とヨンイ。
「今まで姉として母親代わりとして育ててあげたんだから、
結婚して恩返ししなさい！」と言ってスニは去って行くのでした・・・

ルックスも良く、経済力もあり、家柄も良いジョンドのことを
すっかり気に入ったスニは、早速 父親にも報告。
「お前よりも先に、父親である俺が会うべきだろ？」
と父は嫉妬していました。
スニは、今月中（あと1週間程度しかないけど）に結婚させることを
諦めていないようです
しかも、父親には いつもお世話になっているスーパーのおばさん
を勧めていました

ソンムンは、母親へのポイント稼ぎのために
ミジャを夕飯の手伝いに行かせました。
手料理と新鮮なタコを持って行ったミジャ。
そこに帰って来たスニは、賑やかなパン家の様子に気付き、
ドアをこっそり開けて中を覗いてみると、
「これからは、ニセダコを食べずにすむわ～
家族だと思ってちょくちょく遊びにおいで。あんたがこの家の嫁や～」
とソンムン母はミジャのことをすっかり気に入った様子・・・

悔しくてたまらないスニは 家に帰って焼酎を飲み、
夜中に酔っ払ってソンムンに電話をしました
「パン・ソンムン！私はまだ死んでないのよ！
あんたの妻で、この家の嫁なの！
よくもあの女を出入りさせたわね？」と言うスニに
「俺もやりたいようにやっているだけだ。早く死んでくれ！」
とソンムンは冷たく電話を切ってしまいました・・・

何としてでもヨンイを今月中に結婚させようとするスニ。
ジョンドを説得しようと、会社の前で待ち伏せするのですが・・・
ジョンドはジャンミと食事に出かけてしまいました
「ヨボ～」とジョンドに近づくジャンミを見てしまったスニは、
ジョンドが既婚者であることを知ってしまいました
ヨンイが騙されていると勘違いしたスニは、
ヨンイの家へ行き、「男を見る目がないわね」と注意するのですが、
ジョンドが既婚者であることを聞いても驚かないヨンイ。
スニは、ヨンイが不倫をしていたことに気付き、
泣きながらヨンイを引っ叩き、責めました
「一生懸命育てたのに、こんなことするなんて・・・
これからは妹でも何でもない！」
スニは怒ってヨンイの部屋を後にするのですが、
1人で泣きながら荒れているような物音を聞いたスニは、
心を痛めるのでした・・・

その夜、ヨンイはジョンドに電話して
スニにバレてしまったことを話しました。
「バレてほっとしたわ。
思いっきり怒鳴られて、叩かれた。
姉を傷つけてしまったことが、なによりもつらい・・・
寂しくてたまらないから、今すぐ来て！」
と頼むヨンイなのですが、
「今日はダメだ」とジョンド。
ジョンドは、ジャンミとの結婚5周年の記念日だったのです。
その日 ジョンドはジャンミに優しく接しました。
ジャンミはそろそろ子供が欲しいようです・・・

翌日 胃痛に苦しむスニは、薬を買うために薬局へ行こうとしたのですが、
途中で パン家を訪ねて来たミジャと鉢合わせ
「話があるから後で寄ってもいい？」と言うミジャに
「話すことはないから来ないで！」とスニ。

パン家へ行ったミジャ。
スニがお金を使い果たしてしまうのではないか？
と心配していることを話すと、
「あんた お金持っているか？
離婚しているんだから、お金ぐらいあるだろ？
とりあえず アンタのお金で式を挙げなさい！」
とミス・ポンが言うと、ソンムン母もソンへもそのアイディアに大賛成！
それに加え、「子供は男親が引き取るものだ。
うちの子はいつ連れて行ってくれるんだ？
早く一緒に暮らしたほうがいいだろ？
アンタの子供は早く前の夫に預けなさい！」
とソンムン母は言い出し、ミジャは激怒するのでした

ソンムンと一緒になるためには、息子テドンを手放さなければならない
厳しい現実を突きつけられたミジャは、悩みに悩んで
以前から交際していた年配の男性に会いに行きました。
「私と結婚しましょう」と紳士的にプロポーズしてくれた男性に
「私の息子テドンを実の子供のように愛してくれますか？
お金はないけどいいですか？」と不安気に質問するミジャ。
すると 男性は、「私の子供は独立していますので、
テドンを実の息子として育てます。当然 私の息子になるのですから。
お金はなくても大丈夫です。
ミジャさんに借金さえなければ大丈夫です。」と答えました。
借金について、困った顔をしながら「ありません」
と言ったミジャだけど、嘘だよね？

ヨンイにフォローの電話を入れたジョンド
「今 空港にいるんだ。
ひとりで日本に出張へ行って来る」
と言っていたけど、本当はジャンミと一緒！？

小学校まで娘たちを迎えに行ったソンムン。
娘たちを食事に連れて行き、"新しいお母さん"として
ミジャを紹介するのでした・・・
次女ソマンから電話でそのことを聞いたスニは、
場所を確認して出かけて行くのでした
スニ、怒鳴り込んじゃうの！？

そんなところで、第10話終了です