チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

ベートーベン・ウィルス 第16話

2010-09-15 14:39:26 | 韓国ドラマ ハ行
■第16話 沈黙の戦い

市響の練習中にやって来た係長。
新しい市長チェ議員が"解任審議案"を提出し、カンマエを市響から解雇しようと
していることを伝えるのですが、「そういう話は練習が終わってからにしてくれ!」
とカンマエは係長を相手にしないのでした・・・

チェ議員と会う約束をして 前市長と一緒に待っていたカンマエでしたが、
チェ議員は30分遅刻。カンマエは、「私は市長が勝手にクビにできる人間ではない!
解任案など必要ない!私から辞めますので。」と言って去って行くのでした。
チェ議員、プライドが傷ついたみたい。

カンマエが"クビにはならず、辞任する"という考えであることを知ったヒョックォンは、
市響の給料の支払いが遅れていることや、カンマエがいないと市響の存在自体が
危ういことを話すと、「お金のことは私が解決する。辞任するのはその後だ」とカンマエ。
ヒョックォンは、「ご立派ですね。ご自分だけが・・・」とカンマエを非難するのでした!

夫の浮気を疑うヒヨン。
出かけて行く夫を尾行して行ったのですが・・・
夫は、ヒヨンよりも年上と思われる足の不自由な女性と一緒でした
ショックを受けたヒヨンは、練習に集中できません。
練習後、「相手が若い子だったら仕方ないと思っていたけど・・・
外見ではなく、内面に惹かれたのね。情が移ったのよ・・・」
とルミに苦しい胸のうちを話すのでした。

そんな中、練習を続けるマウスフィルでしたが、ゴヌは 団員たちのスキルが
上達しないことに苛立ちを感じ、キツイ言葉で罵倒し始めました
人が変わったようなゴヌに反発するヨンギたち。
そんなゴヌに「最近のあなたはカンマエみたい。それも、嫌な面ばかり似てる。
私はあなたが天才かどうかは分からないけど、人を惹きつけるようなところが
好きだった。みんなをまとめていこうと、目線を合わせて時間をかけて
説明してくれたじゃない。どうしたの?」とルミが言うと、
「強くなれと言われたんだ。このチャンスを逃したら、先はないんだぞ。」とゴヌ。

大学で作曲の勉強をするルミ。
主旋律を邪魔しないように奏でる"対旋律"を作ることになり、
"森の中を歩いていると、反対側から人が歩いて来る。それが対旋律だ"
と先生に言われたルミは、カンマエを想像して作曲しました。
先生の評価は、「悪くはないが、キツイな。性格の悪い男だな」だって

カンマエが辞任しようとしていることを知ったルミは、
カンマエに会いに行き、「先生が逃げる姿は見たくない!私はこうやって先生を助けたい。
先生には堂々としていて欲しい。私が好きだった先生は、そういう人だったから・・・」と言うのでした。

チェ議員に会いに行ったカンマエ。
「私の側近になってくれたら、今までで最高の待遇をするし、
市響の給料もちゃんと出します」とチェ議員。
カンマエは、チェ議員の申し出を受けることにしたようです。
それを知ったヒョックォンは責任を感じ、「辞任してもいいんですよ」
と言うのですが、「ここに残るためには、こうするしかないんです。
私は泥にまみれる覚悟です!」とカンマエ。

カンマエが市長就任式でポップス"マイ・ウェイ"を演奏することを承認した
という話は、マウスフィルのメンバーたちにも広まりました!
しかも、カンマエは就任式のための練習をしていないそうで・・・
それを聞いたゴヌは、「嫌だったら断ってください!」とカンマエを説得しようとするのですが、
カンマエは真意を語ろうとしません。

そして、市長就任式当日。
市響の団員たちが「まだ楽譜をもらっていない!」と騒いでいる中、
カンマエにバイク便が届きました
ヨンギをはじめマウスフィルの団員たちから
「就任式で演奏しないで欲しい!」というメッセージでした

就任式が始まり 新市長が挨拶。
いよいよ市響が演奏する時間がやって来ました。
カンマエがポップスを演奏するのか?注目される中で 市響の団員たちに配られた
楽譜は"4分33秒(4'33")"。
1952年にジョン・ケージが作曲した 音楽の常識を覆す、無音の音楽なんです!

壇上に立ち、指揮を始めたと思われるカンマエなんですけど・・・
いくら待っても音楽が奏でられません!
不安になった市長がカンマエに声をかけると、
指揮をとり始めて33秒後に「1楽章が終わりました。」とカンマエ。
会場内外の様々な音を音楽として感じるための作品なんだと説明しました。

テレビでその様子を見ていたヨンギたちは
「さすがカンマエ」と大喜び♪

就任式の会場にいたゴヌは、昨日 カンマエが自分の問いに何も答えてくれなかった
意味を理解し、カンマエと自分の実力の差を痛感したようで、
「早く年をとりたい」とルミに話すのでした。

その夜、マウスフィルの練習では ヨンギとゴヌの気まずい雰囲気が続いていました。
カンマエの公演を観て経験不足を痛感したゴヌは、ヨンギら団員たちに
この前 キツイことを言ってしまったことを詫び、
「もっと練習しないと 今回のラストチャンスもクリアできない!」と説明。
すると、ヨンギやイドゥンたちも今回のチャンスを生かすために
練習量を増やすことに合意
マウスフィルは、一気に雰囲気が良くなり 練習に精を出すことにするのでした~

こうして迎えた市民コンサートの日。
会場入りの準備をするゴヌたちでしたが・・・
オーボエをうまく吹けなくなり、ガビョンが失踪!
イドゥンとヨンギはガビョンを捜しに行ってしまいました

その頃 ヒヨンは、浮気について夫を問い詰めていました。
夫の浮気相手は、棋院の受付の女性だそうです。
会社を退職しても家の中では威厳を保とうと威張っていた夫でしたが、
内心は違っていたようで、「話を聞いてくれる相手が欲しかった」とのこと。
今はもう その女性とは別れたようです。
「私がいるじゃない!私もあなたと話がしたかったの!
昔、チェロを弾く私のことが好きだってあなたが言ってくれたから、
もう一度チェロを始めたのよ!」と泣くヒヨン
ひとしきり泣いた後、我に返ったヒヨン。
公演の時間が迫っていることに気付きました
夫は、車でヒヨンを送って行き、公演を観に行くことを約束してくれました

公演40分前になっても会場に現れないマウスフィルの団員たち。
心配したカンマエとヒョックォンは、事務局に頼んで公演の順番を最後に
してもらったのですが・・・いまだにイドゥンとヨンギが現れません。
「市響の団員を代理に使えばいいから、お前らだけでも生き残れ!」
と言うヒョックォン。今回の公演で舞台に立たないと、イドゥンとヨンギは
クビになってしまうのです!ゴヌは、指揮者として決断に迫られます!

ヨンギとイドゥンは、駅でオーボエを吹くガビョンを発見!
ガビョンを息子に託し、2人は何とか団員たちに合流することができました
ところが その直後、団員たちが乗った車は渋滞に巻き込まれてしまい、
途中で降りて 会場入りすることに。

さて、間に合うんでしょうか?

そんなところで、第16話終了です


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